セルフカットをはじめて良かったこと
ふだんは経済についてとか、けっこうカタイ話をすることが多いのですが、最近ちょくちょく「セルフカット」の話を紛れ込ませているヨシイエさんです。
セルフカットというのはもちろん、「セルフヘアカット」のこと!
自分で自分の髪を切ってしまおう!というやつです。これが、やってみて面白いのなんの!
もっと早くからセルフカットに取り組めば良かった!と逆に後悔しているくらいです。
最近はコロナ禍もあって、あまり他人と接触したり、出歩く機会を少しでも減らしたい!という目的でセルフカットをなさる人も多いようですが、それ以外でもたくさんのメリットがあるので、今日はそんなお話を。
ちなみに、セルフカットそのものや、バリカンの選び方などは、以前のnoteでしっかり説明していますので、
あたりをスタートにしながらご参照くださいね。
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さて!セルフカットのメリットです。
<セルフカットのメリット>
1) 美容院、理髪店にかかる費用を削ることができる。
これは、基本中の基本です。自分でカットするのだから、散髪代が浮きます。毎月数千円の出費が抑えられます。けれど、メリットはもっともっとあります。
2) 時間の節約ができる。めっちゃできる!
理髪店や美容院へ行こうと思うと、実際のカット時間が1時間程度。それ以前の店での待ち時間もあり、行き帰りも合わせると合計2〜3時間取られることも多いと思います。
けれど、セルフカットをするようになると、夜の入浴前に数十分で済みますから、時間をあらかじめ予定しておく必要がありません。
3) 気になるところだけ切れる。修正もOK。
一度散髪してしまうと、お店に頼んでいる場合は、よほどのことがないと修正をお願いしにゆくことができません。(もちろん、修正に応じてくれる店も多いですが)
ところが、セルフカットをはじめると、気になるところだけチョイチョイとカットすることができます。
前日に切ったところが気に入らなければ、翌日に修正することだって簡単です。
男性ビジネスマンであれば、「もみあげまわりがモサモサしているな」とか、「ちょっと本気の商談があるので、さらっと切っておきたい」なんてことがあると思いますが、サイドだけでも小奇麗にすることができるので、セルフ万歳!です。
4) どんどん上手になる。こどものカットもできる。
セルフカットは、回数を重ねれば重ねるほど、自分の腕が上がります。どこをどうカットすれば綺麗になるかなども、だんだんコツがわかってきます。自分からは直接見えない後頭部などは、最初苦労しますが、エリ足などを何センチに設定すればいいか、など、考え始めたら「理屈」がわかるようになってきます。
それをお子さんのカットなどに応用すれば、全然お手がるに切れちゃいます。
うちの場合は、娘の前髪なども私が切っています。(さすがに妻の髪は切らせてくれませんが)
とまあ、こんな感じで、メリットばかりです。逆にデメリットはないのですが、マイナスと言えばマイナスな「沼」の部分もあります。ここからは笑いながら読んでください。
<セルフカットのデメリットのようなもの>
1) ちょっと伸びたら、もう気になる
ボウズの人で、セルフカットをやる人は、週一くらいでバリカンをいれるようになるらしいのですが、気持ちがわかります。
もう、ちょびっと伸びるだけで、「あー、これ切りたいな」と思うようになってきます(笑)
サイド部分なんか、左右非対称だったり、ボリュームが多い所なんかはすぐわかるので、「あー、今晩ここだけ刈りたい!」とか思い始めます。
2) 2週間ごとに、刈り始める
気になりはじめたら、後は沼です。沼。セルフカット沼にズブズブになってくると、「刈るスパンが短くなる」のです(笑)
おおむね、ふつうのカットが1ヶ月おきだったとしましょう。ところが、自分でカットするようになると、それが3週間におきになり、2週間おきになってきます。
だって、髪が伸びるんだもの!!!
自分にとってお気に入りの長さ、みたいなものがキマってくるわけですが、1週間ごとにそれがズレてくるので、ぶっちゃけ毎週お気に入り度が下がるのですね。ああ、もうそれが気に入らない!
お気に入り長さに戻したくなっちゃうので、すぐバリカンを持ち出すようになります。
そのうち奥さんに「あんたまた刈ってるの?この間刈ったばかりじゃない」と言われるようになります。
3) だんだんと、髪が短くなる
私の通常ヘアスタイルは、いわゆる「長髪」気味のビジネスマンカットですが、たとえば後ろ髪をちょっと残したまま、サイドも「流し」て落ち着かせているとします。
ところが、そういう髪型って、髪は意外と早く伸びるので、すぐ「だらしない、ボサッとした髪型」に陥ってしまうのですね。もとが長めだから。
そうすると、「ちょっと短めでスタートして、持ちこたえる期間を長くしたい」と思いはじめるのです。人は。
なので、バリカンを短めに入れようとします。サイドや後頭部を50ミリから40ミリとエリ足に向かって落としていこうとしていたのが、だんだん回数を重ねるごとに「40ミリから30ミリ」と短く落とそうとしがちになります。
この沼の行き着く所は、たぶん、カリッカリのツルッツルかもしれません(爆)
ボウズにする人の気持ちが、わかります。わかっちゃう自分がこわい!!
4)レシピづくりをはじめてしまう
どこの部位を何センチでカットすれば、自分のお気に入りの髪型になるのか、探りはじめます。最初はバリカンに付属の冊子とか、youtubeの他人のカットとかを参考にしていたのが、だんだん「自分だけの、自分のためのレシピ」を考えたくなります。
トップを何センチで刈ろう、とか、耳回りはどのアタッチメントで刈ろう、とか、いろいろ考えはじめると、夜も寝られません(笑)
おまけに、実験して失敗すると、2週間待たないと復活できませんから、切りすぎは要注意です。
切りすぎさえしなければ、何度もでも修正が利くのですが、ギリギリのところを攻めたくなるので、ついやらかしてしまいます。
マシンでコーナーを攻めるように、刃先で髪を攻めてしまうのです。
とまあ、良いことも悪いことも書きましたが、セルフカットが好きになってしまった人は、「意外と、けっこう、ハマる」ということも覚えておきましょう。
女の子がいろんな髪型を工夫するように、おっさんでもいろんなカットを攻めてみたくなるのが、セルフカットの世界です。
ぜひ、みなさんも楽しんでみてください!
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