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INFJ風呂屋によるMBTI解説。

みなさま、ごきげんよう。よしたんです🛀

noteを書くならば一番最初に取り扱いたかった話題、MBTI。
※もはやこのために開設したと言っても過言ではない。

何だかよくわからんアルファベット4文字の羅列。提唱者やら冒険家やらという名称とともに「あなたはこんな人!」と添えられた、性格に対する説明。

「ふーん、こういう性格診断が最近流行っているんだ。」
……MBTIを一度でも目にしたことのある方は、上記のような印象の方が多いことかと思います。

最近SNSで何かと話題に上がることも多いMBTI。
ですが、SNSでは基本的にはエンタメ性重視の発信が多め。タイプ同士の相性の話であったり、一番●●な性格タイプは?みたいな話であったり、偉人やキャラクター、有名人に当てはめると誰々みたいな話であったり。そういった話題に人々の関心が集まりやすいのは、至極当然の結果なのかも。

でも、自分を理解し他者への理解をも深めるツールとしてMBTIが好きであり、MBTIを通じて息がしやすくなった身としては、「ただのエンタメツール」として終わらせるのではなく「自分が生きやすくなるための1つのツール」として活用していただきたいと思うのです。
(この理想主義、まさにINFJみ満載だな……wと思いながらキーボードをカタカタしております。)

もちろんこの考えは、MBTIを占いのような形で一種のエンタメとして楽しみ満足していらっしゃる方に押し付けるつもりはないです。
一種のエンタメとしてコンテンツとしてライトな目線で楽しむことも楽しみ方の1つですし、タイプ論という考えに触れる機会としてエンタメ性も大切な一つの要素だと感じます。


ですが、

「●●タイプと結果が出たけれど腑に落ちない。正確なタイプを知りたい。」
「××タイプと出て、実際によく当てはまる。でも、この結果をどう役立ていけばいいの?」


という、得た結果をもとにもっと深堀りしたいけれどその方法がわからない方もいらっしゃるかと思います。そんな方々に対して、わたしの持つ知識の範囲で何かお役に立つような発信ができればいいなという気持ちでこのnoteを書いております。

それぞれの楽しみ方で、このツールから何か良いもの得られるならば、それが一番の幸せだなという思いです 🍀


ということで✨

MBTI解説、やっていきたいと思います♡

※勉強中の身であるため自分自身の知識の整理も兼ねて執筆しております。さらなる知識や気づきを得次第、随時加筆・修正予定ですのでご了承ください。




・【はじめに】本来のMBTIとは何なのか。

この記事を読み進めてくださった大抵の方が受けているであろう下記の16Personalitiesは、正確にはMBTIではありません。

無料性格診断テスト | 16Personalities

そして、冒頭で言及した相性や“提唱者”というような名称などのエンタメ性に特化した概念は、本来のMBTIには存在しません。
(あれはあれで面白いし、わかりやすくて入口としてはよいのですが。)
(でもわかりやすさ故に、イメージからくる先入観や誤った情報も与えてしまうことが問題だよね。)


ここで、本来のMBTIの説明。

MBTI【Myers-Briggs TypeIndicator】とは、スイスの心理学者ユングのタイプ論をもとに、アメリカのマイヤーズとブリッグス親子によって考案された性格アンケート。

この性格アンケートの回答結果をもとにMBTIの専門家の支援を受けながら、16のタイプの中からしっくりくる性格タイプを“自分自身で”見出す検査。
……というのが本来のMBTIの形です。


  • 機械的なアンケートだけではなく、対面での専門家のサポートを交えてタイプを決定していくこと

  • 最終的にタイプを決めるのは専門家ではなく“自分”であること


まとめると、この2点がMBTIの大きな特徴。
ちなみに、最終的には自分自身でタイプを決めるため実際は“診断”という言葉自体も間違っている。よって、診断と名がついてしまっているものは全て公式ではない類似ツールと捉えてよいでしょう。

実際に専門家のもと公式のセッションを受けたわたし個人の印象としては、根拠と基準のある自己分析with専門知識を持ったコーチという説明がしっくりくるかもしれない。

withコーチなので、専門家はあくまで先生という立場なのですよね。最終的に答えを出すのは我々生徒自身というのがミソ。


以上のことを踏まえると、「は~い、回答の結果をまとめるとあなたは●●タイプですね!」と明確に診断行為をしてくる時点でMBTIではないし、公式さんの見解としては「MBTIの質問を流用した似て非なるもの」ということで、16Personalities含めその他の診断サイトはあくまで“MBTIもどき”とされています。

……が、よしたん個人としては16Personalitiesやその他サイトでの診断結果も、それなりには信用できるものだと感じています。
わたしのお話になってしまいますが、わたし自身公式のセッションよりも先に16Personalitiesやその他サイトの診断を時期に分けて何度か受けおり、ほぼ百発百中で結果はINFJでした。(その他はINFPが一度出たきり)
実際に細かくタイプの特徴を見た上で一番腹落ちするタイプはINFJでしたし、その後の公式セッションでもINFJということで落ち着きました。

このあたりはまた別記事で書きますが、サイト診断でより正確な結果を得られるかどうかは「いかに先入観なく自分自身を真っ直ぐに見つめて回答できるか」が大切だと思います。

そういった意味では、本質を理解することを得意とするINFJの結果がブレないことは、ある種必然的なことなのかもしれません。


・改めて、MBTIとは?

シンプルに説明すると、人間の性格を16種類のタイプに分類するツール。

具体的には、4つの心の働きの指標をもとに、自分がどちらの方向を向いているかの指向を組み合わせてタイプを決めていきます。

ちなみに、欧米では伝統的な性格検査ツールとして扱われていたり、韓国では自己紹介としてMBTIのタイプを公表することが一般的になっていたり、国によっては血液型と同じくらい普及していることもあるそう。日本では人気急上昇中のツールでありまだ一般的とは言えませんが、社内研修や採用においてMBTIを積極的に使用している大企業もあります。


・4つの指標

・外向型(E)⇔内向型(I)

アルファベットの一文字目。外向(E)か内向(I)か。

ここで注意したいことは、日本語で一般的によく使われる外向的⇔内向的の意味合いとは違った意味合いを持つということです。
もっとわかりやすく最近に言葉で例を出すと、言葉の意味として陽キャ⇔陰キャのようなニュアンスではありません。
なので、外向タイプの陰キャもいれば、内向タイプの陽キャもいるのです。実に面白い。

これは端的に言うと「自分の皮膚一枚を境に世界をとらえた時、どこへ関心を向けることを好むか、そしてどこからエネルギーを得るか?」という指標です。

■外向(E)の特徴
人・社会・周囲のさまざまな出来事など、自分よりも外側の世界(外界)に関心を持ち、人との関わりや体験からエネルギーを得る。

→具体例

  • 自分の周囲に起きていることに注意を払う

  • 興味を広げる

  • 話しながら考える

  • 刺激を求めに行く

  • 周囲と接することでエネルギー回復


■内向(I)の特徴
心の内側で沸き起こる思考や体験など、自分よりも内側の世界(内界)に関心を持ち、内に生じる思いや気持ちなどからエネルギーを得る。

→具体例

  • 自分の内面で起きていることに注意を払う

  • 興味を掘り下げる

  • 考えてから話す

  • 刺激を受け取る

  • 一人の時間でエネルギー回復


・感覚型(S)⇔直観型(N)

アルファベットの二文字目。感覚(S)か直観(N)か。

これは、どのように情報を取り入れることを好むか?という指標なのですが、わかりやすく言うと見えているものを見たまま捉える(S)見えているものから連想したりその背景を捉える(N)かの違いでしょうか。

■感覚(S)
事実そのものや実際に起きている情報を取り入れることを好む。
具体的かつ詳細にものごとを捉えるのが得意。

→具体例

  • 現実や事実に目を向ける

  • 「いまここ」に意識が向く

  • 現状を観察する

  • 詳細に注目

  • 実体験を信用する


■直観(N)
ものごとの全体像から、関係性やつながりに着目して情報を取り入れることを好む。
ものごとのパターンや可能性を捉えるのが得意。

→具体例

  • これからの可能性に目を向ける

  • 「いま」より先の未来に意識が向く

  • 背景を洞察する

  • 全体を俯瞰

  • ひらめきを信頼する


・思考型(T)⇔感情型(F)

アルファベット三文字目。思考(T)か感情(F)か。

どのように結論を導くことを好むかの指標です。一言で表すならば、平等で明確な規則(T)を求めるか個々を考慮した調和(F)を求めるかの違いといったところ。

■思考(T)
正しい情報を集めて分析し、客観的なルールに則って平等かつ公平に結論を導くことを好む。

→具体例

  • 平等・公平を求め論理や規則を重視

  • 仕組みが気になる

  • 考え方を理解されたい

  • 強固に自分の考えを貫く

  • 理解


感情(F)
規則よりも先に、自分を含め周りの個々の価値観を考慮に入れて結論を導くことを好む。
※日常語で使われる“感情(emotion)”とは、意味合いが違います。

→具体例

  • 調和を求め個々の価値観を重視

  • ヴィジョンが気になる

  • 感じ方を理解されたい

  • 心優しく中和を重視する

  • 受用


・判断的態度(J)⇔知覚的態度(P)

アルファベット四文字目。判断型(J)⇔知覚型(P)か。

生活やライフスタイルのあり方など、自分よりも外の世界に対してどのように接することを好むかの指標です。
判断型(J)は決定した計画通りに物事を進めることを好み、知覚型(P)はできるだけ制約を受けずに臨機応変に対応することを好みます。

■判断型(J)
計画や秩序に基づいて行動することを好む。
計画やスケジュールに沿って行動し、いったん決めたことをやり遂げることでエネルギーを得る。

→具体例

  • スケジュールにそって行動する

  • 短期的もしくは長期的な計画をたてる

  • 決められた枠組みに沿って行動し、物事が整頓された状態の方が楽

  • どちらかというと几帳面

  • 決着をつけることを好む


■知覚型(P)
できるだけ制約を受けずに柔軟に行動することを好む。
その場その場での求めに応じ、対処しながら進めていくことでエネルギーを得る。

→具体例

  • 状況に応じて行動する

  • まずは状況を見ながら進め方を変える

  • 新しい情報やオプションを見ながら、臨機応変に合わせていく方が楽

  • どちらかというと柔軟

  • 結論や結果に変更の余地を残しておくことを好む


・性格タイプの仮定

以上の4つの指標のタイプがどちらを向いているかの組み合わせで、最終的に16タイプのうちどのタイプなのかを仮定できます。※ここはあくまで仮定。
(気になった方は、4つのアルファベットがどちらに当てはまるのか、それぞれ上から順番にメモしてみてください📝)

そして、1つずつ自分の性格を見ていく上で「これは絶対こっち!反対側の要素はまったく持ち合わせていないな」と指向がハッキリと分かる場面もあれば、「どちらの指向にも当てはまる要素があるよ~!」という判断しづらい場面もあると思います。
実際ネット診断を受けている際に、「どっちの性質もあるな~」とか「仕事モードの時とプライベートの時だと話が変わる。」と感じる場面、ありますよね。

それもそのはず。本来人は、この8つの指向をすべて持ち合わせていて、それぞれ項目別で見た時に「どちらの心の使い方が得意で、心にとっての利き手であるか?」を調べることがMBTIの理論。

そこで、細かく心のはたらきを見るためのメソッドのようなものがあり、その様子を先生(有資格者の専門家)と細かく見ていくことで正確なタイプを割り出すことに近づくのですが、それはまた別のお話。


・【さいごに】「性格に良し悪しなんてねぇ!!!!!(クソデカボイス)」

また、自分の中で“特定の性格に対するあこがれ”や“ある言葉・ある性格へ持つイメージ”などから、「これって能力的には欠点なのでは?」「この要素は自分の理想に反するので嫌だ。」と思われることもあるでしょう。
……が、断言します。


性格に良い・悪いはありません!!!!!

(MBTIの理論上はね。)(そもそも、性格の良し悪しの判断なんて一般論こそあれど個々の価値観の問題ですから。)

1つ前で「心の利き手」という表現を使いましたが、通常「右利きと左利きのどちらが悪か」なんて考えませんよね?
でも、「ある特定の状況下では●●利きの方が便利!」という瞬間はあると思います。

性格もそれと同じこと。

性格上得意なことや苦手なことはあるかもしれないけれど、良し悪しはない。そして、個性こそ強み。自タイプ以外の他タイプが持ち合わせていない「強力な武器」だとわたしは思います。みんな、個性磨いていこうぜ!(誰)

そして、もう一つ。
自分のやりたいこと・やるべきことに、自分の性格タイプにとって得意ではない心のはたらきを必要とする場合。要するに、性格上“向いてないこと”をしたい時。やらねばならぬ時。

こういう時こそ、MBTIの力を借りよーぜ!(だから誰)

ぶっちゃけ、わたし自身が今そのような状況に置かれているのですが、MBTIをお勉強していると「自分が今何に対してストレスを感じていて、なぜ物事を上手く進められないか」が手に取るように分かる。

わたし自身INFJということもあり、MBTIを詳しく知る前までは、こういった状況に対してINFJ特有の第六感・ひらめきで対処していたように思います。

当時の心の流れとしては、

上手くいかない→第六感で違和感をふんわり察知→徐々に内界に引きこもる→内界の海をさまよい問題の詳細を自覚(同時に時間をかけて言語化)→内界で紆余曲折しつつ解決

みたいな感じ。


それに対してMBTIのお勉強をしはじめてからは、

しんどい→今置かれている状況を洗い出す→心理機能に当てはめて考える

という上記の流れだけで「あ~、今利き手じゃない方使ってたのか。」と、以前よりも容易に“何が自分の歩みを止めさせているのか”を察知できるようになりました。


そこから、得意で攻めるもよし。苦手を克服するもよし。
(苦手克服は時と場合により少々骨が折れる作業になりますが、方法はあります✨)(いわば心の筋トレなのですが、その方法についてはまたいつか。)

自分にとって納得感があり苦になりすぎない方法で、歩みたい道を歩んでいけたらいいよね!と思います🌷

INFJのわたしが望む世界、やはりそれは理想主義なINFJらしく(?)、「個が尊重され、輝くことのできる色彩豊かな世界」

人生80年時代を超えて100年時代……などと言われておりますが、この人生100年を豊かに生きるためには自己成長が必要不可欠かな、と。

心や性格は、自分が一生付き合っていく存在。
たまには自分自身を見つめる時間なんてのも、いかがでしょう?
何か新たな発見があるかも。

実はここだけの話、私よしたんはMBTI認定ユーザー(この記事内で書いた先生ポジションの資格)の資格取得を目指しておりまして、ここまでわたし自身が“熱い気持ち”を向けられるMBTIで誰かの力になれたら……なんて考えています。
公式に資格を取得をし、誰かの力になれる未来はもう少し先のことになるかと思いますが……💭
あなたの心にちょっとした白魔法をかけることを目指して、MBTIについてnoteやその他SNSを通して引き続き発信していく予定ですので、興味を持っていただけたらチラリと覗いてくださると嬉しいです🍀

長くなってしまいましたが……。

それでは、みなさま。
良いMBTIライフを~~~!✨(まとめ雑ゥ)

















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