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力の抜きどころを学んだ話
書籍
読んだきっかけ
・仕事の終盤、体がどっと疲れていることが多くだらだら残業を続けてしまう。
・ライフステージの変化によって残業ありきの仕事が難しくなった。
残業を減らすために集中力を向上させるためにTipsを試してみるが
その場限りで効果が薄いため、そもそもの考え方を見直すためにこの本を手に取った。
あとこのブログを読んだこともきっかけです
抜粋&実践すること
最善主義
力の入れどころと抜きどころを見極めて、より無駄をなくし、限られた時間で最大の結果を出すこと
完璧主義の人は頑張ること自体に美徳を感じている
上手に力を抜く人は頑張らないで結果が出ることに美徳を感じている
→まさにたくさん働くこと、頑張っていることが美徳になったいた、、、
頑張らないで結果が出れば、それこそ素晴らしいと考える
生産性について
最小の時間で結果を出す方法を考える
最悪1日に5時間しか働けないのとしたら、同じ結果を出すためにどうするか?
頑張り屋で全てに全力投球しますが、長時間働く割に生産性が低い傾向がある
→単位時間あたりの集中力が低い人と高い人では、生産性が全く違う
マルチタスクについて
マルチタスクで仕事をしていると、仕事を切り替えるたびに
たくさん頭のギアチェンジをする必要があり
集中力は散漫になってヘトヘトになり、やりかけの仕事ばかりがたくさん残る仕事のギアを変えると
基本的に気持ちとモードの立ち上げに時間がかかり、エネルギーを消耗する
軌道に盛るまでに時間がかかるので効率も悪くなる
→効率の良い働き方はシングルタスク
雑用について
雑用を省エネで済ませる工夫をして時間をかけないようにする
重要な仕事以外は省エネ化
メールについて
メールに時間を使うより最重要の仕事を済ませるために時間を使う
メールチェックの回数を決める
10時・14時・18時にまとめてSlackを確認する
目的について
仕事や人生において、
やりたいこと・やるべきことの全てを網羅しようとすると、
結局どっちつかずになり限られた時間で大きな成果を出すことは難しくなりますプロセスの完璧を目指すと、手順を性格にこなすことが目的化しがち
上手に力を抜く人は、目的中心に考える習慣を持つ
強みを活かす
長所を徹底的に伸ばして、強みを活かすことで楽しく成果を出す
正解は複数ある
自分のできることについて
自分にできることに集中すること、そして、どうしようもないことは考えないこと
自分が変えられる範囲のことに集中する
→常に自分の思考がコントロールできる方向についてか思考チェックをする
ゆとり時間について
ゆとり時間が効率を上げる
時間的なゆとりが精神的なゆとりにつながり冷静に状況を判断できる
完璧主義について
完璧とは幻想にすぎません。元々人間は不完全なもの
人よりも努力をしないと同じ結果は出せない
この不完全を受容した時に、等身大の自分を受け入れることができる
人間、怠ける自分・遊びたい自分・甘え心もある。
それを否定するのではなく、全てを自分だと受け入れる(分人的)
責任について
システムトラブルが起きた際、力を抜く人は「自分のせい」だけではないと割り切れる
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他人の失敗について
自分と同じルールで他人を裁くのをやめよう
努力しない人が嫌いで、妥協する人を許せず、イライラしてしまう傾向がある人は要注意
完璧主義から最善主義に移行できると、
自分が楽になるだけではなく、相手にも寛容になれます
人に任せるスキルを磨く
高い成果を上げるためには他人に任せてより価値の高い作業に集中していかなければならない
任せることを大切なスキルとして捉える
まとめ
「頑張らないで結果が出れば、それこそ素晴らしいと考える」
頑張らないで頑張った時と同じクオリティを出せたら、誇るべきことなんですよね。
頑張らないことは集中力を使いすぎないことにつながり
結果的に集中力が夜まで持続するのではないかと思っています。
もしかすると、集中力を高める方向に進むのではなく、
集中力の総量を理解して、優先度順に適切に割り振りつつ、
省エネでタスクをこなしていくことが個人的に合っているのかもしれません。
ブログ記事を引用させていただくと
パフォーマンスが落ちた後の時間は、丸々捨てることになりかねないので、それよりも7割8割の力で安定して物事を進めた方が、よっぽど結果がいいことがわかったのだ。
だってずっと集中し続けるのって難しいですもん。
頑張らないで同じクオリティを出していきましょう〜
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