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MacBook Airの熱対策(ローテク&エコ、ローコスト編)

真夏になると愛機のMacBook Air 2015/11.6がファンファン言いだす。
Memory8GB、SSD512GBなのでスペック的には通常のデスクワークでは支障がないのだが、私の場合、複数アプリを同時起動、かつブラウザのタブを数十個開いたまま、さらに、SafariとChromeとFirefoxを同時立ち上げしたり(ブラウザごとに仕事用やプライベート用とかに分けてある)と、かなりズボラな使い方をして酷使しているので仕方ない。Memoryの占有は常に6GB前後だ。

本体を長持ちさせるためにも負荷が上がってファンファンしているのはよくないと思う。
コロナで在宅で仕事をする時間帯が増えたので対策を検討。
対策法としてはこちらで紹介されている通り

【保存版】熱暴走!? MacBook Airが熱くなる原因と4つの対策法
https://re-cyberrat.info/mac_thermal-runaway

① 再起動
② NVRAM(PRAM)・SMCリセット
③ 物理的冷却
④ 分解掃除

の四つがあるようだが、まずは、③ 物理的冷却を考えた。

対策案1:ファン付きのノートPC用の台を買う
対策案2:ファン無しの台(Mac用)を買う
対策案3:冷房をガンガン効かせる

まず、対策案1。
家電量販店や秋葉原をいろいろと見たが、サイズがデカすぎたり、デザインもダサかったり、材質もプラスチックでどう考えても合わない。
でかいファンがついていてよく冷えそうだが、その分、うるさそう。

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そもそも、ファンファンうるさいのが嫌なので対策するのに、ファンがうるさいのはコンセプトに合わない。ボツ。

これならデザインまだいいいが、サイズが少し大きい。
MacBook Air11.6インチは横幅300mmなので、左右15mmぐらい飛び出してしまう。13.3インチならジャストサイズだろう。

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次に、対策案2。
Mac用?はアルミ製でデザインも良い。↑のイカツイのとは大違いだ。
サイズもほぼジャストだが、持ち運ぶときに少し重くてかさばりそうだ。

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こちらは折りたたみができる。
高さも細かく調整できるのと、フレームが枠がないので小さめのボディでも台が飛び出して見えることはなさそう。悪くなさそうだ。

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これもなかなか良さげだ。オーディオ用スピーカーのインシュレータのようだ。
場所を取らず、使い方の自由度も高そう。タブレットにもいいかな。

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他にもAmazonでいろいろ出てくるが怪しげなものも(笑)
https://www.amazon.co.jp/s?k=冷却台&i=computers&__mk_ja_JP=カタカナ&ref=nb_sb_noss_1

対策案3はすでに実施済みなのだが、ここのところの寒暖の変化でやや鼻風邪気味である。
MacBook Airが冷えるよりも先に私の身体が冷え過ぎてしまうのは問題だ。

ここで考えた。
大袈裟なことをやらなくても、下に何かを適当なものを置いて隙間を作ってやるだけでいいんじゃね?

思い立ったが吉日でホムセンへ。予算はワンコインだ。
最初はアルミのパンチング板を加工しようと思ったが、高いし、角張ってたりバリがあるので加工が面倒くさそう。本体と擦れて傷がつきそう。

それぐらいなら、コイツを買った方が手軽だしデザインも悪くない。

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さらに店内をしばらく徘徊して見つけた。
何の用途なのかはよくわからないが、一目見て直感的に決めた。
長さ1メートルぐらいのやや柔らかめの透明の樹脂製でできている。
カッターで本体よりやや短めにカットした。3台分は取れるぞ(笑)

(追記)レシートを捨ててしまってわからなくなっていたが、その後の調査でカーボーイ社の「安心クッションL字型 クリア」によく似た製品であることが判明。角張った箇所に貼る緩衝材。厳密には両面テープがついてないのと厚みなど違うので別製品ですが。
https://www.monotaro.com/g/00940735/

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まずは、一つ置いてみた。
高さ1.2センチぐらいなので傾斜度は緩め、ボディ下に隙間ができている。
適度に傾斜がついてタイピングがしやすい。

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もう一つ重ねてみた。
傾斜度が上り、高さもさらに5ミリぐらい上がる感じ。
タイピングはとてもしやすい。いい感じだ。
目の前にはiMacの画面があるので、これ以上高くする必要もない。

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たった数百円で簡易的な熱対策とタイピングの快適性を手に入れた。
かなりのローテク&エコでローコストだ。
ケーヨーD2で500円ぐらいとお手頃だ。
持ち運びにもかさばらない。見た目もなかなかクールでスマートだ。

三つ目もあるが、とりあえず二段重ねまでにしておこう。
残りの一つは何に使うか?(笑)

まだ、MacBook Airのファンは少し回っているが気にしない。
そもそもCPUへの負荷が大きすぎるのだろう。
いらないアプリを落として、ブラウザのタブも減らしてやる。
これが最もローテクかつローコストでできることだ(なぜ先にそれをやらない?笑)

以下参考まで。

MacBook、 MacBook Pro、MacBook Air 熱対策グッズ特集 おすすめ5選 2020年版
https://mac-supply.jp/products/list.php?category_id=646&recommend=1
冷却バットとやらはこの厚さでほとんど底面のかさ上げにはならない。
プラズマパネル冷却用高級素材がそんなに効果的なのか?単にプラシーボ?

中に細工をするやり方もあるようだ。
https://aspect.blog.ss-blog.jp/2019-06-17
昔、PCの自作をいろいろとやったのでこの程度なら造作もなさそう。

磁石を置いてディスプレイだけ消す手も良さそう。どのみちiMacにつなぐので。
ただ、ディスプレイの照度を最小限にしたら同じことではないか?
https://blog.zxm.jp/2017/04/macbook-airを冷やす話2017年版/

まだまだ試行錯誤は続きそうであるが、低コスト路線は守りたい。


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