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1枚初動でイージーウィン!!ヌメロンデッキの魅力〜

今回は、調整や大会の場でも高いポテンシャルを発揮したヌメロンについて解説したnoteを書いていきます。

このヌメロンというデッキは動き自体はとてもシンプルで遊戯王を復帰したり始めたばかりの方におすすめできるデッキとなっております。

1. ヌメロンのデッキタイプと強み



ヌメロンは、ヌメロンネットワークを起点にして、瞬時に相手のライフを削り、ワンターンキルまたは盤面の制圧を図るテーマです。
ヌメロンネットワークから展開されるNo群は、モンスターとバトルをするだけで攻撃力が2倍3倍と上昇し、最後のNoが攻撃する際には、ワンターンキルによってゲームが終わる事も多く、ヌメロンネットワーク1枚だけで高いポテンシャルが発揮されます。
ヌメロンには、所謂「1枚初動」が豊富に存在し、ヌメロンネットワークにアクセスするカード全てが1枚初動となります。
元来、1枚初動が多いデッキには、閃刀姫や転生炎獣などのデッキタイプの様に、所謂「自由枠」に多くのスロットを割くことが出来る特徴があり、ヌメロンもその例に漏れません。自由枠を駆使して、環境のデッキ分布に合わせたメタゲームが出来る点は、トーナメントシーンでも大きな強みになると言えます。
また、ヌメロンには○○ヌメロンの様なデッキタイプが多く存在します。エルドリッチ要素を取り入れて、エルドリッチの罠の厚さを活かした「ヌメロンエルドリッチ」。
ライフカットの低さだけが課題だったサブテラーにヌメロンを補整し、ワンキルと妨害の両立が可能になった「ヌメロンサブテラー」。
エクストラデッキのスロットを割く点が課題となりますが、そこをクリアするデッキタイプであれば、理論上どのデッキとも共存させることが出来ます。環境に応じて様々なデッキタイプにシフトすることが出来るのもヌメロンの魅力の一つです。
1枚初動によって瞬時にライフカットが出来る高いポテンシャルと自由枠を豊富に使ったメタゲームを出来る点がヌメロンデッキの強みとなります。


2. 構築解説


現在使用しているデッキレシピはこちらになります。

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所謂「純ヌメロン」です。先に述べた混合型のヌメロンにしていない理由は、トーナメントシーンで勝ち上がるためには、既に確立されているヌメロンのポテンシャルを最大限に発揮することが最もスマートな形であると判断したからです。
混合型ヌメロンは、既にメタが確立された環境であれば高い対応力を誇示することが出来ますが、今期の様にトップメタの移り変わりが激しい環境では、その強みを活かすことが出来ません。であれば、ヌメロンの高いライフカット能力を活かすために、ヌメロンネットワークにアクセスする1枚初動を最大限投入し、ワンターンキルによるゲームの終着を目指す形が最も理想的で高い勝率に繋がると考えました。
では、採用カードの解説に移ります。

メインデッキ

・ヌメロンウォール

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1枚初動です。ヌメロンネットワークにアクセス出来る1枚であることから、3枚必須のカードです。墓穴の指名者が直撃するカードなので、タイミングを図る場面もあります。
②の効果によって相手の場に攻撃表示のモンスターを残しつつ、ライフを守ることが出来るため、特に覚えておきましょう。

・ダイナレスラーパンクラトプス

ヌメロンは、主体的に後攻を選択することがほとんどであることから、後攻時に活躍が期待出来るパンクラトプスはメインから無理なく採用することが出来ます。
ヌメロンネットワークを無力化する十二獣ドランシアや天霆號アーゼウス、電脳解門―朱雀は、ヌメロンにとって脅威とも言える存在ですが、パンクラトプスをワンクッション挟むことによって、安全にヌメロンネットワークを通すことが可能になります。

・海亀壊獣ガメシエル

先に述べた十二獣ドランシアや天霆號アーゼウスを処理する役割を担っています。また、ヌメロンを対面した場合、多くのプレイヤーが大幅なライフカットを意識して、モンスターを守備表示で展開します。その際に活躍するのがこのカードです。相手が意図していないタイミングで攻撃表示のモンスターが置くことが出来るため、相手のゲームプランを無視したライフカットが可能になります。除去したいモンスターがいなくとも、攻撃表示のモンスターを相手の場に用意するプレイは珍しくありません。

・増殖するG

無限泡影を除けば、このデッキ唯一の手札誘発です。増殖するGに期待できる役割は天霆號アーゼウスや真竜皇VFDなどのシステムモンスターに終着させないことです。相手へのドローというプレッシャーをかけることになり、カウンターを恐れた展開側にヌメロンの奇襲をかける流れが最も強力です。

・惑星探査車

1枚初動です。採用枚数に関しては、被りを防ぐために2枚にするという選択もありますが、このデッキの強みから遠ざかることにも繋がるため、枚数はフルにすべきだと考えています。
ヌメロンウォールと同じく、墓穴の指名者をマストに食らうカードなので、プレイする際は、伏せカードに注意しましょう。
・ヌメロンダイレクト
このデッキのキーとなるヌメロンネットワークで落とせるカードになります。
このカードは基本的に素引きするとゴミになってしまいますがヌメロンネットワークと一緒に引いているときにヌメロンダイレクトを発動することで悠鬼うさぎをケアすることができます。

・ヌメロンネットワーク

このデッキのメインウェポンです。灰流うららは問題ありませんが、あまり環境では今流行ってませんが幽鬼うさぎに弱いことは覚えておきましょう。

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