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好きなことを仕事にしよう。(加筆版)

好きなことを仕事にしよう。(加筆版)
(2018/04/23 発行)

[目次]

1、はじめに
2、お金をかけずに始められること
3、本業以外で自分のビジネスを育てる
4、好きなことで育てる収入源の話
5、常に新しい情報を仕入れて発信していく
6、やらなきゃ一生変わらない (new)
7、子どもの頃の記憶の中にヒントがある?(new)
8、会社が将来を保証してくれるわけではない (new)
9、働く意味 (new)
10、好きなことを仕事にしよう (new)
11、終わりに


1、はじめに
~今の働き方がいつまでも続くとは限らない~

日本で続く少子化や高齢化社会。負担となる仕事はことごとくロボットが人間の代役を勤め始めるようになってきた。事務作業はAIで自動化し、病院などでは原因追求に世界中のこれまでのビックデータを学習させたAIが医師との強力な連携を取るようになり、運送業などにおいてはドローンの使用などにより革新的な運搬方法が開発され、自動車産業はすでに自動運転への移行を示し始め、ウーバーなどのサービスにより、スマホで車を呼び出し、自動運転車が人を送り届けるなんてことは近いうちにも当たり前になってくるだろう。

先日Amazonによる無人実店舗の運営がスタートした。革新的な仕組みに世界中が度肝を抜いた。100人の客を10分待ちで抑える対応を行って見せたという。どんな内容かはここでは省かせてもらうが、以前はSFの世界だけのことだったものがかなり現実的に実用されるようになってきている。

イベントに参加できない人はARゴーグルで拡張現実を体験したり、ゲーム感覚で自分のアバターを作り上げ、VR空間で人との新たなコミュニケーションの形が生まれつつもある。

そんな中で、日本はずば抜けてテクノロジーの進化についていけていないのが現状で、海外企業の日本進出などによる急速な技術発展が今後ないともいえない。

そんな中で僕たちが今やっていることは10年、20年続けているかどうかはハッキリ言って確かではない。きっと何かしらのことが終わりを迎えて、新しい出来事が次から次に生まれていくんだろう。

かれこれ5年ほど前、自分のやっていることに疑問を感じ、当時の職場を辞めフリーランスとはどういうものなのか一年丸々時間を使って考えて、色々試して、失敗したり小さな成功を経験したりと、いろんなことをやってみた。

それが今となってようやくハッキリとした形になってきているので、ここで一区切りではないが、自分なりの好きなことを仕事にするまでの道のりをお話してみようと思う。

これからは副業をしてみようかなと考えている人、今の職場に不安を抱えて悶々としている人、独立してフリーで活躍しようと思っている人など、好きなことをどう仕事として成り立たせていけばいいのかを考える一つのキッカケとなれば幸いです。

2、お金をかけずに始められること
~出来るだけリスクの少ないものから成功体験を積み重ねていく~


過去から現在まで繰り返している会議や新しいつながり作り(営業的なことも含めて)などコミュニケーションの取り方は効率的に変えていける。昔はそれぞれに持っていた名刺も今は必要なく、しかもそれに取り掛かるお金や時間はほとんど必要なく、いま手元にあるスマホですぐに始めることができる。

Facebookはコミュニティーとの会話ツール
国内ではTwitterの使用率はかなり高いが、海外ではFacebookはビジネスツールとしても当たり前のように利用されている。 仕事の相談などはメッセンジャーアプリを使うのは時代の流れとしてかなり普及してきている。中にはフォロワーとのコミュニケーションを計るため、ライブ配信を行っている人もいる。

特に特徴的なのはグループを作成し、グループ内でチャットでやりとりできること。これを使ってオンラインサロンを運営する人なんかもいます。

特徴として拡散目的な投稿にはあまり期待ができない反面、フォロワーとの密なやりとりができるのが最大の売り。

Twitterは情報の溜まり場のようなもの
最近の若者はタグ検索というものを使用するらしいです。芸能人はTwitterを使って自分の評価を気にしたりするらしい。俗にいうエゴサーチ。

そのほか気になる情報を集めるために有益情報を発信しているユーザーをフォローすれば随時ツイートを確認できる。

偽名を使う人が多く、個人間の余計な人間関係を気にせずにいられることから、Facebookに比べて拡散性が高いとも言える。

Instagramで自分の価値を表現する
Instagramの他とは違う大きな特徴はなんといっても視覚的なアピールができることだと思う。FacebookやTwitterにはテキストの翻訳機能が備わっているが海外勢には少々不利。Instagramであれば視覚的なアピールによって世界中の人の目に止まりやすくなる。

サービス開始当初は写真投稿がほとんどとなったものの、現在は動画やイラスト投稿をする人、楽器を使って引き語りを披露する人などもかなり増えている。

LINEを使えば会議もなくせる。仕事のやりとりもスムーズ
メールを使わなくなったキッカケはLINEが誕生したからと言ってもいい。チャット形式でいつでも会話できるし、場合によってはテレビ電話もできる。

タイムラインに関してはまったく手をつけていないものの、利便性向上の点で言えば他のSNSよりもかなり上にいくと思う。

実業家の中には会議をグループLINEを通じて行う人もいる。LINEを使えばしっかり履歴も残るため、聞き逃すこともなくなるし、どこか場所を借りて無駄な時間を過ごすよりも効率的。

高校生あたりになると、すでにLINEすら使わずにFacebookやInstagram、TwitterなどのDMを使用する人が急増しているらしいが、僕らの世代ではまだまだLINEの利用価値は高いような気がする。

ブログを通して自分の活動や考えを発信する
ブログの更新は人によっては面倒に感じるかもしれないが、自分の活動をアピールする上では結構有効に働く。

僕の場合、ホームページを作るまではGoogleの『blogger』を使ってました。bloggerはGoogleアドセンスによる広告収入を得ることも可能で、そういうことに興味があれば一度試しに使ってみてほしい。

ブログで何を話すのか分からないという場合もあるかもしれないが、初めのうちは特に何も気にせず日記程度な感覚で始めてみてもいいと思う。

もしかすると自分では大した内容だと思っていなくても、読む人によっては役に立つ情報になる場合もありうる。

お金目的でやるというよりも、記事をみてくれる人に向けてのコミュニケーションの一つとして、また信用を築くうえでも長期的に続けることが大事だと思う。

慣れてきたところで、色んな人のブログを参考にし、自分のものを改善していけば少しずつでも効果は出るはず。まずはアカウントを作成し、週に一度でもいいから更新し続けることが大事。

クラウドソーシングを使えばどこにいても仕事ができる
代表的なものに『ランサーズ』や『クラウドワークス』が日本では有名どころですが、探せば結構他にも色々あります。 始めた頃はどうしていいのか分からないことが多いとは思いますが、僕の場合はとりあえずサイトにクリエイター登録後、プロフィールを簡単にでも作成して、そのあとはひたすらコンペに提案してましたね。段階を踏んでは修正を繰り返したりもしてました。

ただ、ここに集まる人はプロもアマチュアも関係なく、ほんと実績がものをいう場でもあるので、結果が出るまでは相当時間がかかるかもしれません。でも、プロもアマチュアも関係ないってとこがいいなとは思います。

サイトによってライティング系、デザイン系、アンケート系など特徴が色々あるので、それを掴むまでは試行錯誤の連続です。自分にあったサイトでじっくり進めていくのがいいと思います。

ゲームで遊んだり、広告視聴でポイントを稼いでお金に換金!!
『げん玉』や『ハピタス』をはじめとしたポイント稼ぎでお金を集めることができるのをご存知でしょうか?

僕自身そういうサイトがあることを知ったときは衝撃的でした。クレジットカード作るだけで8000円も!?みたいな感じでw

実際にアプリをとっていくつかの小額ポイントを集めたり、クレジットカードを作る他、アマゾンの買い物の際にも別途ポイントが付加されたりもするので軍資金集めなんかにはもってこいなのです。

ちなみに僕はこういう仕組みを使って5、6万くらい集めた記憶があります。そのお金でAdobeのソフトを買ったのは懐かしい話ですなぁ。

3、本業以外で自分のビジネスを育てる
~価値あるレアカードになることが重要~


『あなたにしか出来ない仕事を会社の中で作りすぎるのは、負担が大きく、そして不利に働く。』

『あなただからできる仕事は会社の中では役に立たないかもしれないが、外に出れば可能性は広がる。』

講師として、写真家として、グラフィックデザイナーやイラストレーターとして、webデザイナーとして、ライターとして、ゲーマーとして、マーケッターとして、ユーチューバーとして、その他etc…

そのほかにも仕事にできることなんて人それぞれで、しかもそれらを一つ二つと組み合わせることで自分にしかない価値の高いスキルを育てていくこともできる。

これからはロボットが人間に取って代わり仕事を黙々とこなす時代に入っていく。これは止めようとしても無理な話で世界的にもどんどん話は進んでいってるし、その分人間に対する負荷も減り長生きする人がどんどん増えていく。

歳を取れば取るほど会社に採用される可能性が低くなるが、自分の価値を自分で育てて発信していくことでいつまでもお金を生むことは出来るようになるし、その準備はいつでも始めることができる。いつ始めても遅いなんてことはなく、今から始めるに越したことはない。

4、好きなことで育てる収入源の話
~とにかく自分の信用価値を高めていく~


自分だけのネットショップを作る
『BASE』とか『SUZURI』という自分のコンテンツや作品を販売できるサイトでは、自分のアイディアをグッズ化し、ファンの人との交流にもつなげていくことが出来ます。

Tシャツやスマホケース、PDFファイルで小説とか漫画を描いて販売したりなんてことも出来るんです。良い時代になりました。

小物のアクセサリーなんかを自分で作ってメルカリで販売してる人なんかもいますよね。

あれは自分で作った作品たちを自分で自ら撮影して、説明文も考えて記載し、だれか購入者がいれば自分で配達手続きを済ませるといった流れで、これは若い人たちを中心にかなり活発化したサービスに成長しています。

SNSやブログで紹介したり、作品が出来上がるまでを投稿したりすることで興味を持ってくれる人もいます。

でも、いきなりここから始めてもすぐに売れるなんてことはないですよ。まずはファンになってくれるフォロワー作りが大事。そういったことをある程度乗り越えた先に、こういった物販関係も成り立ってくると思います。地道にやっていきましょう!!

ストックビジネスとは?
毎日の積み重ねで築き上げていくストックビジネスは、副業をやろうとしている人や、家事・育児の合間を縫ってコツコツと自分のコンテンツを育てていこうとする人に向いているビジネスだと思う。

例えば、写真を撮ることが好きな人はInstagramで自分の撮った写真を投稿し、プロフィールの欄には自分の撮った写真をデータ販売しているサイト(『PIXTA』など)のリンクを貼っておく。そうすることで自分の写真に興味を持ち、使いたいと思った人たちへの販売サイトへの導線を作ることができる。

なので、自分の好きなこと、絵を描くこと、写真を撮ること、曲を作ること、文章を書くこと、動画を作ること、などを販売できるコンテンツに作り上げて少しずつでも積み重ねていくことで、自分が他のことをしている時間、他の仕事中や家事・育児を間にそのコンテンツたちが働いてお金を生んでくれるといった感じです。不労所得とも言えますね。でも、不労所得はそう短期間で成り立つような仕組みではなく、毎日の積み重ねが大事なのです…

人気ユーチューバーのHIKAKINさんの話がいい例で、はじめはスーパーで社員として働きながら、家では空き時間にヒューマンビートボックスをやってる動画を毎日コツコツ配信していたそうです。はじめはフォロワーも今のようにつくわけもなく、しばらくの期間はただただ、とにかく毎日自分の好きなことを発信するということを続けていました。

そんなことを毎日続けている中で、突然のように視聴者が増えるピークポイントが発生し、その後ネット界隈でバズっていき、ここからも大事なのですが、それで満足せずに今でも継続して毎日動画配信を続けているのです。

ポイントは何度も言うように、『継続して行うこと』でしょう。

毎日が難しいのであれば、一週間に二度三度とかから始めても良いと思います。これはあくまでも自分のペースなので、強要することでもありません。でも、視聴者目線で言えば毎日コンテンツが更新されている方が見る気もしますよねw

50歳を節目にインターネットを始めた『ほぼ日』の糸井重里さんは毎日、今日のダーリンというコンテンツで自分のその時々の気持ちや思うことを発信しています。

色んなビジネスを展開しているホリエモンこと堀江貴文さんは、メルマガを毎週必ず配信しています。

テレビ番組や新聞なんかも同じですよね。毎日、毎週代わる代わる新しいコンテンツを配信している…。まぁ最近のテレビは結構同じニュースでタレントさんたちが騒いでるようなことも増えていて、だんだん見ることも減ってはきていますが、それはスマホが普及しだしたことも関係しています。

スマホが普及したことで、色んなエンタメがこの小さな機械の中に集約されていて、ゲーム、動画、テレビ、雑誌、漫画、などなどありとあらゆるものは、個人個人それぞれの手元にいつでもある環境なんですよね。

だから自然とそのスマホの中で楽しめることが見つかれば、そこに気が集中しちゃって、今の子どもたちなんかがYouTube動画にハマってテレビを見なくなってきているのもその影響でしょう。

なので、その分自分の好きなことを仕事にする人たちには今の時代はうってつけで、とにかく自分のペースでコツコツコンテンツを育てていく。それも自分にしかできない、自分だからこそできることをやる。

そうすれば、どこかしらのタイミングであなたもバズる可能性が出てくるかもしれません。

コミュニティーの中で育てる小さな経済圏
ここでいう小さな経済圏とはSNSでのコミュニティー内であったり、地域に密着した小店同士の共有ビジネスを成り立たせたり、といったこれまでインターネットというものが始まって以来、世界中どこの人とでもつながれる広い視野を経験したのちに生まれた、小さなコミュニティーの中での仕事のやりとりや情報交換、クラウドファンディングをはじめとした支援のつながりなどを、その範囲内で行うための場所。

分かりずらくなったので簡単に言うと、

『自分とつながりを持った人たちと、楽しくワイワイ好きなことをやってこうよ』

って感じですw

今までの期間がインターネットがどれほど便利なのかを知る期間だったとすれば、これからはそのビックデータを上手く編集して、自分の環境の中で活用していくかということになると思う。これが俗にいうインターネット2.0〜3.0ということなのではないかと。

ネット環境は年々良くなってきていて、最近では4Gから5Gへの移行を実験的に進められていたりもする。これが現実的になれば、どこにいてもネットがつながっている環境を作ることができ、ど田舎の山奥にいようがどこだか分からない砂漠のど真ん中にいようが、雪山に遭難しようが、自分のコミュニティーに助けを求めることだって可能になる。

小さな経済圏はネット環境内だけでなく、リアル社会でも作れることではあるが、『2、お金をかけずに始められること』で記載していたSNSでのコミュ二ティー作りがここにきて活かされるということですね。

5、常に新しい情報を仕入れて発信していく
~お金の話、テクノロジーの進化、世界に溢れる情報の数々~


スマホアプリで情報誌を読む手間も省ける
今はスマホ一台で何十冊分の情報誌を買い漁ることもなく、情報をラクに仕入れることができます。『NewsPick、グノシー、LINENEWS、スマートニュース』などなど、情報配信アプリを活用することで、空き時間にサクッと必要な情報を手に入れて、自分の好きなことに反映出来れば色々と面白くなってくると思います。僕がこれまで色々と試しながらも面白おかしくやってきたことの中には、この情報アプリからの情報を活用して出来たものもあったりするくらいに、今は情報が本当にものをいう時代ですな。

幅広く仕入れるも良し、カテゴリーを絞って仕入れるも良し。
そんな情報アプリでは、色んなカテゴリーの情報が毎日たくさん更新されていて、NewsPickを参考にすると、オリジナルコンテンツ、求人、イノベーション、テクノロジー、ビジネス、政治・経済、金融・マーケット、キャリア・教育、社会・スポーツ、などこのアプリ一つで世界中の情報が即手に入ります。

毎日こういった情報に触れていれば、先行的に新しい情報が手に入りやすくなり、投資先はどうしようかとか、これからやってみると面白そうなコンテンツとかがなんとなく見えてきたりもします。

学校では教わらないこと、会社や今ある人間関係だけの世の中から一度抜け出して、たくさんの情報を仕入れていき、それも持ち帰って自分のフィルターに通して、自分の環境の中で発信していくと役に立つことって結構ありますよ。

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