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新制限にも対応!!雷鳥でマリガン〜アーティファクトサンダードラゴン

今回はこの前の朝霞杯で使用したアーティファクトサンダードラゴンについての解説記事です。

1.アーティファクトサンダードラゴンの利点

この項目ではアーティファクトサンダードラゴンについての利点について書いていきます。

①先行時の強さ

アーティファクトギミックを採用することでアーティファクトデスサイズを投入することができる為、こちらの動きが動けない又は超雷単騎スタートの場合もアーティファクトの神智を引いていればアーティファクトデスサイズで今、環境に多い十二鉄獣や電脳、LL鉄獣、純十二等、エクストラを多用するデッキに強い拘束力を発揮することができます。

②動けないハンドでも戦えるハンドのパターンが増える

これは①の話に繋がりますが神智を引いていれば神智で相手の動きを1ターン止めることが次の自分のターンにアーティファクトをリリースして雷獣や雷電を出して動くことができるパターンやうららを召喚してカオスルーラーから動くことが可能になります。

③盤面を返した後、妨害を踏み切った後もアーティファクトが強い

これは十二鉄獣想定の話ですが相手のリボルト等の妨害を雷龍融合を使い踏み越えた後に盤面を返しギミックで妨害を用意することができなくても返しの相手のターンにアーティファクトの神智からアーティファクトデスサイズを出すことで実質ワンターンスキップになり、次の自分のターンの雷龍融合の動きから盤面を返して妨害、またはワンターンキルを狙うことができます。

④素引きのアーティファクトも生かすことができる

素引きしたアーティファクトデスサイズは他のデッキに関しては相手に割ってもらうことを祈るくらいになってしまいますがアーティファクトサンダードラゴンは雷神龍サンダードラゴンの効果で相手ターンに自分の伏せのアーティファクトデスサイズを割ることができ素引きした場合もアーティファクトデスサイズの効果を他のデッキより使いやすいです。

⑤天雷震龍サンダードラゴン

天雷震龍サンダードラゴンで神智とデスサイズを一緒に引いてしまっても天雷震龍サンダードラゴンで雷鳥龍サンダードラゴンを落とし相手ターンに雷鳥龍サンダードラゴンを使える状態にすることがデッキにアーティファクトデスサイズを戻すことができます。
またアーティファクトロンギヌスの効果に墓穴の指名者を貰ってもチェーンして天雷震龍サンダードラゴンの効果を使うことで墓穴の指名者をケアすることが可能です。

⑥アーティファクトへのアクセスがしやすい

サンダードラゴンは闇の誘惑や雷鳥龍サンダードラゴンがあり、他のデッキよりドローするギミックが多く採用されています。
また今回の構築には金満で謙虚な壺も採用しています。
ドローギミックの多さで先行時にアーティファクトの神智を引ける確率が他のデッキよりずば抜けて高いです。

2.カオスサンダードラゴンとの差別化

今、環境で見るサンダードラゴンの構築はカオステリトリーやワイバースター、コラプサーペントを採用したカオス型が多いですがこの項目ではカオス型ではなくアーティファクト型を何故、使用したのかを説明していきます。

まずカオス型の利点について簡単に書いていきます。

カオス型の利点
・カオステリトリーにより安定感
・天球やリンク数を伸ばせることによる妨害の質の向上
・手数の多さ
・カオステリトリーによりリソースも若干回復しやすい

等が挙げられます。

次に欠点について書いていきます。

カオス型の欠点
・アーティファクトロンギヌスにめちゃくちゃ弱い
・電脳に対してそこまで強い妨害を作りにくい
・原始生命体ニビルが重くなってしまう
・自由枠が少なく誘発を多く採用した場合に自分の動きに大きく支障が出やすい


等が挙げられます。

カオスサンダードラゴンはアーティファクトロンギヌスを電脳より重くもらってしまい電脳はアーティファクトロンギヌスを貰った際もハンド次第ではvfdに辿り着くことが可能ですがカオスサンダードラゴンはアーティファクトロンギヌスを貰ってしまった場合、天球の妨害は成立せずリンク数を伸ばすことも難しいです。
よくてマスカレーナ➕融合体の盤面だと思います。
アーティファクトロンギヌスを撃たれた際にリカバリーになり得る動きがカオスサンダードラゴンには少なく、サイド後の勝率が格段に下がりやすいです。
アーティファクトロンギヌスを貰ってもリカバリーできる動きがしにくいデッキを使用することは今期にはおいては得策ではないのかなと思います。

3.構築について

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この前、使用した構築になります。
メイン、エクストラ、サイドデッキと順番に紹介していきます。

メインデッキ

サンダードラゴンギミックはなるべく多めに採用した構築となっております。

細かい部分の採用理由についてメインデッキは解説していこうと思います。

天雷震龍サンダードラゴン

サイド後はロンギヌスが厳しくサイド後に残すかは難しいカードとなりますが天雷震龍サンダードラゴンがないと緑スタートからの雷獣を起動して動く場合、雷獣の択として雷鳥でマリガンするか雷電でサンダードラゴンネームをサーチする択どちらかしか選ぶことが出来ず天雷震龍サンダードラゴンを採用することにより、雷獣で雷電を出してそれを超雷にして雷電で天雷震龍サンダードラゴンをサーチして緑を除外して天雷震龍サンダードラゴンを出し、エンドに雷鳥を落とすことにより相手ターンになってしまいますが雷電と雷鳥どちらも使えて択を増やすことができます。
この動きはデスサイズと神智を素引きしてしまった際にとても重要でデスサイズを戻しながら後続を確保することができます。

増殖するg2枚

メインの誘発が増殖するg2枚なのは鉄獣十二や電脳に対して増殖するgが通りにくく増殖するgが被ってしまった際に動けないハンドが増えてしまうからです。

psyフレームギアγ

電脳や鉄獣相手に手札誘発として非常に強力なカードとなります。
また今回の構築は墓穴の指名者や抹殺の指名者を採用していない為、闇の誘惑や黄金櫃からのサンダードラゴン効果に対するうららに対抗するカードにもなります。
エクストラの部分で解説しますがpsyフレームロードラムダやカオスルーラーにも繋げられるのも強力で打てない状況になってしまった際にもpsyフレームロードラムダに繋げて自分の動きを通す為や相手の動きを妨害する為にpsyフレームギアγを使うことができます。
他にもアーティファクトの神智を確実に通す為のカードにもなります。

原始生命体ニビル

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