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GREAT FXXKING MY WORLD

爆裂女子というセルフプロデュースのアイドルがいる。

前身の偶想Dropというアイドルグループが解散し残った4人がパンクロックをベースに『爆裂都市ーBURST CITYー』という石井聰亙監督の映画のタイトルからもじって作られたグループだ。

自分は本当にたまたま偶然だが前身の偶想Dropの定期公園が近所にある目黒の鹿鳴館だった事もあり、定期公演やリリイベや新宿BLAZEで行われた1stワンマンを観る機会に恵まれた。

紆余曲折あり、その偶ドロから4人のメンバーがセルフプロデュースで立ち上げたのが爆裂女子だ。

爆裂女子のライブを観るきっかけも掟さんのド・ロドロシテルの対バンとか本当に偶然だったと思うが、シンプルに動画の曲にまず惹かれた。この「GREAT FXXKING MY WORLD」はライブの終盤で歌う事が多い彼女達のアンセムとなっている曲だと思う。それはメンバーチェンジを経た今でも変わっていない。
※写真は爆裂女子を卒業し現在はナックルチワワというパンクバンドでボーカルとして活躍する零ちゃん。

「パンクってなんやろうね?」と、彼女達とも仲の良い後藤まりこさんがステージ上で言ってたのを観た事がある。自分は純粋にパンクで育った訳ではないけど大槻ケンヂを通してスターリンや町田町蔵や先人達のパンクを聴いた程度なので明確な答えは出せないけど、昨今の「楽器を持たないパンクバンド」と言われる数多のアイドルの中でセルフプロデュースの爆裂女子からはDIYの精神と、零ちゃんの持つ赤いメガホンやグループ名からちゃんと先人達へのリスペクトを感じる事ができた。

1周年を過ぎメンバーの卒業・加入がありながら今後どうなるかと注視していたが、リーダーのゆらぴこを中心に相変わらずギュウ農フェスのような野外やYOIMACHIの銭湯、ライブバスなど、どんなステージでも所狭しと彼女達は激しくライブを展開している。

そして今回、メンバーチェンジ後に初めてシングルとして発売されたのが超革命という曲だがMVはこれからの彼女達の革命の狼煙として、できれば多くの人に聴いて欲しいと思いこの文章を書きました。

【追記】
本当は零ちゃん卒業に合わせて途中まで綴ってた文章だったけど湿っぽい感じになるのも嫌だし遅筆で放置していたのをDIYの精神でリサイクルした笑(タイトルが一個前のMVなのはその名残…)来年1月には新宿MARZで二周年記念ワンマンもあるので気になってる人は一度ライブ観に行ってみると良いです。

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