月虹蝶うわあああああああああああああああああああ


超てんちゃんの新曲月虹蝶、うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

KOTOKO、、、、Aiobahn、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、にゃるら、、、、、、、、ゼロ年代、、、、、ああ、


うわあああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああたあああああああたあああああああああああああああああああああああああああああああ


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああうああああああああああああああうわあああああああああああああわあああああああ

興奮が全く治らない。
以下に書くことは全部ぼくの独りよがりな妄想で、製作陣の意思とは全く異なるものかもしれない。でもぼくの中には、そういうことを考えてみんながこの曲を作ったんだという確信がある。


超てんちゃんの3曲目が発表されるにあたり,今回は本当にわかる人だけに分かればいいという気持ちで作った、というようなAiobahnやにゃるらの発言は目にしていた。ただその言葉の意味するところについては深く考えていなかった。まさかこんなにも強い覚悟があったなんて。

超てんちゃんの前2曲、特に「INTERNET YAMERO」はティックトック? とかでバズったらしい。俺は陰キャおっさんだからよく知らねーけど。
それを踏まえると今回も当然その辺のSNSでバズりそうなもの……踊りやすかったりキャッチーだったりする曲に仕上げるのがマーケティング的に無難であるが、この「月虹蝶」はそんなものかなりぐり捨てている。
そしてその代わりに詰め込まれたのがI've sound。イカれてる。

イントロを聞けばI'veを意識している、というかまんまI've soundでやってやろうという気で作っている事はすぐにわかる。I'veといえばエロゲ界を代表する、ひいてはゼロ年代のオタクカルチャーの象徴ともいえる作家集団だ。
そんなI'veを引用するというのは、「自分達の原点は、あのゼロ年代の美少女ゲームにあるのだ」という主張に他ならない。
PVも今までの動きの多かったものとは違い、ごく限られた一枚絵を編集で動かすスタイル。まさしくエロゲOPの趣。そしてサビの着物をはためかせ、翅を広げる超てんちゃん。まるで隠世の存在のような、この世ならざる雰囲気にオタクはまた魅了され戻れぬ道へ引き込まれていく。画面の内と外、次元さえ超え人を引き込んでしまう魔力が、美少女ゲームのキャラクターにはある。
すごいのは、今回の作曲にI'veのメンバーが関わっていないだろうことだ。(もし関わっていたらごめんなさい。今曲を一度聴いただけの初期衝動で書いており詳細を調べられておりません。)
この曲は普段Aiobahnが作る曲ともかなりテイストが異なるのではないか。つまりこの楽曲においてAiobahnは自身のブランド、作家性を殺しているともいえる。そうまでしてゼロ年代の情感を再現しようとしているのか? そうだとすればこれは非常に強いメッセージだ。

この曲は伸びないでしょう。歌ってみたもそんなに出てこないと思う。商業的にみれば不発の扱いとなるんじゃないか。
しかし彼らにはそんなこと関係ないんだ。商業、数字を度外視して自分のやりたいことを詰め込む。この「月虹蝶」はまさしくインディーとしての意地、矜持の体現なんだと僕は受け取りました。
そういうの、僕は一番かっこいいなと思います。

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