6月23日（木）船橋競馬2歳新馬能力試験考察

船橋2R2歳新馬（1000）

1番ソーヴキプ

5/24組、スタート水準、押して出していって2番手から
道中やや気合いつけられながらも追走ぶりはスムーズ
直線は鞭入ってしっかりめに追われて伸びて2着、タイムは51.2

攻めは能試後2本、1週前52.9-39.0馬なり追い切りは68.8-52.5-39.4強め
乗り込み量、時計共に十分でかなりデキは良さそう
血統的に目立つものはないが初戦から力を発揮
馬場と脚質的には1番枠引いたのはプラスではないだろう
出していきたいだろうが枠で被せられそうで

2番サーフズアップ

5/24ソーヴキプ同組スタート出遅れ押っ付けてスピード乗りはイマイチ
それでもなんとかガシガシで勢いついて進出もイン揉まれと砂でやや嫌がる感じ
3角馬の間を進出から直線は追い出し待ってラストに軽く追ったが流れ込みの4着、タイムは52.3

攻めは能試前からやっていて明け2本入念
1週前53.0-39.8馬なり追い切りは52.3-38.5強め
デキはこれもかなり良さそう、能試時からグンと状態を上げている
母ハッピーウェーブで上にハッピーストリート南関上級血統でクズがでない
社台オーナーズ持ち馬で御神本乗せて使ってくるからにはそれなりに勝算あるとみてよく

能試イマイチも鞍上篠谷→御神本でデキも上がっているのなら出脚から変わってくるシーンも

3番エムティソレイユ

6/7組好発から少し促してハナ
外2頭と並走のインでやや厳しい展開も抱え込んで手応えはいい
直線はほぼ持ったままで、外から1頭抜けられたが自分のペースでラストに鞭一発少し仕掛けて2着余裕あり、タイムは51.0

攻めは能試前から入念、追い切りは52.6-40.3一杯
ビシッと追われたわりにしまい掛かった最終追いはやや悪いが全体的には悪くなく仕上がり上々
能試濱田→実戦和田強化
スピードあってこれが逃げ候補
終いに余裕あった能試内容が良く先手取り切れれば粘りこみがある

4番ワガママナビジン

6/7組スタート出遅れから3角手前外を口割って掛かりながら上がっていく
鞍上抑えながら4角外3並走、ずっと頭も高く掛かったままの状態で直線半ばまで抑え込みに苦労しフラフラ
鞍上が緩めた直線はグッと加速するが強烈にインにササッていた
立て直して追って伸びしっかり2着、タイムは50.8

攻めは1本68.9-52.4-39.0一杯
直前一本も負荷、時計十分でデキは万全
能力試験でみせた強烈な若さは両刃の剣
掛かって行きたいだけ行ってアラアラも考えられるが、この距離だけに高いスピードと前進気勢はプラス
元値は断然で、若さ全開でも一気の押し切りまで
有力

5番ハーモニーロワ

5/24組、好発からハナ
番手馬にピッタリマークされるが手応えは抜群で余裕ありの逃げ
直線も他馬が来るのを待つ形で追い出しを待ち、ゴール直線に軽く仕掛けただけの2着
タイムは52.2

攻めは能試後2本
1週前71.5-54.0-39.7馬なり
追い切りは67.1-50.4-37.9一杯
最終追いで破格の好タイム、ここにきて一気にデキを上げてきている抜群のデキ！
スピードあってこれもハナ候補
能試では終い流していたが攻めではビシッと追われて好タイムと、追えば伸びるのはほぼ確実
少頭数の外枠というのも良く、逃げ、外2番手と競馬の幅も広く取れる
有力

船橋3R2歳維新馬（1000）

1番スターオブキッド

6/7組、スタート出遅れも二の脚が速くて巻き返し外から2番手へ
逃げ馬に馬体を併せてピッタリマーク
直線は口向き悪く鞍上の仕掛けに反抗するような素振り
最後までしっかり追われていたが敢えて無視しているうような走りで伸びずの3着、タイムは53.8

攻めは2本、中間に57.1-42.9追い切りは53.5-40.5一杯
もう一本欲しいかなと言った時計でデキは水準程度
能試鞍上は實川なので、馬が仕掛けに素直に従いたくなかったのもわからないではない（笑？）
実戦は笹川に大幅強化
二の脚先行力に見所あって真面目に走れるなら最後も伸ばせていたかもしれない
デキはやや甘く使ってからにみえるが変わり身は想定も
気性でタコ負けもあるかもしれないが、元値はまずまずあるので負け組での狙いも考え注目しておきたい馬

2番ノンリミタシオン

6/7組、ロケットスタートから二の脚も抜群で一気に抜けてあっという間に5馬身突き放す逃げ
道中もスピードそのままにスイスイと走り直線向く頃には10馬身近くのリード
直線しっかり追ってさらにリードを広げ後続を3.2秒ちぎるぶっちぎりの1着余裕あり、タイムは破格の48.9

攻めは直前の1本で終いのみの39.1馬なり
能試であれだけの走りを見せた馬、終いのみ一本でもデキに文句などつけようがない、完璧な仕上げ

2代母がレースパイロットとキングカメハメハの近親に当る筋の通った血統馬
スピードが抜群で追ってしっかりと完成度の高い走りはしばらくは連勝街道確定レベル
デビューの1000、ここは誰がどう見ても通過点
この時期デビューであまり短距離にフィットしすぎてもとは思うが血統的には距離持ってよく、来年のクラシックまで視野に入ってくる好素材
レースが楽しみに

3番ユウユウロケット

6/7ノンリミタシオン同組
スタート水準もなにかに驚いたのか外にジャンプして下がって置かれて後方から
そのまま取り付きもできず、直線は追われてフラフラフラフラ走り伸びもなくシンガリ、タイムは53.2

攻めは能試前1本53.5-39.1馬なり、追い切りは52.0-38.9強め
デキは良好にみえる
問題は能試でみせた若さ
攻めからすると能試は全く走っておらず、これを元値ととるか、遊んでさっぱり走っていなかったと取るかで評価は大きく分かれそう

私としては走っていなかったほうを取りたい
ただいずれにしてもこの距離で強力馬いるここは厳しい
着狙いに徹してどこまでといったところ

4番アイディンモンロー

5/24組、スタートやや安めから外巻き返して離れた3番手
道中は少し気合いつけられながらの追走でやや頭が高い
直線は軽く仕掛けられて伸びはまずまず4着、タイムは52.3

攻めは一本70.2-52.3-39.0一杯
能試から間隔開いて攻め一本はやや不満ビシッとやって時計でで仕上がり上々ではある
能試がいまひとつでそこからの変わり身がどこまであるか
鞍上はド下手でおなじみ山本3兄弟のお荷物山本聡紀
メンバー薄いからで狙うのならやめておいたほうがよいように思えるが、、、

5番ハシッテマウデ

5/24アイディンモンロー組
スタート出遅れ最後方から進め直線も追われてさっぱり脚をつかえずシンガリ、タイムは53.7
攻めは能試前から乗り込んでいて、明けて52.9-39.0馬なり
追い切りは69.7-53.2-40.1強めと走れるデキは担保
しかし、如何せん能試内容が悪すぎる、使って使って距離伸びての変わり身待ちだろう