新生ドット絵による、ジョブとクリスタルの冒険活劇「ファイナルファンタジー3 ピクセルリマスター」遊んでるよ。

 だから見てて下さい!! 俺の!!!! 変身ジョブチェンジ!!!!!!!!




 「聖剣伝説」も遊び終わったので、今度は「ファイナルファンタジー3」を遊んでいます。

 ファンの間では「ピクリマ」という略称でも呼ばれている「ピクセルリマスター」版で、その名の通り、スクウェアドット絵界の巨匠・渋谷員子さんを筆頭にスタッフさんたちがドット絵で新たに描き起こしたノスタルジィ溢れる絵柄がウリのリメイク版だね。

 特に「FF3」はいにしえの携帯機・ワンダースワンカラーで「スクウェア・マスターピース」と銘打った移植版が企画されており、「ロマサガ」や「FF2」なども移植されてはいたものの「FF3」はハードの衰退もあって計画が頓挫。
 その次に登場したのが06年のDS版の3Dリメイクだったので、2Dの「FF3」としては09年のWii・バーチャルコンソール版まで待つ事になった……という経緯があったりもして。

 内容に関しても今ではお馴染みの「ジョブチェンジ」システムやバハムート、リバイアサンと言った召喚獣のチカラを借りる「召喚魔法」なんかが初出。物語の冒頭こそ「サガ2秘宝伝説」みたいに「片田舎の少年四人組が運命に導かれて旅立つ!」って感じの始まり方なんだけれど、世界のバランスを司るクリスタルに起きた異変、そこから起こる大地震……比較的序盤から名前こそ登場しているものの正体不明だった大敵のザンデ。
 闇のチカラを反乱させ世界のバランスを崩し、暗闇の世界を築こうとするザンデの野望に立ち向かうべく冒険を繰り広げる道中、先々で出会う人々との絆と集まるクリスタルのチカラ。光の四戦士として世界の崩壊を防げ! ……と行った、壮大なストーリーが展開されていく。


 1990年のゲームで、86年生まれの私的には物心つくかつかないか~ぐらいのゲーム。兄や母が遊んでいたのを見て真似して私もちょっと遊んだんだけれど、ゲームの事がよく分からなくってクリアまではしなかったんじゃないかなコレ。
 なんか、兄のゲームデータを間違えて消してムチャクチャ怒られた記憶とか、あとは攻略本の絵とかテキストを穴が開くほど熟読していた気がする。いや、話は少しズレるんだけれど当時は「ゲームの攻略本」って凄く面白い娯楽の一つで、やっぱりゲームをやる時間が限られていた時代でもあったから遊んでいない時は攻略本を熟読したりしてた訳だよ。自由帳にデータとか描き起こしたり、武器や召喚獣のイラストを真似して描いてみたりとか、それこそ、ウチの母なんかは
 「よしまさはファイファンで字を学んだ
 「でもカタチで覚えたせいで書き順がムチャクチャだった
 なんて言ってたっけかな。
 (これは多分今でも本人に聞いたら「せやで」って帰ってくると思う)
 
 当時の攻略本ってたぶんもう全部処分しちゃったんだけれど、今にして思えば惜しい事をしたなぁとも思う。が、まぁ、そういうのは少年期に置いていって、こうしてたまに思い返しては懐かしむくらいが丁度いいのかも知れない。

 で、やっぱり印象的なのは最終ダンジョンの長さ。
 先述の通り、当時はゲームの時間が限られていた事もあって、兄は母に「いつまで遊んでるの」とお小言を言われながらも最終ダンジョンを攻略していた気がする。
 まぁ、それも今となっては中断セーブが存在するし、テレビに繋ぐしか遊ぶ方法がなかった時代に比べればずっとお手軽に「FF3」の世界に没入できるようになった訳で、時代は進むんだよなぁ……とか、それでも新作のゲームじゃなくって子どもの頃に遊んでたゲームのリメイクを選ぶ辺り、三つ子の魂って奴は案外実在してんだろーなとか、それでも、30年近く経っても最新のハード(この場合はスマホ)にリメイクされるゲームの名作度合いに唸らされたりもする。

 まぁ。ピクリマなんておじさんおばさん向けの娯楽ですよ。
 だからこそ今年37歳の私が遊んで楽しんでるんだけどさ。

 おじさん上等。生きてりゃ歳を取る。それでも子どもの頃に好きだったものを今の時代にもっと便利に楽しめて、当時のワクワクを思い起こせるっていうんなら、娯楽としてはもうとっても質が高いと思えないかい。俺は思うね。じゃあやろう! ジョブチェンジとクリスタルの冒険、またやろう! 飛空艇に乗って知らない大陸に飛んだり、チョコボを捕まえてトコトコ走ったり、斬鉄剣に蹂躙されたりして一喜一憂しよう!


 で……肝心のピクセルリマスター版の主な仕様に関して、雑感を挙げていこう。
 面白い事にコンフィグ画面のシステム設定から現在のスマホ画質の他に、当時のブラウン管テレビ風のフィルターをかけたちょっと粗めの画面で遊べるアナログ画質も選べる。
 これはまさにノスタルジィをくすぐる良い提案だな! と思う反面、音楽面はオーケストラ調にリメイクされた音源だけになっている。せっかく画質を古臭くして楽しめるんだから、そこはファミコン風の8bitピコピコ音源版も選べるようにしてくれた方がもっと良かったかなーって素直に思う。
 特についこの前まで遊んでいた移植版「聖剣伝説」ではGB版音源も選べたので、技術的には可能なんじゃない? なんて思ってしまうし。


 続いて、タップ移動モード。
 さすがに隠し通路に関してはダメだけれど、通常の仮想方向キーとは別にタップ移動モードというのが搭載されていて、画面の上の歩ける場所をタップするとそこまでトコトコ歩いていってくれます。
 仮想方向キーがイマイチな性能なのもあるけれどこれが凄く便利。
 人をタップすればその人に歩いていって(移動する相手なら追いかけてくれる!)話しかけまでくれるし、道端やツボの中に落ちてあるアイテムなんかもタップすれば移動して拾ってくれる優れもの。
 スマホでのレトロゲーム操作はこの移動だけでもちょっとしたストレスになりがちだったけれど、その点を綺麗にカバーしてくれててこれは素直に良い機能だと思う。

 そこから、バトルに関しても。
 まず通常攻撃は敵をタップするだけで自動的に選んで戦ってくれる。
 仮想パッドで上下移動して~って操作が煩雑な場合はコレだけでOKだし、何より前ターンの動きをもう一度繰り返す「オードモード」も便利。
 例えばアイテムとして使うと魔法の効果が発動する武器なんかは、毎回入力する度にアイテムを開いて~って操作が必要になるんだけれど、このオートモードなら一度使ってくれれば止めて別のコマンドを入力するまでは戦闘終了まで光の杖をアイテムとして使って敵全体にサンダーを撃ってくれる。

 このタップ移動モードとバトル時のオートモードでレベリングやお金稼ぎ時なんかの煩雑さから一気に開放されるのは大きい。
 私なんてのは割と卑怯な生き物なので、昔のゲームが遊びたいって思うクセにでもベタ移植時の煩雑なコマンド入力を手間と感じがちなところもあったりするので──これは昨今のスマホゲーのオートバトルに慣れ過ぎたからというのもあるのかも知れないけど──この便利さはゲームの「楽しみたい部分だけをギュッと楽しむ」上でとても役に立っている。


 ピクセルリマスター版としての主な機能面はそんなものだろうかな。
 あとは先述の3Dリメイク版から逆輸入されたのか、一部ジョブの専用コマンドなんかはちょこちょこ変わっているような気がする。
 気がすると書いたのは、まぁ、もう、原典ファミコン版の仕様まではさすがにキチンと覚えてないからなんだけれど。


 ジョブ専用コマンド……という事で、続いて、各ジョブに関する雑感なんかも書いていこう。


・たまねぎ剣士
 クリスタルのチカラを得ていない状態の四戦士たちの最初の姿。
 因みにDS版リメイクではこのジョブは通信機能を経て入手できるジョブで、最初はFF5のように「すっぴん」というジョブになっているらしい。
 ご存知、Lv,90台後半からパラメータが爆発的に伸び、専用のオニオンシリーズを装備したLv,99……! ともなればラスボスにも楽勝でゲームクリアも可能になる超チートジョブと化す訳だけど、攻略途中の現時点では触れる機会は、まぁ、ない。
 そもそもすぐに最初の風のクリスタルのチカラでジョブチェンジできるようになる訳だからね。
 

・戦士
 だから見てて下さい、俺の、変身ジョブチェンジ
 まぁ実質的にナイトの下位互換。
 武器アタッカー。高いHPと攻撃力、それと重たい鎧なんかも装備できる防御力が自慢。とりあえず一人放り込むよね。でもナイトにジョブチェンジできるようになったらまずもう使わなくなるよね。
 「攻勢の戦士、守勢のナイト」みたいな棲み分けはもっと後の作品の話になるよ。
 

・モンク
 軽装による紙装甲! 高い素早さでガツンと先制!
 まぁ残念ながら空手家の下位互換。
 素手アタッカー……と言いたいけれどトンファーとか三節棍を装備して戦う事もできる。長きもの……水のチカラ……!(ドラゴンフォーム)
 でもこのゲームは素早さがダメージに直結する「ヒット数」に関与するから序盤のアタッカーとしては実に優秀。ただ戦士と違って防具は軽装のものしか装備できないから脆くもあるヨ。みたいな、良く言えばピーキーな魅力。

・白魔道師
 みんな大好き回復役。
 このジョブばかりはよっぽど特殊な状況や縛りプレイでもない限りは絶対パーティに一人は入れて遊ぶんじゃないかなみんな。それにこのゲームは小人になるミニマムやカエルになるトードを使って潜入するダンジョンもあるから自動的に一人は必要になってくるね。
 FF1の頃は地味にハンマーとかの鈍器も装備できた気はするけど今作はどうだったろう。白魔道師の武器なんて最後に気にするようなモンだからちゃんと見てないな。
 あ、でも空中の魔物相手には弱点が衝けるエアロが輝くよ。

・黒魔導師
 攻撃魔法のエキスパート!
 まぁでも武器攻撃や各種の特殊コマンドもあるから、いうてそこまで使ってないな私の場合。序盤なら赤魔道師でもファイアやブリザドで十分戦えるし……って思ったけどミニマムで小人になって進む狭いダンジョンなんかでは有効な攻撃手段が限られてくるから、そういう時にみんなで黒魔導師になってピーピー黒魔法を撃って進んだりもした。

・赤魔道師
 FF的には最もドラクエ的「勇者」に近い存在。
 剣も振るえるしある程度なら重ための防具も装備できる。それにレベルや使用回数こそ本職には劣るものの白魔法と黒魔法を同時に扱える……なんでもできる反面、なんにもできないのが赤魔道師ってやつなんだ(マトリフ師匠)。
 一番輝いてたのは序盤にワイトスレイヤー振り回してた頃なんじゃないかな。
 そこからはゆるゆると専門職に差をつけられていっちゃう感じ。FF1とかだとマジで文字通りの勇者って感じだったんだけど、まぁでも色々ジョブチェンジして遊んでねってゲームだから私はこの匙加減を支持する。

・狩人
 後列から驚異の4連射! みだれうち!
 4回攻撃のみだれうちが本体。
 装甲もモンク並み……下手すればそれ以上? に薄め。バックアタックがそのまま死の危険に繋がる……って考えると、これもモンク的ピーキーさを感じる。でもやっぱり楽しいよねみだれうち。私も好き。
 

・ナイト
 だったら生きてその願いを叶えろよ! 死んだら終わりだぞ!
 ……と言わんばかりに瀕死のメンバーへの物理攻撃に凄い速度で割り込んで代わりにダメージを受ける「かばう」を標準装備。
 「FF4」のセシルから白魔法抜いた感じのアレだアレ。
 まぁ実際は魔法攻撃とか全体攻撃で守れない場合も多々あるんだけど。
 後は防御の上位互換「まもる」も搭載。終盤になればエクスカリバーとかラグナロクなんかの強力な剣が手に入るから攻撃力も補填しやすくなるのかな。

・シーフ
 インビシボゥ(とんずら)。
 代名詞的アビリティ「ぬすむ」と「とんずら」で痒いところに手が届くトリッキーなジョブ。イメージ通り素早さもまぁ高め。それに後列から二刀流ブーメランを投げている頃はナイトを凌ぐアタッカー性能を誇るのも良い。
 総じて使っていて遊び心を感じる。
 後はなんといっても特殊技能でカギのアイテムを使わなくても施錠した扉を開けられるので、ゴールドルの館や時の神殿なんかで大活躍。

・学者
 魔導師ハイン戦一発屋兄貴オッスオッス!!
 いかにもな外見に反して白魔法が使えねえ。弱点属性変更バリアチェンジを駆使する魔導師ハイン戦で「みやぶる」を使って弱点を看破する為だけに存在するようなジョブ。あと武器が本。本で殴るよ。良いのか学者。
 フェアリー連れてたり「陣」で味方を強化したりそういうのはないです。
 

・風水師
 ジグザグ迷い続けてる♪ 近道なんてないのかな♪
 「ちけい」を駆使してフィールドに応じた様々な攻撃をMP消費もなく繰り出せる。しかし、どうなんだろうな? 強力な竜巻を呼び起こす時もあればそうでもないカマイタチを繰り出す時もあったりして、幻術師と言いランダム要素が強いんであんまり使ってない。
 ファミコン版と違って「ちけい」失敗で自然の反動としてダメージを受けるデメリットは消えたらしいけど、どうなんだろうな? 今本物の忍空を知る者は少ない。

・竜騎士
 デデッデデッデデデデフヨーンテッテテレーwwwwwwwwwwレッツラーーーーーーイwwwwwwwwwwwwクァーメンライダードゥラゲンナイッwwwwwwwwトゥギャザーウィーキャンファイトゥーファイッwwwクァーメンライダードゥラゲンナイッwwwwwwwwトゥギャザーウィーキャンファイトゥーファイッwwwレッツラーーーーーーイwwwwwwwwwwwww



 まぁいいや。
 「竜騎士」という存在は実はFF2のリチャードが初出なんだけれど、彼はあくまで「長い時間をかけて飛竜と信頼関係を築いた騎士」という意味であって、FF4のカインを代表するようないわゆるジャンプ攻撃を駆使する騎士!! ……としての竜騎士像は今作が初出。嘘だッ!!!!
 なんかファミコン版の黄土色からFF4以降の寒色の甲冑に身を包んでたりもする。そこは黄土色の竜騎士を再現してくれよって感じではある。
 FF3では伝説の怪鳥・ガルーダを討ち破ったジョブとされていて、劇中でも全体攻撃のいかづちで一気にパーティをピンチに追い込むガルーダの猛攻をジャンプでやり過ごして中空からジャンプ攻撃で襲いかかって撃破するのがハイライト。
 その後はどうなんだろうな? 魔導師ハイン戦に於ける学者よりは輝いている気がする。
 あとなんか弱点属性が劇的に噛み合ったのか、ドーガの館に向かう途中のガーゴイルなんかにジャンプしたら6,000ダメージとか出てビビった。

・バイキング
 全格闘技のベスト・ディフェンスは私の中にある!!
 斧や鈍器を使ってガンガン殴りそうなドワーフ的な見た目に反して、「ひきつける」を使うと敵のヘイトを一身に集められる、いわゆるタンク職。さすがは北欧の誇り高き海の戦士である。防具に関してもナイトと遜色ない重装備に身を固められるので物理攻撃で倒される危険性は低いのが頼もしい。
 それに何よりやはり特筆すべきは全ジョブ屈指の体力で、このジョブでLvを上げる事でHPがモリモリ上がるので楽しい。

・空手家
 ファミコン版からあったチカラを溜めてダメージを倍加させる「ためる」に加え、FF4が初出の全体物理攻撃「けり」を搭載したモンクの上位互換。
 世が世ならスーパーモンクとか呼ばれてそうだけどまぁ空手家だ。なんで空手。
 バイキングとの相性が良く、バイキングが敵をひきつけている間にけりを連発して敵全体のHPを削るも良し、ボス戦では一発逆転を狙ってためるも良し、総じて使い勝手の良いジョブだな~って感じ。

・魔剣士
 まぁ正直死ぬほどカッコイイよね。
 FF4の暗黒騎士・セシルの前身って感じのビジュアルで、もうFF3の中でトップクラスに好き。戦闘不能時は鎧だけがガシャンと転がる姿も動く鎧リビングアーマー感があってシブい。それに武器の暗黒剣も「阿修羅」「虎徹」「菊一文字」と日本刀から名前をとっていてそれもサムライ感があって良い。
 なんていうかもう全部が裡なる厨ニ心をくすぐってくるから好き。

 FF3では暗黒の洞窟に棲む分裂するモンスター退治に大活躍して……言ってしまえば学者の魔導師ハイン戦、竜騎士のガルーダ戦的なスポット大活躍系のジョブだった気がするんだけれど、なんか今の感じだと一応最終盤まで戦い抜けるらしい。

 あとDS版ではFF4の暗黒騎士セシルを意識した「あんこく」が使えたそうなんだけれど、今作では全体攻撃の「ぜんぎり」が使えるらしい。ただこれも正直どうなんだろうな? 普通に単体を殴って一殺した方が良いような気がしなくもないし、どうしても空手家の「けり」と比較してしまいがちだけれど、空手家には一撃の威力を高める虎の子の「ためる」がある訳で、かといって魔剣士の方が防御力が高いかって聞かれれば案外の紙装甲だったりもするので……まぁでもカッコイイよねブッチギリで……!! じゃあもう良いかな……!!!!

・幻術師
 お前にふさわしいソイルはこのどっちかだ!!(二分の一)
 幻獣を呼び出す「召喚魔法」の初の使い手……なんだけど、FF3の召喚魔法は黒/白/合体の3種類の効果があって、幻術師が使えるのは黒か白のどっちか。安定して強い合体は上位ジョブの魔界幻師か賢者の特権。
 つまり召喚魔法の効果が安定しない。
 風水師の項目でも書いたけど効果が安定しないジョブは遊ぶ上で楽しいけどランダム要素が混じる分リスキーなので、たまにしか使ってないかな。

・吟遊詩人
 ビギディンビギディンバーンバーンバーン♪
 「おどかす」「おうえん」とか正直使いどころがイマイチ分からんアビリティが多かったファミコン版に比べると「うたう」で様々な効果の歌が習得できて選べる今作はバッチバチに強化されたんじゃないかなって思ってる。
 「うたう」の効果は最速発動ファストトリックなのも嬉しい。ので、ターンの最初に全員の防御力や攻撃力を底上げしたり、全体回復を撒けるというのはMMORPGでいうバッファーに近い立ち位置で運用できるし、吟遊詩人でバッファーって聴くとFF14っぽいな~とも思う。
 先述のバイキングの「ひきつける」や空手家の「けり」との親和性シナジーの高さも感じられて好調整だなって。


 さすがに初のジョブチェンジシステム搭載のFFということもあって、全体的なバランス調整は意識されているもののまだまだ荒削りな印象は拭えない。3Dリメイク版だと「全てのジョブに活躍の機会を」という趣旨があって、例えば戦士とナイトですら純粋な上位互換ではなく並び立てるような仕様になっているらしいんだけれど、ピクセルリマスター版に関してはファミコン版とDSリメイクの折衷案みたいな感じなんだろうかな。

 とりあえずたくさん書いてしまったので今回はこの辺りで。
 また、クリアした後にクリア後の感想なんかは記事にしたい。



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