4月30日能力試験考察（大井3R2歳新馬）

門別に続いて大井でも今季初の2歳新馬戦が行われる
5頭立てと出走頭数少なく、馬券的にはおもしろくない
頭数集まらないのならこの時期から無理にやらなくてもいいように感じますが、どうでしょうか

1番エコロジーナ

能力試験インザライフと同組
スタート決めて内のインザライフハナの外2番手から途中で抑えきれない感じで先頭へ
一旦１馬身抜けるがコーナーの枠の差で直線はインザライフと並走
持ったままいいフットワークで長く伸びてクビ差2位同入

タイムは50.0と速く余裕を持ったレース運びに好感
攻めは大きめで終いのみの3F43.8を馬なりで1本のみ
能力試験であの走り、仕上がり早の牝馬でもあり軽めでもキッチリ仕上がっているとみる
イン引いたぶんで今回はこちらがハナか

2番アストロパワー

能力試験出遅れ、さほどいかせる気もなく前2頭と4馬身離された位置から
前が外回していたこと、離されていたことから砂被りは無し
34角インから進出の脚が速く直線は抜けてからも鞭入ってかなりしっかり追われて突き放していた

実戦なみの試験内容
キッチリ追われて50.5と時計は出た
直線持ったままの能試馬は実戦でいざ追われて案外のケースもあるが、この馬はそれに関しては問題なし
攻めは大井で69.9-54.0-38.9
水準をビシッと一杯で1本追われている
2歳のこの時期で能試でも攻めでも一杯にできてるのは強調材料
冠名は付いていないがエスティファーム生産のトーセン馬で牧場でかなり乗り込まれてきたことは窺える
完成度高く追い比べになると台頭が

3番ホーリーキャット

能力試験出遅れ、徐々に巻き返していき4角はイン突き
直線は持ったまま流れ込みでまずまずの3位入線
時計は53.1で平凡
飛びが大きく走りのフットワークはいいが、弾んで上に飛んでるような感じで前への推進力今一つ

攻めは小林68.2-52.1-39.1を稍一杯がまずまずよく、後は水準を2本
能力試験後1本なのでそこまで大きな変わり身は無いか
使っていって上に弾むような走りから前に向かって脚を使えるようになると変わってきそう
人気のインザライフと併せて互角の攻めから脚力自体はあるはずで先々は走ってくる
初戦の1000は少し厳しいか

4番タイシロンブレード

アストロパワーと同組
外2番手から早めに先頭にたつが直線は鞭入ってしっかり追われるもラストは完全にバテていた
攻めは水準を1本
取り立てて強調材料に乏しく狙いは立ちにくい

5番インザライフ

スタート決めてハナ
並走のエコロジーナが外から交わして行くが抵抗せず
コーナーでインの分で直線は先頭取り戻し、こちらも持ったまま余裕を持って1位入線
ゴール前少し掛け直していたがこれがなくても押しきっていただろう
能力試験内容はエコロジーナと全く五分

攻めは同厩舎ホーリーキャットと併せて小林68.2-52.1-39.1稍一杯、水準級2本もホーリーキャットと同様
しっかり攻め積めてるのは良く仕上がりの分ではエコロジーナより一歩上か

エコロジーナ、インザライフの2頭が抜けているがさてどちらが上かとなると難しい
今の時期の2歳新馬だしハナが断然有利ではあるが馬場としてはイン逃げ×でもあり展開含めて難解
勝負できるレースではなさそう

オッズ睨みつつ当てにいかず妙味あるとこ狙いかな
最終判断はTwitterで