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バーチャルキャスト配信を1年やってみて思ったこと(その1)


はじめに

こゃ~ん(挨拶)。お久しぶりです、吉田鵺です。
だいぶ更新していませんでしたが、今回は以前までの記事とはがらりと変わった内容をお届けします。

突然ですが、私がバーチャルキャスト配信をやり始めて1年となりました。

今回の記事は、バーチャルキャストの「スタジオ」で1年ほど配信をしてみて気づいたこと、思ったことを書き残していこうと思います。

「バーチャルキャストって気になってた!」「Vtuberになりたいけど生放送とか難しそう…」という人の参考になればと思います。
(ちなみにバーチャルキャストを使って配信をしている人のことはVキャスターと言うようです。一応念のため…)

かなり長くなってしまったので、分割して記事を投稿します。今回は「バーチャルキャストとは」というところを主に書いていきたいと思います。また、目次を利用して適宜読み飛ばしたり、興味があるところを読んでいただければ幸いです。

そもそもバーチャルキャストって何?

バーチャルキャストとは、株式会社バーチャルキャストが提供するSteam VR,Meta Quest向けのVR SNSプラットフォームです

主にニコニコ生放送やYoutube LIVEを使って配信している人が多いように思いますが、一応配信用途以外の設定もあります。
今回は詳細な説明を省きますが、興味がある方はバーチャルキャストの「ルーム」「スタジオ」で調べてみてください。スタジオとルームでかなり使い勝手が変わるので注意が必要です。

私について

こゃ~ん(挨拶)。吉田鵺と申します。普段はFF14をやりつつGTFOというゲームをやっています。そしてたまにバーチャルキャストで配信をしたり、凸者としてほかの人の配信にお邪魔したりしています。VRChatもアカウントを持っているのでごくまれにログインします。
バーチャルキャスト自体は2019年11月にダウンロードはしていたようですが、定期的に使うようになったのが1年前ということです。

ちょこちょこ出てくる緑髪の狐娘はくろちゃん(分霊)というアバターです。くろちゃんさん( https://twitter.com/ALL_Alone_kuro )により制作されたアバターをお借りしております。くろちゃん(分霊)は公開されてからずっと使っているのでかなり長い付き合いにはなりますが、ここで語りだすとそれだけでnoteが一つできるかもしれないのでまたの機会に…。
こっそりかわいいやつだけおいておきますね…?


私とバーチャルキャストの出会い

きっかけ

なんで急にバーチャルキャスト配信を始めようと思ったんですか?というところから。

一言でいえば「ニコニコプレミアム会員」の権利を手に入れたからです。

えっ?と思われるかもしれませんが、それだけです。
2022年の2月に、ニコニコ動画運営から「ニコニコプレミアム会員の権利を1か月付与します」というお知らせが届きました。
これは一度でもニコニコ動画プレミアムに登録したことがある人が一般会員として使っているとランダムで配られることがあるらしいです。
昔はブロマガも少し書いていたりしましたが、ブロマガのサービス終了とともにプレミアム会員の権利を解約していたので私にもそのお知らせが届いたようでした。
プレミアム会員と一般会員の一番大きな違いは「ニコニコ生放送」の放送延長がし放題と思っていたので、そこで私は

「せっかく権利もらったから生放送やろうかな…!内容はFF14か、バーチャルキャストかな」

と考えていました。
バーチャルキャストはたまーにちゅん吉さんの生放送
( https://com.nicovideo.jp/community/co5107184 )に凸するか、
ミクランド( https://mikuland.com/ )が開催されると見に行く程度の頻度で遊んでいました。

2022/01/22の生放送に凸したときの写真。
バーチャルキャスト配信は終わり際に凸者(ゲスト)との集合写真を撮ることが多い。
2022/02/03にミクランドに行ったときの写真。特大な初音ミクと写真が撮れる

一方FF14はほぼ毎日数時間ログインするくらいにはハマっており、極〇〇討滅戦や零式と言われる高難易度コンテンツをメインに遊んでいました。

FF14の配信をするとしたら、その辺の配信をしたら楽しそうとか思っていましたが、こちらは結果的には数回テスト放送をしましたがお蔵入りとなりました。やってみて思いましたが、私の画面が配信向きではなかったのです。

カメラを最大まで引いてFFをやっているので自分のキャラクターが配信にほとんど映りません。それにギミック処理のためにカメラをぐりぐりと回すので視聴者に優しくありませんでした。

バーチャルキャスト配信を始める

バーチャルキャスト配信を始めるのは思っているよりも簡単でした。基本的には配信ツール(OBSなど)PCVR環境があればいつでも始められます。

OBSはゲームのクリップを撮るのにもともとインストールしていたし、パソコンはゲームが趣味なのでVRにも対応できるゲーミングパソコンを使っていました。さらにVR環境はVIVE CEを2018年から持っていたので環境としては完璧です。ヘッドマウントディスプレイ(HMD)の性能としてはかなり型落ち感がありますが、配信をする上では問題ありません(コメントとか読みづらいときあるけども…)。

あとは個性を出すにはいろいろと工夫が必要ですが、その辺のノウハウは全くなかったので配信をやりながら、ほかの人の配信も見て勉強していこうと思っていました。

こうして第一回放送が2022/2/17に始まったのでした。

配信を始めた当時は「バーチャルキャストさえあれば配信できると思っていた」ためセットアップに手間取りましたが始めてしまえばこんなものです。先述したとおり、バーチャルキャストと配信ソフト(OBSなど)が必要です、お間違えの無いよう…。

この画面に映っているものはすべてバーチャルキャスト内で完結します。バーチャルキャスト内にはVCIと呼ばれる小物がいっぱいありますが、THE SEED ONLINEにあり、バーチャルキャストと連携することで持ち込むことができます。

頭にバルブを装着している図。THE SEED ONLINEより連携することでバーチャルキャスト内に持ち込むことができる。

バーチャルキャストはニコニコ生放送、YouTube LIVE、showroomの連携に対応していますが、おすすめはニコニコ生放送です。ニコニコ生放送と連携をしてからバーチャルキャストを起動して配信を開始すると、ニコニコ生放送にて入力されたコメントが文字としてバーチャルキャストの中に落ちてきます。
コメントが実体化して落ちてくるのは面白いですよね。バーチャルキャストを気に入っている理由の一つですが、この機能はバーチャルキャストの「スタジオ」のみで、同じバーチャルキャストでも「ルーム」として起動した場合はこのコメントは降ってきません。この切り替えはバーチャルキャスト起動時に選べるので間違えないように起動しましょう。

配信が盛り上がる機能

生放送をやってる人にとって視聴者からの反応・コメントはとても大事だし、大切にしたいですよね?
私の配信は何も決めずに、ただおしゃべりしましょうという感じで始めたためバーチャルキャストのことをほとんど理解していませんでしたが。しかし知れば知るほど生放送をやる人には面白い機能がいっぱいありました。

まずはハッシュタグ連携。今後のTwitter社の発表でどうなるかはわかりませんが、バーチャルキャストではTwitterに投稿された画像をバーチャルキャスト内に投下することができます。あらかじめ配信者が決めたハッシュタグをつけてTwitterに画像投稿してもらうとその画像がバーチャルキャスト内に落ちてきます。

視聴者さんからTwitterに投稿してもらった写真。
ハッシュタグ連携を使えば配信中のバーチャルキャスト内に画像が落とせる

そしてギフト機能。ニコニコ生放送と連携されたバーチャルキャスト配信では、ニコニコポイントを消費することで送れる特別なギフトがあります。Vギフトです。

貰ったVギフト(写真中央のカタツムリと下部のカエル)季節によって入れ替わる。

Vポイントで送れるギフトはアニメーションが入っていたり、エフェクトが入っていたりして見ていて楽しいものが多いです。ひと月ほどで内容が入れ替わるので季節感も出ていいですね。 

ギフトは無料で送れるものもあります。ニコニコ動画アカウントがあればギフトチケットが1日一回もらえるのでバーチャルキャスト配信をやっている人に対して気軽に送ることができます。

無料ギフトのチケットは1日で有効期限が切れてしまうので、ほかの人のバーチャルキャスト配信で使いたい場合は当日に引いておく必要がある。どうせ1日たてばもらえるのでどんどん使ってしまいましょう(無料ギフトは配信中にもらえるととてもうれしい)。

さらに、配信をしているとコラボ配信に憧れる、なんてこともあるかもしれません。バーチャルキャストでは配信者が部屋のルールを決めることができます。バーチャルキャスト社のホームページにガイドラインがありますが、基本的には自由です( https://virtualcast.jp/guideline/broadcast.html )

自分の配信に来ていただいた方と写真撮影。

配信中に誰かが入ってこられる状態(凸を開ける)にすれば、バーチャルキャスト内で表示され、誰かがゲストとして来てくれる可能性があります。
もちろん逆に誰かが配信をやっているときにお邪魔することもできます。しかし、凸をするときは凸先の配信をみたり、説明欄を読むなどしてルールを確認しておきましょう。相手も生放送をしていることがほとんどなので放送の流れを邪魔してしまうと放送の邪魔になってしまいます。凸先のホストにも失礼ですし、ホストの配信を見ている視聴者にも失礼になります。

窓辺ひなたさん
( https://com.nicovideo.jp/community/co3926035 )の
配信にお邪魔して記念撮影に混ざる図。
みんな個性的でかわいい。


配信の小道具、という扱いでは動画プレイヤーなんてものもあります。動画URLをクリップボードに保存してバーチャルキャスト内の「動画プレイヤー」を開くと、バーチャルキャストの中にいながら視聴者も一緒に見られる動画プレイヤーが開きます。
ニコニコ動画、YouTubeに対応しており、ニコニコ動画の動画であればコメントも動画プレイヤー内に流れるようになっています。


こんな感じにバーチャルキャスト内だけでも配信を盛り上げてくれる工夫があるので、とりあえずバーチャルキャストを使って生放送をやるだけで楽しい時間を過ごせると思います。バーチャルキャストのトップページから放送連携されている放送一覧が出ているので、いろいろな方の配信を見ることができます。


終わりに

今回は私がバーチャルキャスト配信を1年初めて思ったことのなかでも、「バーチャルキャストとは?」というところをメインに書いてみました。
長くなってしまったので別記事として後日続きをアップしたいと思います。

少しでもバーチャルキャストに興味を持ってもらえれば幸いです。

それでは!


普段眼鏡をかけてないアバターでもVCIによって眼鏡をかけることができる。


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