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family name

察して その名前は二度ともう聞かずに生きていきたい
かわいそう抜きでもかわいいし私を
ぎゅってしないなんておかしい

family name 同じ呪いで だからって光を諦めないよ family name 御構い無しだ 治安悪いままバグらせてこクッソ生きてやる

大森靖子という稀有な才能とひたむきなまでに周囲に愛を注ぐアーティストがアイドルグループ「ZOC」を結成して1年が経とうとしている。

ZOCについては、これまで何度かnoteに書こうとして断念してきた。何かとTwitterで賛否両論まき起こる中で何を書いても騒ぎに加担する事にしかならないような気がして…SNSで彼女達の言葉尻をとらえて騒ぐのではなく、ライブを観た上でもっと温かく成長を見守ってあげれば良いのに。と思いながら。

やっと思い腰をあげて書こうと思ったのは9月9日の一周年ワンマンライブ「 "We are ZOC" at ZEPP TOKYO」が無事に終えて、あの熱量とそこに集った思いを何らかの形で残さずにはいられなかったから。とはいえライブレポなんて大それた事は書けないので、あくまで大森さんの活動を中心にこれまで観てきた者として感じた事を書き残そうと思う。

9月9日の特別な日の為に用意された各メンバーのソロ曲、初披露となった新曲と新衣装、今までの思いとこの日を迎えた歓喜からステージ上で次々と感極まって泣く彼女達は大森靖子を中心とした本当に家族のように見えて見ている自分も泣いてしまった。

この一年、SNS上でファンやアンチを巻き込みながら様々な賛否両論が飛び交っていた。ZOCの現場は知らないけどミスiD時代から単純に「生意気だ」と叩く人、色んなアイドルを批評家気取りで叩くオタク、大森靖子ファンだがZOCが嫌いと絶望を訴える少女達…どれも自分には完全に理解する事はできないけど、大森靖子ファンであるにも関わらずZOCの活動は認められないと叫ぶ子達には若い女の子が多いように思った。きっと彼女達は大森靖子を女神のように信奉して悩み相談のDMを送ってたのだろうと思う。だが大森さんがZOCに関わりメンバーの世話をやく事で自分達ファンの方を向いてくれないという一種の嫉妬心ではないだろうか?と思った。

もちろんZOCのメンバー各々にだって欠点がないわけじゃない。かてぃとかなのは初期にSNSでアンチに真っ向からぶつかって火に油を注ぐし、カレンは歌と踊り以外ポンコツだし、さやぴはすぐ泣いたり自信ないようなツイートするし、にっちやんは見えてないのにテキトーな受け答えするし正直、前世の生うどんは色々と思うことがあり(この辺りの理由は割愛するが)最後まで本当に好きになれなかったし。

だが、この日初披露した新曲「A INNOCENCE」で彼女達が「本当は僕もまだ歌えない未熟な愛だって思うよ でも成長過程みせるのがアイドルだって聞いた」と歌ったとおり、成長過程ではあるけどちゃんと一年間の成長の成果を各々がソロ曲パートでも見せてくれたし、何より大森さんが家族として選んだメンバーなのだから、これからも大森靖子のファンとして彼女の息子と同じように見守っていきたいと思えるライブだった。きっとfamily nameの「生き抜いたその先をみてくれ私と この世の果てまで」はファンだけでなく、一緒にぶちかましていきたいメンバーに向けての歌詞だと自分には思えたから。

今、フラゲしてきたZOCの2ndシングル「断捨離彼氏」を聴きながらこの文章を書いてる…なかなか忙しかったりで筆が進まず9月9日のワンマンから更に1ヶ月も過ぎてしまったが、ここ数日のライブやリリイベにかてぃがおらずTwitterの更新も止まりプロフィールから「香椎」と「ZOC」の文字が消えているから…何もできないが、せめて書きかけの文章くらいは残しておきたいと思った。何も状況はわからない分、どうしてもフィンが脱退した時の事を思い出すし、ことある毎に「うちアイドル向いてない」って口癖みたいに言ってたけど、頼むから早まった事にはならないで欲しいと思う…人前でタバコ吸おうが鼻ほじろうが「アイドルですが何か?」ってスタンスで既存の価値観ぶっ壊してくれるかてぃはアイドルとして存在してくれるだけである種の希望だと思えるし、何より大森靖子の舎弟として、アイドルとして、てっぺんとるとこまで見せて欲しいと思う。支離滅裂だけどそんな願いを込めてこの文章書きました。

※追記の追記

「断捨離彼氏」発売日にZOCメンバーのインタビュー記事が発表されました。内容読む限りきっと大丈夫だと思ったので、まだ生で観た事ない人は安心してリリイベに来て欲しいと思います。

https://www.cdjournal.com/i/cdjpush/zoc/1000001564

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