とと姉ちゃん、最終週(･･;)

「とと姉ちゃん」
http://www.nhk.or.jp/totone-chan/
とうとう最終週。

「あなたの暮らし」編集長
花山伊佐治が
命を削ってとりくんだ企画、
「戦争中の暮らし」について
紹介されています。

予想を大きく上回る
「戦争中の暮らしの記録」
が寄せられ、
「あなたの暮らし」は
100万部を突破！

ドラマの中の
花山のことばが、
心をうちます。

「あの戦争は　
われわれ庶民のくらしを
めちゃくちゃにした。
もし、ひとりひとりが
自分の暮らしを大事にしたら、
あの戦争は
起こらなかったのではないか。
だから、
もう二度とだまされなように、
もう二度と戦争をしないように、
具体的な暮らしの記録を残したい」

実際の、
「暮しの手帖　戦争の記録」。
花森安治の序文も、重い。

「戦争の経過や、
それを指導した人たちや、
大きな戦闘については、
ずいぶん昔のことでも、
くわしく正確な記録が残されている。

しかし、
その戦争のあいだ、
ただ黙々と
歯をくいしばって生きてきた人たちが、
なにに苦しみ、
なにを食べ、
なにを着、
どんなふうに暮らしてきたか、
どんなふうに死んでいったか、
どんなふうに生きのびてきたか、
それについての、
具体的なことは、
どこの時代の、
どこの戦争でもほとんど、
残されていない。
その数すくない記録がここにある。
これが戦争なのだ」
https://www.amazon.co.jp/dp/4766001036

私の母は「暮らしの手帖」の大ファンで、
この「戦争の記録」も、
何度も読みきかせしてくれました。

疎開先で病気になり骨と皮になってしまった子どもの話……
いなごの入った青汁を飲む話……

何度も、涙ぐみながら、
読み聞かせてくれたことを
懐かしく思い出します。

いま、思い返すと、
母が強く勧めてくれた本は、
この「戦争中の暮らしの記録」と、

小泉信三「海軍主計大尉小泉信吉」
https://www.amazon.co.jp/dp/4167130017

そして父は、

五味川純平「人間の条件」と、
https://www.amazon.co.jp/dp/4006020872

吉川英治「新平家物語」
https://www.amazon.co.jp/dp/4061965476

を教えてくれました。

この本たちが
今のアタシを形づくっているのだなぁ～(*^^*)

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