見出し画像

アートから学ぶ ①

お久しぶりです。
しばらく投稿していなかったですが、
7月ということで、また書き始めようと思います。

今日は、「アート」からの学びについてです。

1.中学生で学ぶ「美術」の大切さ


美術館に行った時や、ネットやテレビ、本で画像として有名な絵画やアート作品を見ることがあると思います。
しかし、僕たちはそれらをなんとなく、
「すごい」や「面白い」と思うだけで鑑賞することが
ほとんどかと思います。

しかし、
そう言ったアートの触れ方に問題があると作者は言います。

それは中学生での「美術」の教育が大きく影響しているといいます。

僕たちは小学校で図工、中学校で美術を習いましたが、
図工から美術になった途端、好きな科目ではなくなる学生が多いようです。

中学生時代を振り返って、どんな授業を受けたか思い出してみてください。

おそらく、絵の名前や美術に関する名称をテストのために必死に覚えて
点数をつけられ、少しだけ技能のテストで絵を書かされなかったでしょうか。

そうした往来の「知識」型の教育によって、
学生が本来の美術やアートの魅力に気づくことはなく、
アートに興味が無くなっていくのです。

なぜかというと、
美術やアートは数学などの答えのあるものではないし、
「知識」で触れるものでもないからです。

アートの魅力はというのは
「自ら考えて探究することで、自分で答えのない正解を見つけること」
だからです。

そうした思春期における経験は、
アートについて考えるだけでなく、どの場面でも必要となる
「自分の視点で考える力」を失っていっているのです。

このことは、
今後AI化が進み、人生100年時代と言われ、
「VUCA」と言われる変化の早い時代においては非常に危険なのです。
もはや、年功序列が無くなり、答えの無い課題に自ら取り組み、
答えを自分で作っていき、結果を出さないと生きていけないからです。

理由は、
いつ起こるか分からない出来事や困難に出会ったとき、
自分で考える力が無ければ、
自分で生きていくことができなくなるからです。

つまり、
「美術」は、今最も学ぶべき科目だとも言えます。

2.深ければ深いほどアートの味が上手くなる!

美術の大切さは分かっても、
ではどうやってアートに触れたらいいのかというと、
一つの作品において、自分なりの考えを導き出す
「アウトプット鑑賞」をするといいとのこと。

作品を見た際に、
「どこからそう思うか?」の事実軸
「そこからどう思うか?」の思考軸 
の二つの軸で、作品を鑑賞してみてください。

そうすることで、
細部まで作品を捉え、自分の考えをレンズとして新たな発見をすることで、
今までには気づかなかったアートの魅力に気づくことができます。

さらには、見るだけではなく、
音楽であれば考えながら聴いて、
彫刻であれば、考えながら触れてみるといったことで、
ますますアートの世界が楽しくなる感覚に僕は陥りました。

つまり、
アートは触れれば触れるほど、
深く感じて、見て、聞いてといった
あらゆる感覚器官を使えば使うほど、
魅力を感じて、どんどん味が美味しくなるのです!!

詳しくは、
「13歳からのアート思考」という本を読んでみてください。
歴史上のアート作品から学ばされることが多く、
本当に面白くて、僕もアートの魅力に取りつかれました。

次回も、大好きになったアートからの学びについて書きたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?