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蛇とマングースとアイススケート

「ところ変われば品変わる」と言うが、違いがあるのは様々だな。某ケンミンショーのおかげでその違いも幅広く認識されたようだが、方言や生活習慣、いろいろな“呼び名”もその一つ

ホットドッグである。

ホットドッグと言えばロールパンにソーセージを挟んだものだが、俺の地元では、魚肉ソーセージに小麦粉を牛乳で溶いた衣をつけ油で揚げた所謂“アメリカンドッグ”「ホットドッグ」と呼んでいた。
ちなみにホットドッグは和製英語で、アメリカではコーンドッグと呼ぶ。さらに言うならば北海道ではフレンチドッグと呼ぶところもある。

話が逸れたが、俺にとってはアメリカンドッグこそがホットドッグだったのだが、これが覆った事件が起きた。

 
かつて愛知県東加茂郡(現在は豊田市)の足助町にあった「香嵐渓ヘビセンター」という当時(現代でも)珍しい蛇のテーマパークの隣に「香嵐渓スケートセンター」という巨大なスケート場があった。

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