アーティストの楽曲をドロップシッピングで配信するビジネスモデル
2006年3月ごろに参加したドリームゲートのビジネスプランコンセプト。
(ここで後にミスマッチ社の株主となる松田公太さんと知り合った。)
ファイナルステージでほふく前進をしたのが、いまだにネタになっていて嬉しいのですが、その時の僕のプランが、「インディーズアーティストの楽曲をドロップシッピングで配信する」というもの。
自衛隊辞めて、ビジネスプランと言っても何も思い浮かばないから、とにかく今ハヤリの事業と、身近な課題をマッチングさせようという考えから生まれたアイデア。
ただ、関東大会でデジハリの藤本社長から
「そのモデル、もう大手がやろうとしているから難しい。」と言われ、一瞬で諦めました。
なんでこの話題かというと、
「クラウドファンディングにはなくて、ハーティンにあるもの。」
を考えているときに、そういえば、昔、似たような事を考えていたなぁと思い出したからです。
今思うと、藤本社長が言っていた「似たモデル」とは、クラウドファンディングの草分け的存在「AirtistShare」の事だったんじゃないかと。
それを日本でやろうとしている大手がいたのかなぁと。
「インディーズアーティストの楽曲をドロップシッピングで配信する。」というのは、クラウドファンディングを遠回りさせたようなアイデアで、それなら、直接支援者が資金提供すればいいじゃん。と、今なら思うのですが、当時の僕が考えたのは、以下の2点。
・アーティストを支援したいけどお金がない。(でもすごく応援する気はある。)
・より多くの人に、応援するアーティストの曲を聴いてほしい。(接点を増やす。)
と、最初に言った通り、当時は「ドロップシッピング」が流行っていたから。
ハーティンも同じ発想だなと。
クリックさせるぐらいなら、直接寄付すればいいじゃないかと。
そうじゃなくて、クリックさせる意味は何なのか?
インディーズアーティストもNPOも課題は一緒で、
① 資金がない。
② 知名度がない。
ハーティンは、②の課題解決に力を入れています。だからクリックしてもらうことにも意味があります。
クラウドファンディングのチャリティー版だって、わざわざクラウドファンディングせずに、寄付すればいいじゃん。と。
でもクラウドファンディングだとお金が集まるのは、そっちの方が集まる理由があるから。
寄付型クラウドファンディングは、「寄付してもらう方法」の新たな手法。
新たな手法を持ち込んだのは、ジャストギビングも同じ。
ジャストギビングとハーティンの違いは、
「自分の行動の応援に、他人が寄付をする。」というジャストギビングの本質に対し、ハーティンは、「自分の行動の応援に、賛同してくれた人の数だけ、自分が寄付をする。」という見え方の違い。
僕がハーティンをリニューアルしようと思った理由は、「毎日クリックする人がいる。」という事実を発見したから。
この方たちは、多分、上で書いた「自分の行動の応援に賛同してくれた人」ではなく、違うモチベーションでクリックしている。
a. 自分が支援しているNPOだから。
b. 人のために役立ちたい。
僕が発見したのは、b.のモチベーションで毎日クリックする人が一定数いる。といこと。
だから流行りではなく、持続できると判断しました。
これって献血に似ていると思っていて(僕は今日現在で55回)、献血に行ったことのない人からすると、「何で行くのか」理由がわからない。
ハーティンでクリックする人と献血に行く人は、似ている。
ハーティンも献血も階層があって、
a. 黙々と日々クリックする。
・意識高い系(献血を定期的にする人)
・自己満足
b. 時々クリックする人その1
・NPOの関係者
・言われたらやる。
・キッカケがあればやる。
・楽しければやる。
c. 時々クリックする人その2
・自分にリターンがあればやる。
・自分のステイタスが他人の目によって上がる事に満足する。
・付き合いでやる。
d. やらない人
無関心
e. 批判する人
a. は黙っていても定着する、僕が見つけた方たちはここの人。
今、力を入れているのは、b.の人たち。
他は一旦、後回し。(拡散にはc.の人たちが必要だけど、流行りで去っていく。)
a. の階層だけでも、1日1万クリックはいく。
根拠は、dffさんがそうだったからです。
#クリック募金 #寄付 #募金
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