オオアレチノギク

朝 6時半ごろ 耳元で 一番下のおとんぼが、「西ノ口公園に 2周 走りに行こう」という。 寝ていた嫁が 「あかん!」と怒るが、俺が一緒やったらいいということで、かなり寝ぼけた頭のまま 着替えて外に出た。


外に出た途端「ママには内緒やねん。公園に水筒を忘れて来てしまってるから、わからんように 取りに行きたいねん ママには言うたらあかんで」

との事。 なるほどそう言う事か、小学校1年の一番下の子が、そう言う

”からくり” ができるのだと 感心した。 自転車に乗らせて、もう一つ遠い公園まで行こうと、大きめのアスレチックのある所へ誘って一緒に行った。

少しジョギングして ベンチに座ると 20cmほどの オオアレチノギクが 隠れるようにして ベンチの下に生えている。

昨日読んだ 「まどみちお」の本の中に 雑草の名を 覚えた途端 その草の事をわかった様になってしまい、雑草一つ一つにも個性があるのに、見なくなってしまう。 

という風なことを書いてあるのを思い出した。 

カタバミ、ナズナ、カラスノエンドウ、オオバコ 数え上げたらきりがない

雑草を、ひとくくりにして個性があることを見ていなかった。人間にも一人ひとり個性があるというのに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?