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吉野会構築議事録#1闘争カーニバル


はじめまして、セレクター。
静岡県東部を中心に活動している吉野会というグループです。今回は吉野会会長こと吉蔵がテンプレに囚われないコンセプトデッキでウィクロスセレモニー全勝優勝したのでノートを取らせていただくことにしました。

このコンセプトは先日のセレモニーにて「しょうがねぇだろ!カウントダウンヒールズ持ってねぇんだから!!」と言いながら参加していた吉野会セレクターのピースを見て思いついたようです。
是非、「カウントダウン・ヒールズ、持ってないけど地味に高くて買いたくねぇ…」というセレクターの方は参考にしてみてください。


 

デッキリスト


こちらが今回のデッキリストになります。
一見するとよく見る構築とあまり変わらないような気がしますがアシストルリグにご注目ください。
お気づきでしょうか…そうです、闘争派なら当たり前のように採用されているコインを得るアシストルリグが採用されていないのです。
その謎を探るべく、我々はジャングルの奥地に向かい、皆様は画面を下へとスクロールするのです。

従来の弱点

カーニバルでコインを得るアシストといえば「リル」が主に採用されているかと思いますが、リルの弱点として
・レベル1「リル 炎舞」はコインを得ることができる代わりに除去できるラインが5000と低く防衛派などの対面に生かしきれない。
・レベル2「リル 抜刀」はどんなシグニでもバニッシュできるのは強いが追加の起動効果は使える場面が少ないため"2エナで1面防御(除去)のみ"と考えると、同じような仕事ができコストが1軽いアシストも存在するため少し渋く感じてしまう。
また、速攻を仕掛けてくるデッキやランデスをしながら詰めてくるデッキに対してこの1エナがだいぶ重たく感じる。
「リル 祈祷」もたまに見かけるが、こちらは3面要求に対しては強く出られるが1面づつ詰めてくるのに無力だったり、2面要求に対して追加コストを払っても相手の任意のシグニが残せてしまったり、運良くライフバーストが発動した場合にコストの払い損になってしまうことが苦しい。
また、もう片方には手札補充系のアシストとして"ピルルク"や"リメンバ"が採用されると思うが
ピルルク
・レベル1…ドローのためサーバントを引き込むのが難しい。
・レベル2…3面要求を防ぎきれない。
リメンバ
・レベル1は無類の強さだがレベル2の"プロフェシー"はグロウコストが重く、3面空いてしまうと防ぎきれない
といった弱点があった。
そのため、アシストでコインを追加するという考えを一旦置き、対応力の高いアシストを採用してデッキを組んでいったのです。

ではコイン10枚で足りるのかって…?
勿論、足りるわけが無い!
とりあえずコインを使わなければ何も起動しないので普段通りに使うとレベル3にグロウしたらすぐにスッカラカンである。
ただ、従来の闘争カーニバルを使用していて"先攻時にはコインに余裕があるが、後攻時にはコインが不足する"という経験があったので後攻時に効果を発揮する"小砲 カエンビン"採用することでコインアシストから卒業するのでした。

このデッキの強み

アシストに"デウス"を採用することによる序、中盤の要求の安定化及び終盤の防御性能の強化
"リメンバ・アストロジー"の可変式コストにより速攻、ランデスデッキに対しての対応力の強化
カーニバルの苦手とするルリグアタックの防御を"スーパー・ヘルエスタセイバー"のサーバント回収で誤魔化せるように。
また、ここで同時に回収できる"羅原 Pb"により、触りにくかった闘争派以外のレベル3シグ二も安定して展開出来るようになった。
総じて、「アシストを変え攻撃性能、防御性能、盤面の安定性が向上したが、コインの枚数管理などプレイ難易度がとても難しいデッキ」に仕上がりました。



採用理由

アシスト、ピース


・リメンバ・アストロジー
基本的には防御兼攻撃として手札に戻す効果を選択したい。
白の採用枚数は少ないが"ヘルエスタセイバー"で回収できるので引いた白をとりあえずエナに置いておいても良い。
3ターン目に"エクシア"を出してバニッシュされたものをコストにするのも〇(次ターンにヘルエスタセイバーで回収し、再度展開することもできる。)
・デウス
ドライブ…レベル指定で除去できるため、除去しにくかった防衛派のレベル2高パワーシグニなどを低リソースで取れるようになった。
シールド…回数ダメージ無効で今まで苦手としていた連続ルリグアタックも防御できるようになった。
防御がエナだけで完結しているので妨害に強く出られる。
・スーパー・ヘルエスタセイバー
先述の通りカーニバルの苦手なルリグアタックを防げるようになり黒シグニにはコインを要求しないシグニが多いため終盤の点数要求への回答にもなる。"羅原 Pb"を拾うことによりピン差しの多いレベル3を二回以上使用できるようになった。

メイン

・小砲 カエンビン
コインアシストを卒業させてくれた立役者。後手であれば素晴らしい活躍をしてくれる。

・羅原 Pb
実質追加のレベル3にもなりスロットの空きやすいLB枠を埋めることができる点が優秀。
レベル1を捨てるのにカーニバルのターン1があるため見た目よりも使いやすい。
・バン//フェゾーネ
コインの要らない高火力除去で"バン//ディソナ"との差別化点は"ミュウ//メモリア"で回収可能である点、レベル1であるため"羅原 Pb""ミュウ//メモリア"のコストになる点があげられる。
このデッキに置いてシナジーが多いためこちらを採用。
・羅星姫 ミュウ//メモリア
起動効果が多く、苦手な"リメンバ//メモリア"を出現時の回収で"ペイラビ//ディソナ"を回収することにより対応できるように。
カーニバルのターン1により他のデッキよりも、除去範囲を広げられるのもポイント。
・幻竜 カルカロ//ディソナ
コインを使わない火力役。黒の枚数がそこまで多くないため最速での使用は難しいかもしれないが、3枚落下で回収によるプラン広げたいため採用。

回し方

基本的には普通のカーニバルと変わらないため大まかな部分は割愛する。
心がける事としては先手後手どちらにせよ1ターン目はコインを使わないようにすること、カーニバルのターン1があるため闘争派は極力エナに残しておくこと。

リメンバ・アストロジーは前途のとおり極力手札に戻す効果を選択したいため、エナに白が確保できていない場合は無理してグロウせずに、闘争派ピース"パワー・オブ・ストラグル"を使用しパワー+10000効果を選択し強力な盤面を形成することでリミットを補う事ができるのでどっしりと構えたい。

デウスシールドを極力最後にし、尚且つ最低出力で耐えれるように3ターン目以降は"エクシア"や"緑子//メモリア"等を優先して、プレイしてターンを最大限引き延ばし確実なリーサルを狙う。

入れ替え候補

ルリグの入れ換え候補としては
リメンバがガブリエラもしくはLION
デウスはマキナウリスハナレが候補になる。
どちらをどのように変えても合計四面防御以上でヘルエスタが使える白か黒なら問題ない。

メインデッキでは
各種緑闘争派と"小砲 カエンビン""羅原 Pb"が確定枠であること以外自由枠であるためかなり自由度が高い。
個人的にいじるところとしたら"ナナシ//フェゾーネ""緑子//メモリア""ジンロウ""コンテンポラ"辺りになるだろう。
参加する大会の環境に合わせてレベル3を変えていけば勝率が高くなること間違いなし。

また、ハンデス要素を追加したければ"ヘルエスタセイバー"を"カウントダウンヒールズ"に変えて原子パッケージを組み込むのもおすすめ

さいごに

手札のキープ等かなり難しいポイントは多いが慣れてしまえば分かりやすく回してて面白いのでもっと強くなりたいと思っている初心者にもおすすめ。
拡張性も高いので自分なりの回答を見つけ是非大会で使って頂きたい。

質問意見感想があれば吉蔵までDM頂ければと思うのでフォロー頂ければ返事をさせて頂きます。
Xアカウント(https://x.com/yurayuland1?t=Nt1SDQw4TMzLUZgQqr1r7w&s=09)

こんな調子で他にも構築が完成したらこちらに書かせて頂きますのでまた次回もよろしくお願いします。

書記 之乃 吉蔵



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