第89回【成果が出る要素と構造】-強い人間力を創る

「成果」が出る要素と構造は，どうなって
いると思いますか？

まず，成果のことばを明確にします。

成果は自分自身などがある目的を達成する
ために行動して手に入れた
「良い結果」のこと

です。

成果を出すには「5つの要素」があります。
そして，ピラミッドになっています。

重要な順に並べます。

1.思考習慣

2.自己理解

3.成果目標

4.行動・習慣・態度

5.能力・スキル・努力

1～5はすべて「つながって」います。
順にご説明します。

1.思考習慣

成果を出すには「思考習慣」がすべて
と言っても過言ではありません。

自問⇒自考⇒行動⇒自考⇒自問～プロセス
を習慣にするのが「思考習慣」です。

具体的には
・カスタマースマイルは？
・良い悪い，損得で判断してない？
・アラ探ししていない？
・他の見方は出来ない？
・今できることは何？
・他の選択はない？
・思い込みしてない？
などを常に「自問自答」するようにします。

そして，自問自答によって
「感情のコントロール」が出来ます。

「コントロールされた感情」は
意図的な選択を可能にします。

人は「考えること」と「行動すること」です。
そして「考えること」によって生まれた
「感情」が「行動」を決めます。

ですから「思考のコントロール」がうまく
出来ていないと「成果」は出ません。

「自分への質問」を変えると
「成果」が変わる理由ですね。

2.自己理解

「幸福な人生を送る」という「成果」を
を否定する人はいないです。

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あなたにとっての「幸福な人生」を定義
するには以下が必要です。

・自分の価値観は何か？
・自分の得意なことは何か？
・自分の好きなことは何か？
・自分らしいとはどういうことか？

そして，生きるスタンス（意識）として
自分の理想世界と
理想世界の実現（幸福の実現）に向かう
ことを設定します。

「求める成果」を明確に出来るのが
「自己理解」です。

そして「自分らしく」成果に向かうための
「羅針盤」になります。

3.成果目標

2.に基づく長期的な目標と
長期的な目標に向かう短期的な目標
があります。

仕事以外の「成果」も目標です。

具体的には
「幸福の定義」で明らかにした項目が
「成果目標」です。

一番上位の目標は「幸福な人生」を送る
です。

そして「幸福な人生」を構成する項目が
次に来る二次目標です。

「成果」とは二次目標の一つ一つに対する
「良い結果」ということになります。

4.行動・習慣・態度

目標達成に向かうための行動と習慣と態度
です。

「態度」とは，
気持ち，感情があらわれた行動です。

ですから「思考習慣」が「態度」を創ります。

具体例としては

・カスタマースマイルを常に考える
・いつも自分の感情を観察
・自分で自分をコーチング
・自律して自立している
・仕事は自己実現の手段
・自己実現のためにイヤなこともやる
・自分らしく仕事をする
・媚を売らない
・ファンを創り，ファンとともに成長する

などです。

5.能力・スキル

成果に必要な能力・スキルです。

後天的に身につけることが出来ます。

「成果目標」がしっかりしていないと
「不要な能力やスキル」を身に付けて
しまいます。

気をつけましょう。

継続的な努力を支える「折れない心」と
「やり抜く力」も必要です。

1.～4,のプロセスで身に付きます。

以上「成果」を出すための構造と要素を
ご説明しました。

僕は「成果ピラミッド」と呼んでいます。

「成果」は「氷山の一角」です。

水面下で「目に見えない」5つの要因が
あります。

人間力を強くするのは1.～4.を
身に付ける作業です。

能力やスキルばかりに目を向けても
「思考習慣」が間違っていると
「成果」は出ないのです。

今日お伝えしたいことです。

さて，今日の質問です。

あなたの「思考習慣」はどうなって
いますか？

成果を出すには「能力とスキル」が
あればいいと思っていませんか？

#人間力
#自分史
#ヒトの心を動かす人になろう

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