9) ペット(犬🐕)をカナダ🇨🇦へ連れていく!
step 09 搭乗当日・ペット代金の支払い
さぁ、いよいよ出発の日となってしまいました。
もうここまできたら、やるしかありません。
私(アラフィフ)&娘(17歳)&アポロ(ポメラニアン4歳)での、カナダまでの長時間フライトです。
ペットキャリーに長時間入ること、完全に練習できたか?と言われたら、まだまだ不安があります。
機内で吠えまくる、、、ということはあまり考えられないですが、クークー鳴いたり酔って吐いてしまったり、そういったことは想定されます。
タオルやペットシート、除菌シート、オムツなど、持ち物もできる限りの準備をしました。
とにかく今回の渡航は、アポロの対応に全身全霊を捧げる覚悟(大袈裟ですがっっっ)でいます。
そのために、6月から早めにカナダで家を借りて、一旦渡航してアパートを住める状態にしたようなものです。
ペット輸送料金の支払い
まず、大韓航空でのペット運賃の支払いですが、私は事前に済ませておきました。国際線・長距離フライトは300USDです。
途中、仁川空港で乗り換えがありますが、それぞれのフライトで300USD発生するわけではなく、出発地(関空)から目的地(バンクーバー)までで、300USDです。
https://www.koreanair.com/contents/plan-your-travel/special-assistance/travel-with-pets/guide
カスタマーセンターへ電話で連絡をして、クレジットカードで支払いました。その時点での為替レートが適用されます。
当日、チェックインカウンターでも支払い可能です。
出発空港・関西国際空港にて
関空までは夫に車で送ってもらいました。
ここで、パパとはしばらくのお別れ。
冬にカナダに遊びにきてもらうまでは、しばらく会えません。
と、そんな感傷に浸っている間もなく、
空港へ着いたら、まずは大韓航空のチェックイン・カウンターへ。
パスポートを提示して人間のチェックイン。スーツケースなどの大きな荷物を預けます。
その後、ペットの確認。
動物検疫所で発行してもらった、"犬の輸出検疫証明書" を提示しました。
次に、ケージごと計量。7kgs以下である必要があります。セーフでした。
ペットキャリーに、ピンクのタグをつけてもらい、これでペットのチェックインも完了です!
ケージの大きさはメジャー等で測られることはなく、中の犬の様子も見せたりすることはありませんでした。
私たち(人間)&アポロ(犬)のチェックインが済んだところで、一旦、外のスペースへ出ることにしました。8月なので外はとても暑いですが、あまり早く搭乗ゲートの方へ向かっても関空内ではケージの外へ出すことはできないので、ギリギリまで屋外で散歩させて過ごしました。
関空・旅客ターミナルビル内でのペットの取り扱いは、こちらのサイトQ&Aに記載があります。
時間になり、アポロをケージの中へ入れて保安検査場へ。
保安検査場では、私がアポロが入ったケージを持つ形で、金属探知機を通りました。
ここでも、"犬の輸出検疫証明書" を提示しました。
続いて、搭乗ゲートへ。
搭乗口付近は人も多いので、少し離れたあまり人のいないところで待機しました。少しだけケージの窓を開けて、水分補給させてやりました。
さぁ、いよいよ飛行機へ搭乗です!
フツーのエコノミークラスなので、優先搭乗でもなく、案内された通りの順番で、ペットキャリーを持って飛行機へ乗り込みました。
ゲートのスタッフさんやフライトアテンダントさんから何か確認されたり指示されたりすることは全くありませんでした。
ただ、ケージを持って乗り込むだけです。
関空>>>仁川へ
まずは、関西空港から仁川空港までの約2時間弱のフライトです。
ペット持ち込みが可能な後方の座席へ乗り込みました。
このフライトはB777-300の機材だったのですが、エコノミークラスでも足元にかなりの余裕があります!広い!と感じます。さらにこの日は、前後左右周りが空席だったので、快適すぎるフライトでした。
とはいえ、犬のアポロにとっては初めてのフライト。
フライトアテンダントさんからは、出発前に、ペットキャリーを前の座席の下に置くよう指示されただけで、その他は特に何もありませんでした。
離陸の際の音や揺れなどで吠えたりしないか心配していたのですが、全く声も出さず、本当に静かに機内で過ごしてくれて、ほっと一安心。大丈夫かなーと、ずーっと心配しながらでしたが、あっという間に仁川空港へ着陸しました。
乗り換え空港・韓国仁川国際空港にて
仁川空港に到着し、ここで、バンクーバー行きのフライトに乗り換えです。それまでに4時間ほど時間があります。
仁川空港では、国際線同士の乗り換えの場合は、韓国へ入国する必要はなく、預けた荷物もそのままスルーでトランジットしてもらえるので、とても楽です。
同じ "ターミナル2" 内での乗り換えだったので、Transferと書かれた緑の案内の方へ進むと、
パスポートチェックがあり、その後、保安検査です。
ここではアポロをケージから出して抱っこして金属探知機を通るよう言われました。
その後、検査官の方が、アポロの毛を、ガムテープ?かバンドエイド??のようなもので、チョンチョンとむしり取って(驚!やさしくですが、、、)採取?したように見えたのですが、あれはなんだったのでしょうか??(笑)毛の害虫チェックでもしたのかな??でも本当に一瞬だったので、何をされたのか私もよくわからないまま終わってしまったのですが、やや謎な時間でした(笑)。
というわけで、トランジットの際は、書類の提示などを求められることもなく、スムーズにアポロも通過することができました。
(毛の採取はよくわかりません。。。ゴミがついていたから取ってくれただけ?かも!?)
仁川空港内でのペット連れのルールはこちらに記載があります。
基本的にはケージの中で過ごさせることとなっていますが、排泄などに配慮すれば外に出すこともできるので、この乗り換えの待ち時間は、人気のない端の方のエリアで、ケージから出して過ごさせてやりました。持参したレジャーシート、バスタオル、ペットシートなどを敷いて、その上で過ごすようにしました。
搭乗1時間半前ごろに、夕食として、フードを食べさせてやりました。
バンクーバー行きの搭乗口付近では、他に2匹ほどのワンちゃんをお見かけしました。
仁川>>>バンクーバーへ
さぁ、いよいよバンクーバーへのフライトです。
ここから約10時間弱ケージの中で過ごすことになります。
日本時間で19時ごろから早朝5時ごろまでの時間帯にフライトすることになるので、アポロにとっても、日常的にほとんど寝ている時間ではあります。
この便は、B787-9の機材でした。
乗った瞬間、せ、せまいっっ。と感じました。
関空から仁川までのB777-300の機材が、エコノミーの中ではかなり広々としていたのかも。。。
さらに想定はしていましたが、ほぼ満席だったので、かなりの圧迫感です。
ただ、ペット連れということで、フライトアテンダントの方に特段声をかけられることもなく、仁川までのフライトと同じように、足元にアポロのケージを置いて過ごしました。
明らかにB777-300より狭い。。。
結論から言うと、この10時間弱のフライトも、アポロは全く吠えもせず、終始おとなしく過ごしてくれました!
途中2回ほど、ペットキャリーを膝の上に乗せて、少しだけジッパーを開けて中の様子を確認し、水を飲ませてやりました。(ほとんど飲みませんでしたが。。。)手を入れて撫でてやって、大丈夫だよー、と声をかけてやりました。
こちらが拍子抜けするくらい静かに過ごしてくれたので、他のお客さんも、犬がいると気づかなかったかもしれません。
ちょうど反対側の座席もペット可で、小型犬が乗っていたようで、そちらからは、小さな声ですが、たまに”ワン!”という声が聞こえてきました。
と言うわけで、機内では本当に静かに過ごしてくれて、お世話いらずのアポでした。ただ犬とっては、かなり負担がかかる長い時間だったと思います。人間でも、長時間のフライトはとても体力を消耗します。
ペットの飛行機での輸送、機内であれ貨物室であれ様々な意見があることは承知の上ですが、今回、小型犬ということで機内に同乗させてもらって国外移動できたこと、大韓航空のサービスには感謝したいと思います。
もちろん、一番は、頑張ってくれたアポにも。
ありがとね、アポ。
おまけ
大韓航空、機内食もけっこう美味しかったんです!
まず、関空ー仁川間はこれ。
短いフライトですが、ランチとしては十分なボリュームです。
次に、仁川ーバンクーバー間の夕食は、なんと3種類から選ぶことができました!
韓国風・中華風・洋風からのチョイスで、
韓国風は、冷麺&プルコギ
洋食はビーフ&パスタで、中華は頼まなかったので、
どんなお味だったのか気になります。。。
到着前の朝食は、韓国風と洋風の2種類で、
韓国風はこちらのおかゆでした。
洋食は、スクランブルエッグとハッシュドポテト、ヨーグルトなどが付いていました。
前回乗ったエアカナダが、サービスも機内食も私的にはイマイチだったので、、、
ペット連れでなくても、大韓航空は私にとっては満足度の高いエアラインだなーと感じました。また機会があれば乗ってみたいです!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
国際線ペット機内持ち込みの実際の経験談として、少しでもお役に立てる情報があれば光栄です。
なんとかかんとか辿り着いたバンクーバー。
次回ラストは、到着地バンクーバー空港内での様子をお届けして、
この「ペットをカナダへ連れていく」シリーズの集大成としたいと思います!
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