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四国のマーダーミステリー事情5 専門店舗設立

店の人間よりも店やマダミスの事情についてごりごり書いております。

BBR店舗拡張

隣のテナントが空くので、良い機会だという事で借りる事になりました。
ボードゲームの営業と言う面から見ると日曜日は満席になる事も多く、お客様を断るしかないという状況も多かったのです。
(3卓12人~15人程度のスペースですが)
マダミスをやっていない場合は、マダミスフロアで店員の手が掛からない常連層を受入れて、インスト等必要な顧客は従来のフロアで受け入れるスタイルが確立できる事に期待が持てます。

マーダーミステリーという面から見ると、今までは午前中に無理やり公演を行ったり、常連が貸切って持ち込みマダミスをしたり。
県外からの出張公演は月に1回程度あり、ボードゲームの営業を2日とも潰してしまう状態でした。
出張公演を行っても、隣でボードゲームの通常営業が可能。→月間の出張公演数が1回だったのが2回以上可能になる→マダミス狂いのコア層が根絶やしで予約するので月の売上のベースが作れるようになる。
また、初心者や知り合いだけでのみやりたいような層は午前中にマダミスをやるという敷居が高いと感じる人が多かったとヒヤリングしてます。
そういった層が昼夜貸し切り出来る事で遊ぶ回数が多くなり、客が育つと言った期待も持てるわけです。

4000円の壁

ラーメン屋さんにおける「1000円の壁」のような話。
らーめん才遊記の漫画にも出てくる「そばは1000円以上の値付けがあるのにラーメンでそれをやるとぼったくりに感じる」と言う問題があります。

これはマダミスで言うパッケージ型と出張公演の値段差で同じような問題が出てきます。
当初は「一回の公演に5000円払うのきついなぁ」って言っていた人間がこぞって予約しているような状態です。
一回体験してもらえれば刺さる人はそのままファンになってもらえるのですが、その一回目をやってもらう事に大きなハードルがあります。

かと言って値段を下げて一回でもやってもらうという手法は悪手であると考えます。理由は下記2点。
1つは値段に見合った「価値」という物があり、値段を下げる事で価値そのものが低下する。
2つ目は通常の値段に戻ったらリピート客にはならない可能性が高い。
無理して値段を下げてプレイヤーを増やすよりも、現状の値段で来てもらえるような人間をターゲットにして、広報活動を行うべきではないでしょうか。

誰をターゲットにするべきか? 分母を増やす先

出張公演に来て頂くGMの方々とお話しさせてもらえる機会がある時に大体聞いている質問「年齢層はどれくらいの方が多いか?」
大体返ってくる回答は「30代が一番多い」(紆余曲折ありますが)

毎月一定以上の金額を趣味に使える年代となると20代後半~40代くらいになるのではないかというお話です。
つまり、こう言った方にマダミスを知ってもらってリピート客として増やしてもらう事が大事なのではないかと。

都会では「店の差別化をして、ファンを作り固定客を取り込む」戦略ですが
田舎は「ターゲットを絞って、対象のマダミス人口増加の分母を増やす」戦略を狙っていきたい所。
田舎は高齢者が多いので、高齢者にも刺さりそうなマダミスというのも需要が増えていくんではないんだろうかと。

また、香川も各地でパッケージマダミスを遊んでいる片鱗を見かけます。
そういう方々に出張公演の存在やBBRがあるよと知ってもらう活動も大事かもしれません。(店に遊びに行ってリーフレットを置く等)

ターゲット層へ伝える手段

現在はホームページとツイッターの2枚看板での運用。
常連に聞いた話だと、マダミスを始めたきっかけに自分がツイプラで募集していたものを見つけて飛び込んでいったと言う話があった。
新たな顧客を掴もうとする場合は違う手法での宣伝を試みてみるのも良いかもしれない。
インスタグラムはターゲット層の年齢と合わないかもしれないので、おっさんの巣窟であるFACEBOOKを更新していくのは効果が高いかもしれない。

いずれにしろ、誰かがマダミスと言うものに興味を持った際に「香川 マダミス」や「高松 マダミス」で検索して上位の検索結果に上がりBBRを選んでもらえる状態になる為に、変わらず走り続けて四国のマダミスを牽引していける立ち位置を確立する事を目指すのが良いのかもしれない。

最後に

新店舗自体は今から内装を行うので、オープンは3月以降になると思われます。
これまで以上に出張公演でお声がけさせていただく機会があると思いますので、ぜひうどんを食べる観光がてらにお越し頂けたらと思います。

※自分は店員じゃありません。


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