7/25（月）船橋２歳新馬能力試験考察

船橋2R2歳新馬（1000）

１番ラピスアダマンス

７/６組、好発でインからハナ、道中ピッタリから３角で番手馬に前に出られる
４角インから直線は前の馬に合わせて外に動かしこの直後に入れて長く砂被せしラストは緩めて離され３着
タイムは50.7

攻めは能試前から入念、追切は51.1-38.0強め
しっかり乗り込まれてデキは絶好
能試で行き脚を見せてさらに直線は明らかに意図を持って砂被せの経験を積めたのは非常に大きい
ラストにジリジリで３着に落ちたがラストは追っておらず能試内容はAクラス評価
513キロと馬格あって将来性十分
デキも良く砂被せ済んでいる分で１番枠も問題なし
よほどインが死んでいなければ順当に上位に
有力

２番サテライト

７/６組、スタート水準外３から道中は前が抜けて離された単独２番手
直線は逃げ馬の後ろに入れて長く砂被せし持ったまま、他馬に抜かされていき一団もシンガリ入線
タイムは53.4

攻めは直前一本52.9-38.8馬なり
大きく強調できる攻め内容ではないがこの馬なりにはしっかり仕上がっている印象、走れるデキは担保
能試の直線は砂被せ専念で、追われておらず着順は度外視、距離は伸びてからのほうが良さそうだが元値は十分通用
狙いどころ考えるとここでタコ負けして相手関係有利の負け組延長で大きく狙いたいとこだが
抑えには必要

３番ブロムベーレ

７/６組、好発から馬体併せてピッタリの外2
道中はガッチリ抱え込んで手応え絶好から、３角過ぎで我慢できずに先頭抜け出し
直線はハミ掛け直して促しつつラストはしっかり目に追われて１着
タイムは50.8

攻めは能試前から入念、追切は51.3-38.3強め
しっかり乗り込まれてデキは抜群
上にクニノキラメキ、ドリームプリンスがいる南関中級血統
上がやや気性面で難しいところをみせていてその分がどうか？
血統的には使い込むよりは初戦がいいタイプに写る
距離も伸びるよりは1200前後に適性アリか
初戦全開！有力

４番フォースバイオ

７/６組、スタート水準から二の脚抜群の楽な手応えで外２ピッタリ先行
3角抑えたまま前並んで４角先頭
直線完全に持ったままで流して２着余裕あり
タイムは52.0

攻めは一本69.8-55.1-41.7強め
時計は悪い、気性的な悪さなどあったのかもしれないが強めに追ってこの内容では割引せざるを得ない
能試動けたことを加味しても純粋にデキの評価となると水準程度まで
能試内容は余裕あり、鞍上は森で普通なら有力の評価でいいが、やはり調教の悪さが引っかかる
5Fから入っているとは言え終いが掛かりすぎはバテ？
抑えまで

５番ヨルデモアーサー

７/６ラピスアダマンス同組、スタート〇外３頭並走の外２番手から道中１頭脱落の単独３番手
３角で頭上げてバカついて外膨れ気味はコーナー曲がれなかったか？
立て直して直線はビッシリ追われたが伸びはひといきで５着
タイムは52.3

攻めは能試後２本、70.9-53.2-39.6馬なり
追切は52.9-39.4馬なり
デキは順当に上げてきた印象、十分仕上がっている
気性面がやや気に掛かり初戦からは？ではあるがまともに走れるなら十分圏内
矢野義厩舎だけにここタコ負けさせての次戦に妙味ありそうではあるが
有力

６番リッキーザキング

７/６組、スタートやや安めから２の脚で外から取りついて単独３番手
直線は外に回してビシビシムチ入れて伸びは上々の並走同入３着
タイムは51.6

攻めは一本51.3-38.6一杯
能試同様にビシっと一杯に追われて好タイム
仕上がり万全とみていい
能試反応まずまず、差せる脚あって２歳戦で信頼できるタイプ
初戦1000の分でどこまで追走できるかだろう
圏内の１頭

船橋3R２歳新馬（1000）

１番モモンガクロー

６/７組、スタート水準４番手から
道中インで揉まれ砂被ってずっとやや頭の高い走り
３～４角はずっとインで砂、直線は馬の間からムチ入れて止めさせずに頑張らせて３着
先着はデビュー勝ちのマイブー、デビュー3.2着のワガママナビジンとメンバーは揃っていた
タイムは51.0

攻めは間隔開いて直前２本
55.3-40.4馬なりのあと追切は69.5-52.3-38.1馬なり
馬なり主体だが5Fからやってキッチリ時計出してきて仕上がりはかなり上位、デキは万全
能試でずっと揉まれ砂経験させていたのは大きな強調材料
イン引いたのは問題ないがあとは鞍上のオカケン
インに拘りのある騎手だけにこの枠引けばラチ沿いインベタは確実か
どこかで外に出せればいいが今の船橋でインベタは死に枠だけにこれで脚を奪われる可能性が少し
小頭数だしバラけるはずでそう気にすることではないが
有力

２番マリンプチダンジュ

７/６組、スタート水準、大外から内に寄せてのインベタ単独３番手
４角インで回って直線は少し内にモタレて狭いインを突こうとして詰まって外に矯正
少し仕掛けてあとは流して４着余裕あり
タイムは52.3

攻めは能試前から入念、開けて最終追切は66.5-51.2-38.5一杯
ビシッと追い切ってデキは良好
終始イン回ったのは船橋の馬場を考えると負荷大で評価
直線は完全に詰まって立て直していてロスの多い内容
鞍上が濱田なのでここも誘導は課題にはなるが、スムーズなら伸ばしてこれる
有力

３番キミカワイイネ

７/６組、スタートやや出遅れから行き脚さっぱりで大きく離されていっての最後方待機も鞍上は促さず溜めたまま
勝負どころでも持ったままで外を押し上げて圏内まで取りついて４角は大外へ
直線もまだ鞍上に動きなく、残り100でかけ直してようやくムチ一発
しっかり反応して伸びて３着
タイムは53.2

攻めは能試前から入念、追切は69.7-51.6-37.8強め
能試397キロと小柄の牝馬だがしっかり稽古詰めていてデキは抜群
この馬体だけに当然仕上がり早く初戦全開だろう
能試が直線一発ムチのみで余裕の内容
行き脚の面、時計比較でも見劣るが元値は相当高いとみていい
スタート決まって出して追走できるかが焦点に
能試オカケンから実戦本田変わりはプラスとみて良く
有力

４番クイーンオーキッド

７/６キミカワイイネ同組、スタート水準イン3から
道中砂被ってイヤイヤで強烈に頭を上げレースを止めてしまうほどの反応
向こう正面から４角までずっと頭の高い状態だったが直線バラけてなんとか追って止めさせずに頑張らせて４着
タイムは53.3

攻めは一本66.1-51.0-38.2やや強め
長めからしっかりデキは良好
上にハルクンノテソーロ、マルカブレーブがいて中々の血統馬
気性の若さは感じるが揉まれと砂被せを経験した能試の内容は相応に評価したいところ
攻めで動いているようにデキは上がってきて、スムーズなら伸ばせる脚も持っていそう
人気はなさそうだが抑えには組み込んでおきたい一頭
負け組距離延長ならさらに注意が必要な存在に


５番オータムリーブス

４/１９組、スタート大出遅れ、最後方のインから
終始インベタで回って４角コーナーの分で一気に詰めて直線も最内でガッツリ追われて伸びしっかり、ラストに疲れて外の馬に差されて４着
タイムは53.3

攻めは間隔開いた分で入念、一度牧場戻しているか？
直近の攻めでは6/20に69.4-52.8-39.6一杯
その後２本は57.9-43.7、追切の53.9-39.8強め
本数やっているのはプラスで時計はもう少し詰めたいかといった状況
デキはまずまず
能試は馬場が悪い中インベタでかなり負荷掛かる状況
キモンツガル、メイクアストーリーなどレベルの高い組み合わせでもあったので内容は額面以上に評価
ここから順当に仕上がりは進んでいるのだがまだ一本速いところが足りないかといった感じ
エスティ闇仕上げで出来ているかもしれないが、管理が時計出す傾向ある山中師なら額面どおり受け取り仕上がり疑問
距離もどうかで本線は使ってからに見える
負け組、距離延長なら重い印が必要に

６番マサノエンペラー

７/６組、スタート水準から二の脚速く外３→抜けて外2→３角先頭と抑えたままでドンドンポジションを上げていく
４角で番手馬千切っても直線はまだ抑えたまま、残り200からかけ直して気合つけつつも全く追われるところなくリード広げてそのまま１着余裕あり
タイムは49.6

攻めは能試前68.8-53.1-40.4やや強め
追切は66.4-51.0-38.4強め
デキはパーフェクト、初戦からキッチリ仕上げてきている
終始ガッチリ抑え込んでラスト気合のみで突き放した能試内容は時計以上に強い
単純時計比較で抜けているメンバーだが、追えばさらに１秒以上は詰まるとなれば逆らうことは不可能
デキもよく死角なし
超有力

７番エースフラワー

７/６組、スタートやや出負けからバラケた４番手の外
直線は少し砂被せたあと外に出して追われるが反応はなく流れ込みでシンガリ
タイムは52.8

攻めは時計になるところなし
攻め動かす玉井師管理だけに時計一本もないのは明確にマイナスとみていいだろう、仕上がりは悪い
能試内容から攻め時計もなしでは上積みは感じられず
使いながらの良化待ち
初戦は見送り

船橋4R2歳新馬（1500）

１番キュアドリーム

７/６組、スタートやや出負けから取りついて道中は分断の３番手
やや促しながらの追走、直線はしっかりめに追われてまずまずの伸び
ラストは緩めて流れ込みの3着
タイムは51.1

攻めは一本51.2-38.5馬なり
馬なり好タイムで併せ先着と内容良し、デキは良好
能試でやや渋い反応ながら追って伸びは確認でき距離はこのあたりが向いていそう
デキは上がっている印象で使ったことで反応変わってこれば
砂被せできていないが小頭数のインなのでさほどきにしなくてもいいか
圏内の１頭

２番カウンシル

７/６組、スタート水準も行き脚はひといきで５番手から
道中砂被ったのか大きく頭を上げるシーン、なだめて落ち着いたかに見えた３角でもまた頭を上げて若さ全開
直線は強烈に内にササってラチ沿いまでぶっ飛んでいき鞍上は矯正に専念でほとんど追えずも伸びは上々で５着
タイムは53.3

攻めは一本70.3-53.0-39.2馬なり
攻めは水準も馬なりで悪くなし、526キロの大型馬で使った上積みは大きくデキは水準以上
理想はもう一本速め欲しいところだが走れるデキは担保
能試で若さ全開、集中力なく、ほぼほぼまともに走れてない状態なので着順は度外視
元値はここで抜けて高そうだが気性と仕上がり面でどうか
能試で悪さを出し切ったとみるなら使って上積み見込めるしいきなりの狙いは成立する
鞍上森だけに同様のミスは考えにくく
有力

３番レゾリュートスカイ

７/６組、スタート出遅れ、行き脚もモサっとで５番手から
直線追われて伸びもサッパリの５着
タイムは52.3

攻めは能試前軽め水準級、追切は68.9-51.5-38.4強め
まずまず時計出してきて仕上がりは水準以上
能試536キロの超大型馬で走りからはまだ仕上がり途上といった形
攻め動いてデキは上がっているがそれでもまだ足りなそうにみえる
もう少し使い込んでからではないか？

４番ナリノヴァニーユ

７/６組、スタート出遅れから外に逸走
かなり外まで行ってロスは大きかったが立て直して取りついてからの行き脚は抜群
3角手前一気に前に詰めていってコーナー外4の入り、４角も外ぶん回される
直線は内へ行こうとするのをガッチリと抑えて矯正しながら追われずに伸び上々の４着
タイムは51.1

攻めは能試前から入念、追切は69.7-51.6-37.8強め
しっかり時計出してきて仕上がりは絶好
こちらも能試では若さ全開
かなりロスがあり、直線もフラフラと怪しく追いきれないなかでキッチリ脚をみせたように元値は相当高い
519キロと馬格あるがモサっとしたところはなく、攻めからも仕上がりはかなり良さそう
あとは実戦で悪いところを出さないかだけ
悪さをしにくい中枠引いたのはプラスか？
有力

５番サイレントウルフ

６/７組、好発から持ったままハナ、道中スピード乗りよく離し逃げも手応えは非常に楽
直線向いてもリードを保ったまま追い出しを待ち、残り200でゴーサイン
仕掛けてグイグイ伸びて脚色衰えずに１着
タイムは50.1

攻めは一本66.6-51.2-38.6強め
ビシッとタイム出してきてこれもデキは絶好
スピードがあって追われてしっかりと完成度の高さが目立つ
本格型の馬だけに1500デビューは願ってもない条件だろう
正攻法で押切り狙い
有力

６番ベストホリデー

７/６組、スタート出遅れから押して行き脚つかず離されていく一方の道中
直線も追われて反応はなくそのまま後方流れ込みでシンガリ
タイムは55.4

攻めは能試前一本水準級、追切は52.6-38.7一杯
デキは水準、強調材料に欠ける
能試内容が悪すぎて明らかに仕上がり途上
使いつつ状態上がるのを待つ形
初戦は見送り