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芳川
2024年3月14日 00:22
ずいぶん間が開いてしまいましたが、今回は黄金テンペラを作るために白亜下地に金箔を貼る作業が進行したので【制作過程3】の続きをレポートします。今回は、初取り組みとして日本の技法である「箔あかし」という方法で画面に金箔を貼ります。また、320㎜×210㎜と以前に作った作品の4倍以上の大きさなので、失敗は覚悟の上で取り組みます。●うまくできるかどうかわかりませんが「えいっ」とやってみました。
2023年12月28日 09:46
2023年12月27日。今回は描画の仕上げをして画面を完成させました。ハイライト部分の調整と衣類の装飾をアキーラゴールドを使って描き入れました。アキーラゴールドというのは水溶性の描画絵具ですが油彩画の上にもテンペラ画の上にも書き足すことができるの大変便利です。(乾燥すると耐水性になります)このような古典技法の絵画は、例えばダヴィンチが終生描きこんでいた「モナリザ」のようにいつまでも描
2023年12月14日 00:32
2023 12/13(水)今日は、朝から一日アトリエで作業をしました。この技法、クリアな発色と堅牢な画面を作ることができる古典技法なのですが、テンペラ絵の具(卵の黄身をメディウムにした絵の具)に延伸性が無いためハッチング(細長い点描)を塗り重ねながら描きます。6時間描きこみましたが、テンペラ絵画は点描での描写なので、時間がかかり、まだ図像の完成には遠いようです。 絵の具と技法の特徴によ