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音がわたしの心を支配する

わたし、
わたし一人しかいないような空間が大好き。
静寂に人が現れるのは、
平穏を脅かすこの世のものでないような声は、
本当に怖くて困っちゃって仕方がない。

だから、静かな場所にずっと居られたら、
どんなにいいだろうと思う。

だけど、朝もやの中にゆらーり揺れる人影や、
耳を済ませて聴こえる笑い声、
トントンと歩く音、
すぐそこに人が生きていること、
想像するのは、
愛しい気持ちがする、

音がある
音がない
たったそれだけのことが
わたしの心を支配する

生きる。 解釈が交わる世界で、手を取り合いましょう。