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”0から、0.5歩踏み出すためのキッカケを”

初めまして。静岡県コミュニティマネージャーの八木克子(Yoshiko)です。
今日は、初めてのイベントを開催しましたのでレポートさせていただきます!

※すべての写真に対し、参加者の皆さまに了承を得ております。

2020年2月22日(土) 静岡県裾野市にある『いわなみキッチン』で
第1回トークセッション&交流会を開催しました。

https://minamifujisan.com/spot

和気あいあいとしたイベントになりましたよー!
さらには、ゲストスピーカーの小野裕紀さんと会場スタッフの方も一緒に、
ワークショップとセミナーにもご参加いただいちゃいました。

今日は、そのイベントレポートをさせていただきます。

【静岡】新しい働き方・生き方とは?いわなみキッチンでワークショップ&交流会

このイベントを開催するにあたって、私が一番こだわっていたフレーズ。

それが、タイトルにあるように

『”0から、0.5歩踏み出すためのキッカケ”』というフレーズです。

誰にでも初めてはある。しかし、それから実際に動き出すには相当な
『勇気』が無いと踏み出せない方も多いはず。
先を考えると不安になり、余計に1歩踏み出せないなんてことも多いのではないでしょうか。

今回のイベントは、そんな思いを抱えている方に

”1歩でなくていい。0.5歩だけでも進んでもらえるためのキッカケ”
を見出してほしいという趣旨のもと、開催しました。

当日の目次は以下の通り。

大きく4つの項目に分け、進めていきました。

今回は、ワークショップが大きな目玉なので、
たくさん付箋を机に置き、1色だけ違う付箋を用意。
その付箋には、自分以外の誰か別の人の印象やキーワードを書く専用としてみなさんに案内しました。

この交流会では、自分を見つめ直すだけでなく『他人から見た自分』
知ってもらう事も目的として挙げています。

全くの赤の他人から見た自分は一体どんな自分なのでしょう?

それを知る大きなチャンスであり、
その情報は未だ知り得ない自分の1つの可能性というカギになります。

カギをつかんでもらうため、気になった印象・キーワード・ポイントを
ひたすらアウトプットすることをお願いしました。

ではそれぞれ、ご紹介していきますね!

まずは、アイスブレイクでお互いを知るところから。

会議やミーティングでよくあるカチカチな雰囲気を、壊すためのアイスブレイク。

参加者の皆さん、もちろん初めましての方々同士でしたので
アイスブレイクを行いました。

向かいに座っている方と3分間自己紹介を行い、1つだけある質問に答えてもらいます。

今日、一番気になっていることは何ですか?

この質問に、縛りはありません。
今日の夕飯の献立でもいいし、軽食の中身でもいい。
何も縛りは無く、自由にエピソードとして語ってもらいました。

みなさん、とってもたくさん向かいの人と喋ってくれていました!
始まってまだ5分も経っていないのに、すでに和気あいあいといい雰囲気とカフェミュージックのもと、談笑までして盛り上がっていましたよ!

一体、皆さんの『今日一番気になること』は何だったんでしょう?
後日送るアンケートにこっそり任意で回答してもらおうか考え中です(笑)

本日のMCについて

そして、本日のMCを務めた私の自己紹介もさせていただきました。

この辺は、Lancersの私のプロフィールを見ていただくのが
とても早いのですが、そのプロフィールでは載せていない自分の
今までの人生の経験を盛り込んで、紹介させていただきました。

今回の目的は、働き方・生き方に焦点を当てていますので私の自己紹介も
そのキーワードに寄せて作成し、紹介しました!

知りたい人は、ぜひイベントに来てくださいね!(笑)

新しい働き方LAB と Lancersについて

私に、たくさんの友人と成長の機会と自分を知るキッカケになった
新しい働き方LABについてをご紹介しました。

そして、Lancersについても少し触れさせていただきました。

新しい働き方LABについては、どういうコミュニティでどんな人たちが
活動・活躍しているのかをご紹介し、私は新しい働き方LABのTシャツを着て登壇しましたよー!(笑)

メインコンテンツとゲストトークセッション

ここからが、メインコンテンツです。

生き方とはなんでしょうか?
働き方とはなんでしょうか?

あなた自身が思う働き方・生き方ってどんなものでしょうか?

働き方改革ってなんでしょうか?

こうした大きく分けた3種類の問いかけを、参加者に行いつつ
一般的に考えられているであろう生き方・働き方を再度みんなで考えます。
普通だと思っていた価値観や考え方って、本当に違和感はないのでしょうか。
今までも、これからも本当にこの考え方でいいのでしょうか?

そうした問いかけをしつつ、MCである私の意見も皆さんへ発信します。

写真にあるように、こうした考え方は当たり前のように思われてきました。
しかし、それは本当に今の時代に合っている考え方でしょうか?

一般的な考え方を皆さんと共有し、次に今の時代はこうであると投げかけます。

”自分でどう働き、どう生きていくか” 

自分自身が選択できる時代になってきていると。

オリンピックYearである、2020年。
そして、連日報道されているコロナウイルス騒動。
この2つが相まって、『リモートワーク』『在宅勤務』が大きく取り上げられています。

そうした変化を各企業に取り入れてもらうために行っているのが『働き方改革』なのです。

働き方改革の説明では、3つの柱をご紹介しました。

1.長時間労働の是正
2.多様な働き方の実現
3.非正規・正規の差を無くし不合理な処遇差の解消

それぞれに具体的な取り組みがされていますが、今回私がフォーカスを
当てたのは多様な働き方の実現と非正規正規の処遇差解消の2つです。

先ほども書いた通り、副業・フリーランス・リモートワーク・在宅勤務と
働き方の選択が、会社から指示されるのではなく自分自身が選べるように
なってきています。

国は、こうした多様性(ダイバーシティ)のある働き方を推進し
積極的に取り入れる改革を目指しています。

次に、非正規・正規雇用の処遇差を改善するとありますが
私は非正規・正規という言葉が大嫌いです。

なぜ、こうした差別とも捉えられる可能性がある言葉が
あるのか不思議でなりません。
私自身が派遣社員として働いているから強く思うのかもしれませんが、
事実、正規と非正規には大きな違いがあるのです。

ちなみに非正規雇用とは、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員といった有期雇用契約をしている人たちのことです。

このイベントでは、4月1日から施行される『同一労働同一賃金』についても触れました。
私たち、非正規雇用者にとって嬉しい改革なのです。
そもそも、こうした法が改正されたこと施行されること知っていますか?

関係ないの一言で終わらすべきではありません。
こうした改正を行う事で、救われるかもしれない人たちが何千万人もいる
という事実をご存知でしょうか?

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/index.html
※厚生労働省 非正規雇用の現状と課題を参考

一度、今どういう事が起きているのか調べてみてください。

このセクションでは、こうした法律改正の話や何が行われて何が変わるのか
を、簡単に紹介していきました。

さらに、ワークライフバランスという大切なキーワードを紹介し、
このワークライフバランスのサイクルをスムーズに回すためには

仕事(work)と自分(誰かと)の時間(life)を楽しむ

という『自分のあり方=どんな自分でいたいのか』を、今は
自分自身で選択することができる時代であると、お伝えしました。

その為に、何が必要で何をすべきなのかというポイントを3つ説明していきます。
具体的にどうすればいいのか。

自分自身が、自分を理解すること
『勇気』や『自信』を得るために、人との関係を持つこと
自分の考えを、アウトプットして整理すること

この3つをベースに、考えていくことでおのずと”どんな自分でいたいのか”
見えてくるはずです。

人との関係の中には、対話も含まれます。
対話することで相手の話から自分の知り得なかった新しい情報を得たり
経験を聞いたりすることで、自然と冷静に物事を判断し
考えを整理する大きなチャンスとなります。

とはいっても。

やっぱり、どうしたいのか・なにがしたいのか・自分らしさとは・・
悩みは尽きません。

そこで、『自分のあり方』を見つける方法として今回のイベントでは、
ワークショップを行うことにしました。

ゲストトークセッション

ワークショップに入る前に、ゲストトークセッションです。

今回は、自分の生き方を自分で判断し実践している方にお越しいただき
皆さんの前で、自己紹介をしつつ活動をお話ししていただきました!

小野裕紀さん
湯河原の温泉旅館3代目として生まれる。
とても、地元愛に溢れていて笑顔の素敵な女性です。
https://www.facebook.com/yuuki.ono.351

小野さんから発せられた、とても印象深かった言葉は

大切にしている思い出が自分を導いてくれる

という言葉でした。さらには、

「何度か転職をしてもやはり地元という思い出がたくさん
詰まった場所を常に大切に思っているし、何をするにも常に地元と
結びつけて考えていた

と言っていました。
それほど、小野さんの中で湯河原という場所は切っても切れない場所なのだと思います。

今も昔も、原動力は地元愛
小野さんの言葉には、確かな思いと強い意志が込められていると感じました。

”自分はどうありたいか”をデザインし、実現させる道筋を見つけ出す!

いよいよ、ワークショップに突入です。

1時間たっぷりと、付箋を片手に書いて書いて書きまくる時間がやってきました!

アウトプットは、頭で考えている事柄や心で思っている気持ちを可視化することが目的です。

可視化することでパズルのように、不思議と整理されていくのでお勧めですよ!

ワークショップを行う目的として、自分の考えをデザイン(考え)し
自分はこうでありたいという目標の道筋を作ること
です。

全部で質問は4つ。

今、未来、過去 と自分を見つめ直していただきました。

付箋に書くのは、キーワードです。
例えば、熱い・寒い・辛い・痛い・かわいい・綺麗・・・といったような
単語をひたすらアウトプットしていきました。

文章を書くよりも、端的なキーワードを出すことで、
組み換えや組み合わせが簡単にできるのでおススメです。

皆さん、こうしたワークショップを行うのは初めてなのに・・
思った以上にたくさんの付箋が出てくる、出てくる!!

付箋が足りなくなるのではと、こちらはヒヤヒヤものでした(笑)

それだけ、色々な思いがあふれてきたのでしょうね!

最後に、それぞれが書いた自分以外の相手の印象をまとめていきます。
指定された白い紙に、皆さんがそれぞれの印象を貼っていきます。

人と違うから、あなたは素晴らしい。

まとめの際に、皆さんに私からのメッセージをお伝えしました。

人は誰一人同じ人はいません。
みんなそれぞれ違うのです。
そして、それが素晴らしいことだという事を知っておいてほしい。

あなたには、あなたしかない魅力・個性・価値観・技術など
さまざまな違いがある。それは、自分の大きな強みになるはずです。

自分自身、その本質を見直すことは滅多にありません。
私だってこうした資料を作っていて、再認識させられました。

私だけの強みがあり、私だけの考えがある。
それが、自分の強みであり自信なのだと。

自分を見つめ直すということは自分の過去・今を整理し、
新しいことを始めるための強みや自信を見つけ出すことができる
貴重な機会なのです。

たまには、ふと立ち止まって振り返ってみませんか。
自分のマイルストーンを振り返り、今・未来へとつなげるために
こうした機会に触れてほしいと思います。

そして、美味しい軽食と共に交流会へ

会場がある裾野市に、『和食レストランみよし』というレストランがあります。

https://miyoshi-res.com/73976/

今回は、そこにお願いしてケータリングをご用意しました!
地元のレストランですが、こうしたケータリングも行っており
こちらの希望を伝えれば、そのリクエストに応えてくださる太っ腹な
和食レストランみよしさんに感謝です!

とても美味しかった・・・
そして、見た目も美しいー!

皆さん、お箸が止まりませんでした!(笑)

最後に。

長々とお伝えしてきたレポートもここで最後です。
ここまで読んできてくださった方、ありがとうございます。

今回、初めてのコミュニティマネージャーとしてのイベントでした。

どういう言葉で伝えたら、私の思いや言葉は伝わるのかとても悩みました。
テーマがテーマだけに、難しい言葉は使わないと決めていたので
言葉選びには慎重になりました。

ワークショップに関しても、参加者の方が答えやすい質問がいいよと
新しい働き方LABの所長である市川さんに助言をもらいつつ進めていきました。

さらには、他のコミュニティマネージャーも応援してくれて・・
特に同じ静岡県コミュニティマネージャーであるハマさんには、
色々とノウハウを叩き込んでもらいました(笑)

私が、正社員をあきらめて派遣社員となったことで
この新しい働き方LABに参加することになり、背中を押してくれて
アドバイスやノウハウを惜しみなく教えてくれるこのコミュニティに
出会えたことは、本当に嬉しいことです。

今思えば、派遣社員を選択すると決めたとき1歩踏み出してよかったと
心から思います。

0.5歩という少しの歩幅でいい。
その0.5歩は、後に自分に大きな財産となって返ってくると思っています。

あきらめないで良かった。
勇気を出して、コミュニティマネージャーになりたいと言ってよかった。

こうして、自分が住んでいる地域の皆さんと新しく出会えたこと。
そして参加してくださった皆さんが、繋がってくれたこと。

こうしたやりがいを、得られたことに感謝です。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

そしてこれから参加するであろう皆さま!
私たちコミュニティマネージャーは、そんな皆さんをお待ちしています!

私たちと一緒に、横のつながりを作り何かのキッカケを作りましょう。

静岡県コミュニティマネージャー
八木克子(Yoshiko Yagi)


ご覧いただき誠にありがとうございます。これもひとえに読んでくださる皆様のおかげです。頂いたサポートは、良い品質のものを皆様にお返しするため活用させていただきます。