7月8日(金)川崎競馬2歳新馬能力試験考察

川崎3R2歳新馬(900)


1番メモリアルフィジー

6/17組、 スタートボコッと出て行き脚いまひとつ最後方から
道中は置かれ気味、直線ビッシリ追われて最後の最後に差を詰めてきて5着に差し込んだ
加速したままのゴールで見た目の着以上には評価できる内容
タイムは52.3

攻めは能試後2本
水準馬なり1本のあと、追い切りは70.0-52.0-38.3一杯
きっちり時計詰めていて、この中では上位のデキに映る
能試402キロと牡馬にしては小柄な点、900のインで出脚の悪さは気になるところではあるが、しっかり稽古こなせているのは好感
デキが上がったぶんでポンとゲート決まって取り付けるようなら差込みも


2番マキシマムベット

6/17メモリアルフィジー同組、スタート水準から能試では珍しく前並んでの4頭並走雁行の一番外
コーナーも外4で入り軽く仕掛けて頭一つ抜けて4角大外回って先頭に
直線は仕掛けてフラフラと相当な若さをみせていたが、矯正されて前に集中するとしっかり伸びて1着
追われていたが余力を感じさせるラストだった
タイムは51.7

攻めは1本70.3-52.7-39.4馬なり
時計はまずまずでビシッとはやられていないが、能試で外回してビッシリやられていたのでデキは担保、仕上がり良好とみていい
能力試験6/17は例の川崎レベル5のイン馬場の開催で、そこでの完全外4ぶん回し突き抜けは一枚上の内容
直線は若さを出してフラフラしていたが、それだけ余裕があるということでもある
疲れてヨレた走りではなく、真面目に走って伸ばしたことからは相当に評価する必要が
相手歓迎次第ではあるのだが、能力元値とすれば出たとこ勝ちレベルで
超有力


3番フラッシュベルン

6/17、メモリアルフィジー、マキシマムベット同組
スタート水準、4頭雁行の外3頭目
3角から外のマキシマムベットと一緒に進出の動きは良かったが、直線は追われて反抗しているのか頭の高い走りで全く伸びるところをみせずシンガリ6着まで落ちた
タイムは52.6

攻めは一本69.3-52.6-39.6一杯
時計まずまずでデキは水準
能試の直線止めたような走りは気になるが、道中の手応えはよく、敢えて理由を探るなら外被され続けて気持ちが切れたか?
止めずに走れていれば上位あったものとみてよく、気持ち続けば大掛けも
鞍上伊藤で誘導は心許ないが元値期待の狙いはありだろう


4番アイノパンテール

6/17組、スタート水準から二の脚速く、インから出たなりのハナ行けそうだったが控えてイン3
砂被りながらもしっかり追走、4角はポッカリ開いたインからスルッと抜けて直線先頭
かなり多めに鞭入れられたのは気持ちを抜けせないためか、軽めに追われてラストは持ったまま、しっかり伸ばして1着
タイムは52.0

攻めは1本53.2-39.0馬なり
能試でビシビシ鞭入れて負荷をかけていた馬、追い切り馬なりでも仕上げは万全とみていい
イン馬場で終始イン回っていた分で、元値どこまでと言われると疑問あり
有力ではあるが人気被るようなら敢えて嫌ってみる選択も一考


5番スプライト

6/17メモリアルフィジー他と同組、スタート水準4頭雁行を見る形の2列目から
3角詰めていって4角までしっかり砂被り
直線は最内の狭いところを通ってここでも砂被りまくっていた
伸びとしては流れ込み程度で4着
タイムは52.1

攻めは2本、馬なり水準一本の後、追い切りは70.5-52.4-39.0一杯
デキはまずまず良好、走れる態勢
砂被せ経験に割り振った能試内容は一定の評価
ただこちらもイン馬場でずっとインいたわりには追われて伸び平凡
900ではスピード的にもついていくのがやっと?
叩いて1400延長の負け組が本線ではないか


6番パイロン

6/17アイノパンテール同組、スタート水準から二の脚速く出して外3先行
3角手前で抜けて2番手に押し上げ、3角から前に並びかけ4角並走
直線はいざ追ってドタドタと重そうなフットワークで弾け切れず飲み込まれて3着
タイムは52.9

攻めは1本52.4-38.8一杯
デキは良さそう
外3から動いていくのはこの開催の馬場で厳しい展開
直線止まったものわからなくないが、しかしひと脚ぐらいは見せて欲しかった感も
ラストに差せるかどうかは未知数で、好走ケースで考えると出していっての流れ込みだろうか
積極的に出していくと追っかけバテも?


川崎4R2歳新馬(900)


1番ウィスティンガー

6/17組、スタートやや安めも出す気もなく出たなり5番手
道中仕掛けて動かずも手応えは良好
4角外持ち出して直線は1頭大外からゴーサインで反応◯
持ったまままずまずの脚で5着
タイムは52.9

攻めは1本70.0-52.0-38.7一杯
デキは良好
4角大外→直線大外はイン馬場だったことを考えると大きく評価する必要が
900より1400のほうがいいタイプにみえるが、能試は全く出していく気はなかった
余裕で回っていた手応えから対応できるスピードあり、実戦で出していって位置取ってくるようだと外負荷解放インコース利で前進が
有力


2番キョウエイミランダ

6/17組、スタート水準から押して2番手
道中ややモッサリした走りで外から交わされて3番手に
4角は開いた馬の間を通して直線はかなり強めに追われていたが伸びはなく流れ込み4着
タイムは53.2

攻めは2本、追い切りは70.7-53.7-40.3一杯
一杯にやられて時計は平凡
仕上がり面見劣り水準程度か
能試が平凡で強調材料は見つけ辛い
ブリンカー着で臨むとのことでこれが利くようなら


3番シゲルマンテン

6/17ウィスティンガー同組、スタート好発から並走のインでハナ
3角手前で外から交わされて3番手に落ちる
4角はインベタで開いたところを通り、直線も最内から追って伸びは水準程度の3着
タイムは52.6

攻めは1本69.5-52.8-39.8一杯
追われていたのならもう少し時計詰めたいところ、デキは水準やや上程度
レア種牡馬シゲルカガ産駒は今年デビューか?
パイロ産駒で交流重賞勝ち実績、産駒みるとことごとくシゲル馬でオーナーのプライベート種牡馬状態
血統からは快速でスピードありにみえるが能試からは少し?といった感じ
距離伸びていいようにも思えず新馬でなんとかしたそうだが元値、仕上がりからは厳しそうで


4番インテリジェンヌ

5/20組、スタート出遅れから押して押してもついていけず離されての後方
直線もビッシリ追って伸びはなくそのままのシンガリ
タイムは53.0

攻めは能試から間隔開いたが2本でいずれも馬なり水準級
デキは悪い
使ってからだろう


5番マサカド

6/17組、スタート好発から逃げも外から交わされて2番手に
3角手前インから再度進出するも逃げ馬リード詰まらず
直線はインラチ沿いへばりついて追われて伸びひといき
ラストはバテたのか余力残しなのか諦めて流していた
4着、タイムは52.2

攻めは1本70.3-52.7-39.4馬なり
馬なりでまずまず時計でたが能試イン回っての止まり方みるともっと負荷かけた稽古やってデキ上げていないと評価し辛い、デキは水準
紙面で印ついているようだが速いのは出脚だけ
最後伸びずにやめていたのは非常に印象の悪い能試内容
ガラッと変わってくる可能性もなくはないが、個人的には勝ち負けは相当厳しくみえる
抑えまで


川崎5R2歳新馬(900)


1番カネトシシュキン

6/17例の4頭雁行マキシマムベット組
スタート◯雁行の外2で頭一つ出る形での並走ハナ
3角は外の勢いが良かったが持ったままでしっかり抵抗
直線は追われてキッチリ脚を使い伸ばして2着確保
タイムは51.7

攻めは2本、水準強め一本のあと追い切りは70.7-53.7-40.3一杯
時計平凡、もう少し詰めたいところだが水準のデキはあるか
上にサラママがいるグランド牧場産中級の血統馬
父ヴィットリオドーロ、仕上がり水準で使って延長が良さそうにもみえるが元値は互角


2番マッドアゼリア

6/17組、スタートモロに出遅れ、ガシガシも行き脚つかずに4馬身ほど置かれていく
道中はずっと追いっぱなしで4角詰めていき直線は大外へ
しっかり追われたが道中脚使った分で余力なく離されてのしんがり5着
タイムは53.9

攻めは1本55.6-39.7馬なり
デキは悪い
能試も悪い
スタート決まれば多少はマシになるかもしれないが現時点では仕上がり途上とみる
見送り


3番ロックオンファルコ

6/17組、スタート水準から二の脚が抜群に速く外から抜けてハナへ
道中は2馬身ほどリードをとり楽な手応えで直線に
追ってしっかり伸びてリードを広げて1着
タイムは51.3

攻めは1本53.2-39.0馬なり
馬なり好タイムデキ絶好でさすがの内田厩舎馬
能試での逃げは道中ずっと内を開けてのもの
外の負荷を意図したものか、それとも馬が外に逃げているのか?
コーナー、直線の動きをみるとどうも後者の感じはするがそれでも900の新馬なら元値、デキが圧倒的!
ここはスピードと完成度で楽にクリアしてくるか
超有力
外逃避の悪癖の片鱗確認できるようなら勝ち組の周回コース変わりで割引きも視野


4番ゴールドオアハーツ

5/2組、1番枠からスタート◯で出たなりのハナ
番手外からピッタリマークもガッチリ抱え込んで手応えは抜群
4角引きつけて外から並ばれるも直線は追い出し待って軽め仕掛けで徐々に加速
残り100でゴーサイン出すと反応素晴らしくメキメキ伸びて突き抜けて1着
タイムは52.0
同組負かしたメンバーに新馬勝ちのラーテルがいる

攻めは間隔開いた分で入念
馬なり主体で本数乗られ、追い切りは本コースで53.4-40.0馬なり
ビシッとタイムこそ出していないが意欲的な仕上げでデキはパーフェクト
乗り込み量はこのメンバーでアドバンテージになる
砂被せこそできていないが、能試のパフォーマンスはケチのつけようがないもの
ロックオンファルコとのマッチレース濃厚とみる
有力


5番マイカグラ

6/17組、1番枠スタート◯でハナ
終始持ったままの手応えも3角で外から交わされていく
直線はコーナーの分で再度先頭取り戻し、しかし最後まで持ったままで2着余裕あり
タイムは52.7

攻めは1本52.4-38.8一杯
牝馬でビシッとやれているのは好感、デキはかなり良さそう
最後まで全く追うところなしの能試内容は時計より断然上の評価が必要
同型が強力なので兼ね合いがどうか、あとは実戦でいざ追われてどうかといったところ
圏内有力の1頭


6番タツノプリンセス

6/17組、スタート水準から少し仕掛けて2頭並走で外からハナ
持ったまま3角手前で抜けて単独先頭に立ち、直線もほんの少し仕掛けただけでほぼほぼ馬なりでしっかり伸びて2着余裕あり
タイムは52.5

攻めは1本70.4-53.0-39.1一杯
デキはまずまず良好
全兄にプリンスリターンがいる血統馬、血統からは芝向きの感も少々
センス抜群で、課題はマイカグラと同様に追われてどうかという点
同型の牡馬2頭が強力に映り、牝馬2頭は枠も外の分でおそらくは隊列も厳しくなりそう
これが内外逆であれば900の距離でポンと出てもあったが
連下としては有力の1頭




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