令和5年度の宅建試験を本気で受験して学んだこと

2023年10月15日の宅建試験を受けてきた。
試験をなぜ受けたかというと、

Twitterで堂々と宣言したからである。

宅建とは無縁のただの営業マンが、本気で宅建を勉強して学んだことをまとめていきたい。

自己採点の結果はギリギリ合格ラインに入っていると予想。


勉強を継続できる人は「忍耐力」「継続力」「計画遂行能力」がある人


国立大学に一般試験で合格する人を心から尊敬するようになった。
今まで8カ月にわたってひとつのことを勉強したことがなかった。人生で初めて一つのことを長く勉強したと思う。勉強を続けるには「忍耐力」「継続力」「計画遂行能力」が必要だと感じた。

勉強のモチベーション管理は難しい

途中何度も勉強の中断があった。
例えば

  • 本業で嫌なことがあり、気分が落ち込み勉強のやる気がでなくなった7月

  • 宅建に合格したい理由がわからなくなったとき

  • 別の資格を取得したくなり、宅建の勉強が無駄と感じたとき

2月に勉強をスタートして宅建のことを考えなかった日は1日もなかったが、問題を1問も解かない日は何日もあった。

試験の合否は直前期の質と勉強時間で決まる

7月に一度やる気がなくなり、9月の中旬にもやる気がなくなり勉強を放置する期間があった。
9月に模試をやったが合格点には1度も届かず、自分の勉強方法に疑問が生じ、勉強を辞めたこともあった。
しかし、9月後半から毎日3時間以上は勉強するようになり、過去問を徹底的にやろうと決めてからこそ合格点に届いたのだと思う。

直前期に自分に何が足りなくて、何をしたら合格できるかわからなくなった

直前期は本当に何をしていいかわからなかった。
模試の結果は2度とも合格点に届かなかったし、権利関係はよくわからなかったのでどう勉強していいかわからなかった。
この問題は予備校に通っている人や資格試験に慣れている人ならなかったと思う。

本気の試験は5年ぶりだったので、めちゃめちゃ緊張した

試験が始まる1時間半前に自分の席に着き、復習を始めたがほとんど頭に入ってこなかった。理由は緊張して回りの人や余計なことを考えていたから。
開始20分前には机の上を整理しなければならず、そこからの20分は心臓の振動が大きくなり冷静さを保つことができなかった。
冷静さを欠いたことから、いつもより問題を丁寧に読むことができなくなった。

合格しないと勉強してきた意味はないと感じた

よく

  • 合格しなくても全力を出し切れば後悔しない

  • 今年はやるだけやったからしょうがない

  • 体調が…当日の天気が…

といった言葉を耳にした。
これは全ていいわけであり、自分も直前期にいいわけに逃げようと何度も考えていた。

資格試験は合格しなければ半年間、1年間の勉強は無駄になってしまう。これは強く感じた。100時間で合格した人も500時間で合格した人も同じステージに立てることになる。反対に何千時間勉強した人でも不合格ならただの人。
弱い自分だからこそ、この意識を強く持って次の資格試験に挑もうと思う。
1年に一度の試験であれば、大切な人生の時間をまた1年同じ資格の勉強をすることになってしまう。
短期集中、勉強を開始するなら絶対合格の気持ちを持つことが大切。

宅建は過去問をやるだけでは合格できない試験になってしまった

特に勉強が必要なのは法改正があったところ。
業法のところで電磁的書類での対応が多くでた印象。全く勉強していなかったわけではないが、過去問には出てこない分野もあったので、少し動揺した。

模試をもっと本気でやるべきだった

緊張から問題文を正確に読み解くことができなくなり、凡ミスで数問おとしてしまった。
模試は自宅で市販の直前対策模試を購入したが、本番と同じ緊張感でやることが大切。
時間配分も本気でやらないと本当の時間配分は分からない。これは棚田先生も言っていたことだが、本気で取り組まなかった自分が悪い。
次の試験では反省点を活かすことができると前向きに考えよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?