ニューラルクラウドに関して

1.前置き


  この記事はニューラルクラウドの設定や背景について簡単に書きなぐったものである。この記事を通じてニューラルクラウドとはなにか皆様にお伝えできたらと思う。この記事の性質上一部ネタバレ要素があるので気になる方はどうかブラウザバックしてほしい。

  まず「ニューラルクラウド」とは何かについて、「ニューラルクラウド」とはMicaが現在開発中の新作スマホゲームである。ジャンルはオートチェス+ハクスラで気軽にやれるカジュアルなスマホゲームを目指しているらしい。色々サンボーン全体での初めての試みを試行錯誤しており、つい最近サンボーン初めてのバトルパスが実装され、成果次第では他のゲームにも実装するとプロデューサーが明かしている。


ここからネタバレ注意!

2.背景

  ストーリーは少女前線の物語中の2063年(年は確定しているが少女前線のいつ頃の時期かは明言されていないため不明、だがおそらくNYTOに指揮官が拷問された後の出来事だと思われる。)に指揮官(前線と同一人物)は「ペルシカ博士(本物)」の依頼を受け電脳世界に自身の意識をアップロードすることとなった。
  依頼の目的は「ニューラルクラウドプロジェクト(以下NCP)」で起きてしまった「ゼロ事件」の真相を探し、行方不明の教授と人形たちを探すこと。NCPとは当時42LABとI.O.Pが研究していたマインドマップをクラウド保存する技術を研究するためのプロジェクトであった。2060年に臨床実験が実施されたが「ゼロ事件」と呼ばれているアクシデントのせいで試験に参加した人形やプロジェクト責任者とは音信不通になってしまったのだった。
  ペルシカ博士の助けもあり、指揮官は当時のプロジェクト責任者でもありペルシカ博士の後輩でもある「イリェタス博士」のアカウント情報を使用しニューラルクラウドプロジェクトの臨床実験が行われたスーパークラウドサーバー「マグラセア」にログインすることに成功した指揮官。
  だが教授としてログインした指揮官を待ち受けていたのは修羅場だった。NCPの臨床者である人形たち「エグザイル」の拠点「オアシス」がマグラセアの守護者であるはずの「ピュアファイヤ」に襲撃されていたのだ。次々と倒されていく人形たちの叫び声と混乱、状況もつかめないまま教授はペルシカやソール、クローチェの要請を受け彼女たちを指揮することとなった。
  彼女たちと共になんとか窮地を乗り越え、話を聞くことができた教授。彼女たちは3年前のNCPのゼロ事件のせいで本来割り当てられた「ニューラルクラウドセクター」からマグラセアの各セクターに飛ばされてしまった、しかも3年間の間休眠状態にあったのだという。ピュアファイヤは本来いるべきではないセクターにいる人形たちをイレギュラーとして認識し、粛清のために攻撃をしてくるようになってしまった。この世界では死亡しても現実世界のように本当に存在が消えるわけではないが、メンタルマップがフォーマット、つまり記憶がすべて消去されてしまうのだ。記憶が消えることを良しとしない人形たちは自身らのことを「エグザイル」と呼称し、精一杯生き残り、現実世界に帰還することを目標に行動し始めた。当時の教授が自身の権限を使用しマグラセアの開いてるセクターに「オアシス」を建造し、エグザイルの拠点、家とした。オアシスは演算量を使用することで敵から身を隠し、攻撃から身を守るためのバリアを展開していたが問題が発生しバリアが打ち破られ今回の騒動に至ったのだという。
  話を聞いた指揮官だったが、一息つく間もなくまだ残っている問題解決に乗り出すことになる。頼れる存在であるバリアだが、十分な強度を維持しつつ展開するためには大量の演算量が必要である。だが現在オアシスにはその演算量を賄う方法はなく、他のセクターから演算量を提供して貰う必要があった。


3.用語解説


「ニューラルクラウドプロジェクト」:前線の重要な技術である「マインドマップ」をクラウドサーバーにアップロード/ダウンロード可能にする技術を研究開発するためのプロジェクトであり、2060年に臨床実験が開始、スーパークラウドサーバー「マグラセア」で実験が始まった。
プロジェクトはI.O.Pカンパニーが資金提供を、そして42LABが頭脳を提供という形で進められた。臨床実験のため世界中から臨床者となる人形が集められた。試験中「ゼロ事件」というアクシデントが起こりマグラセアと現実世界が断絶されてしまうこととなった。

「マグラセア」:マグラセア(MAGRASEA),とは42LABが2053年にプロジェクトを設立、後の2057年に研究が完了した。このサーバーは正式に社外へ向けてクラウドサービスを提供するスーパークラウドサーバーである。42LAB最新鋭のAI技術の力を借り、マグラセアスーパークラウドサーバーには’’原住智能体’’と呼ばれる各セクターに固定で配置されているAIプログラムが存在している。彼らはユーザーのクラウド計算、データ処理などのサービス使用を手助けしてくれる、またマグラセアサーバー内のアンチウイルスプログラム’’ピュアファイヤ’’もサーバー内に高強度かつ全方面のセキュリティーを提供している。企業、政府、個人、など全員がクラウドサービスを使用でき、クラウド内の対応した各セクター内でデータ処理などを行うことができる。

「セクター」:セクターとはマグラセアスーパークラウドサーバー内の各エリアのことである。わかりやすい例えでいうとPCの各ドライブなようなものである。多くの企業は十分なストレージ容量、効率的なシュミレーション性能及び優勝なセキュリティなどの理由からデータをクラウド内のいろんなセクターに保存し、セクター内のAIプログラム’’原住智能体’’の助けを借りつつデータ処理や計算を行っていた。
すべての’’ニューラルクラウド’’プロジェクトに関わる人形のメンタルデータは。本来専用の’’ニューラルクラウドセクター’’内に保存されていた。

「流亡者(エクザイル)」:’’ニューラルクラウド’’のテスト中に事故が発生し、そのせいでテストに関わっていた人形たちはクラウド内の各地に分散して飛ばされてしまい、彼らは3年間の休眠の後再度目覚めた。’’教授’’の元で人形たちは集結しつつあり、自身らのことを’’エグザイル’’と呼称し始めた、この未知なるバーチャルワールドを探索し、生きるための資源を探し出し、ここを離れ現実世界に戻る方法を探している。


「オアシス」:教授が’’ニューラルクラウド’’プロジェクトの責任者としての権限で新たに拓いたセクターである。そしてエグザイルたちのマグラセアでの頼れる本拠地であり、家でもある。教授とエグザイルたちの努力と経営がオアシスの繁栄につながっている。

「智能体」:各マグラセアスーパークラウドサーバーに配置されているAIプログラムの総称で、クラウド内の各サーバーでデータ処理などを行う’’原住智能体’’、マグラセアに全方位的なセキュリティを提供するアンチウイルスプログラム’’ピュアファイヤ’’、ニューラルクラウドのテストに参加するためマインドマップをデータ化した後に現実世界からクラウドサーバーにアップロードした’’人形心智’’などが存在する。

「ピュアファイヤ」:42LABがマグラセアスーパークラウドサーバーの安全をメンテナンスするために製造されたAIアンチウイルスプログラムである。彼らは上位、中位、下位に分けられていて人類の命令には厳格に従う。
上位のピュアファイヤ達は’’逆バビロンの塔’’という監視塔内に常駐しており、クラウドサーバー全体の安全を守っており、まれにしか塔を離れない;
中位のピュアファイヤは上位の指令に従い各セクターを監視し、異常事態の防止に勤めている;
下位のピュアファイヤは智能が低く、上位、中位の命令に従う。それに加え、ソースコードに書かれた指令、すなわちマグラセア内の秩序を脅かすウイルスプログラムや、メンタルに異常が出た智能体を粛清することのみを行う。
人間の命令がない場合、指定されたルールに従って行動するので異変が起きたマグラセア内ではその行動は逆にマグラセアの秩序を脅かす存在になってしまっている。ゲーム内では敵としてエグザイルたちに襲いかかってくる。

「ペルシカ博士(本物)」:我らが天才ペルシカ博士、本編に登場する博士と同一人物である、16LAB所属。当時ニューラルクラウドプロジェクトのために自身を模して作られたペルシカ(人形)を制作し自身の研究の助手としていたが、やはりゼロ事件のせいで音信不通になってしまった。その3年後ゼロ事件は何者かの意思によって引き起こされたと分かる何かを発見した。そのためグリフォンの指揮官にゼロ事件の調査、行方不明のイリェタス博士捜索、そして囚われた人形たちを救い出すなどを依頼した。プロジェクトの責任者権限を指揮官に付与するなど最大限できる限りのサポートをしている。

「ペルシカ(人形)」:ペルシカ博士(本物)が自身をもして作った高性能人形、普通の人形より演算能力が非常に高く、世界中でも有数レベルの性能を誇るという。ちなみに彼女のボディの数値も本物と同じはずなのだが本物より色々大きく見えると大陸の教授たちの間で囁かれている。彼女も他の人形と同じくゼロ事件後にメンタルマップがマグラセアに囚われてしまった。ゲーム内ではメインキャラクターとして大活躍し、チュートリアルのナビゲーターとしても教授たちを優しく導いてくれる。

「イリェタス博士」:42LAB所属の研究員、性別はどうやら女性?な模様。初めての自身の意識をマグラセアサーバーーにアップロードした人間、ゼロ事件後に連絡が途絶。

4.自身の感想

ニューラルクラウドプロジェクトは少女前線の前に起きた出来事なため、前線に登場しているキャラクターたちも戦術人形になる前、つまり彼女/彼ら(ニューラルクラウドでは男性型の人形も登場する。)の民間用人形だった時の姿で登場する。彼女たちは以前なんの仕事をしていたのか、彼女たちの本名は何か、それを知る事ができるのである。そしてこの記事ではまだまだ解説しきれなかった要素などもあるので、それらの整理が終わり次第続編を書きたいと思う。とりあえずニューラルクラウドに関して第二弾目は設定関連ではなく、実際のゲームプレイにフォーカスした内容にして行く予定だ、ゲームシステムの解説からステータスの説明、強化の仕方や自分のスタメン人形たちの評価など…書きたい内容でいっぱいである。

ここまで読んでいただき感謝感激雨あられ、また機会があれば他の記事でお会いしたい。ではまた次の記事で。

2021 11月18日 Yosibill Twitter:(@Yosibill1)


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