今週の音楽(5/27)

毎日noteに書く予定だったのに早速翌日にはやめてた。でもまあそんな感じで良いか。The テキトーって感じで自分でも笑ってしまった。

毎週水曜日に行なっている会社の定例MTGで、先々週かそれよりもう一週前くらいから、毎週オススメの音楽を紹介するようになった。きっかけは、他の人がオススメの動画を毎週紹介していて(そしてそれがどれも面白い)、自分でも紹介したいと思ったからだ。

最初に紹介したのは、Bruno Pernadas『those who throw objects at the crocodiles will be asked to retrieve them』。ポルトガルのアーティスト。アルバムを通して、アーティスト自身の哲学や思想が確かな芯として貫かれているように感じる。ジャジーな楽曲の中で、たまにタイ・ミュージックのようなギターフレーズが挿入されていたりと、エキゾチック。大学時代の友人に勧められて聞き始めたが、とてもよかった。ジャケットがどれもイカしてるのもポイント高い。演劇やコンテンポラリー・バレエの作曲も手がけているらしく、それは是非とも見たいと思った。日本のバンドのプロデュースもしているらしいし、どこかで見る機会があるかな。

二週目はBaden Powell、その次はTom Misch & Yussef Dayesとmei ehara。そして今週はKhruangbin「Time (You and I)」を紹介した。
Khruangbinは去年くらいから名前をよく目にしていたし、一回何かのライブ映像をYouTubeで見たが、その時はあまりしっくりこなかった。ただ調べて見てもらえればわかるのだが、この三人のヴィジュアルはかなりインパクトがあり、それだけは一発で覚えていた。
しばらくして、たまたまKhruangbin & Leon Bridges「C-Side」(『TEXAS SUN』収録)を耳にする機会があったが、今回はバッチリハマったのだった。その後、他の曲を調べていたら、ちょうどもうすぐサードアルバム『Mordechai』がリリースされるタイミングで、「Time (You and I)」と「So We Won't Forget」が先行配信されていた。特に「Time (You and I)」がよかった。どちらの曲も、歌詞も曲の展開も基本的に同じパターンが繰り返されるのだが、ギターがストーリーの展開をもたらしていて、飽きずに楽しめる。中毒性がある。MVもチャーミングで良い。(というか彼らのMVは全般的にそうなんだけど)

そんな感じで毎週紹介している。オススメした音楽を作業中のBGMとして聞いている人もいるようで、嬉しい限りだ。また自分としても、他人にオススメする前提でアーティストを探すのも楽しい。最近、よく聞くアーティストの傾向が固定化されていて、自分自身でも飽きつつあるところだった。「自分にとって気持ちの良い音楽」から「他人が興味を持ちそうな音楽」に視線を変えたら、見つかる音楽も様変わりした。また音楽の領域が広がった感じがして、それがとてつもなく楽しい。音楽の世界は広く、深い。まだまだ知らない音楽もたくさんあるし、きっと聞かず嫌いしているだけで良い音楽というのもたくさんあるに違いない。来週オススメする音楽は何が良いのか。そんなことを考えながらまた探したい。


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