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【全文無料】シティリーグ16位 ホシガリス+お守り+ポケモンキャッチャー採用ターボトドロクツキ

こんにちは、ヨシダと申します。普段はしがないナメクジ大学生プレイヤーとしてポケカしてますが12/25のシティリーグにてベスト16を取る事ができ、このデッキを使ってる最中に考えていたことや各カードの採用理由などを言語化しておきたく記事を書く事にしました。レギュレーション変更の影響も少ないのでターボトドロクツキのレシピに悩んでいる方はぜひ見ていってください。




◯デッキ選択について

当日のデッキ選択の理由として、私自身スピードの早いデッキ、サイドを先行してガンガン走るデッキが好きというのもありますが、環境的な背景も考え選択しました。
シティ当日までの個人的なtier表です。
tier1.ロスギラ、悪リザ
tier2.ミライドン、サーナイト、青ツキロスバレ、赤ロスバレ(ツキ入り含む)
tier3.ミュウ、ターボツキ、ブジンエンテイ、インテウーラ
tier4.ルギア、パオジアン、etc
と考えていました。
シティ直前まで苦手なロスバレやサーナイトなどの非ルール主体のデッキに対抗するため、テツノカイナ入りのターボツキを回していましたが事故率や要求カードの多さ、デッキ枠などに悩まされ断念しました。

当時のデッキリスト

そこでデッキリストを大幅に変え、一番苦手なロスバレにも対抗しつつtier1、2のデッキに勝てる+後攻1ターン目から攻撃しやすくしようと思い下記のリストに辿り着きました。

◯当日使用したデッキリスト

こちらが当日使ったリストになります。ここからは各カードの採用理由などを書いていきます。

◯採用カードの解説

・トドロクツキex
このデッキのエースです。当然4枚。

・イキリンコex
基本後攻を取るので攻撃するためのカードを集める重要カード。ヒスイのヘビーボールを採用していないのでサイド落ちケアの2枚採用。

・ミュウex
逃げエネ0要員でもありドローソースでもありロストインパクトなどをコピーできるサブアタッカーでもある神カードとなっております。また、ホシガリスの特性とも相性がよく入れ得です。

・ネオラントV
後攻1ターン目に攻撃するためのお助け役。中盤、終盤ではルミナスサイン→ペパー→封印石と器、パッチ、入れ替えカートなどの流れも非常に強力でこのカードに救われることが多々あります。また、付け替えを使ってたまーにエンテイVなどにアクアリターンする時もあります。

・かがやくゲッコウガ
ドローソース、エネ落とし、手裏剣。以上。

・ホシガリス
神カードです。ターボツキの悩み、イキリテイク前の手札にサポートや後で使いたいカードがタコ盛りでヤバい時にこれ一枚で解決します。
また、ナンジャモのようにデッキ下に落としてから引くため、落としたらヤバいカードを引き直してしまう心配がなくイキリテイクのバリューが爆増します。
また、ミュウのリスタートと合わせれば各ターンの要求パーツ集めや終盤の手札干渉にも強く出られるようになります。
基本初ターンで手札がヤバい時や終盤に出すのでベンチ枠を圧迫しづらいのも高評価です。
非ルールなので生贄にもしやすいです。

・ポケモンキャッチャー
このデッキの目玉カードです。
現在の環境ではツキを見られた瞬間にマナフィを出されることが多いので手裏剣の通りが悪く、スイッチャーコロン手裏剣の要求も手札干渉を受けるとかなりキツい。しかしオーリムなどのサポートを使ったターンに相手ベンチポケモンを呼び出せる動きは試合を決めるほど強いので何かしらグッズで呼び出し札が欲しい…そこでポケモンキャッチャーに白羽の矢が立ちました。
シティ前のジムバトルなどではポケストップやオーリムで引いた時に1枚で突然相手の主要ポケモンを倒して勝負を決めたり、終盤手帳や巣穴を使いボスと一緒に山札に仕込んでから手札干渉を受け、少ない手札でも勝負を決められるようにすることが多かったです。
ナンジャモやツツジを受けた後1枚だけスイッチャーを引いてドローソース引けず絶望、なんて事も防げました。試合を決めたいときに巣穴リスタートでワンチャンかけられるのも良かったです。スイッチャーだと巣穴を使うと1枚持っていた場合2枚揃えるのが難しくなってしまいますし、いろんな点で自然とデッキに溶け込んでくれました。
レシピ完成前はボスと2枚ずつ採用していましたが、サポートがかさばったりそもそもボスが余ったりなどで過剰に感じたのでボス1、キャッチャー2で決定しました。

・ともだちてちょう
ポケストップやイキリテイクで落としたサポートの復帰手段です。終盤の山作りにも重宝します。

・すごいつりざお
てちょうと同じ理由で採用しています。本番ギリギリまで不採用の予定でしたが、練習中にゲッコウガとミュウがポケストップで落ちてトラウマになったので採用しました。

・勇気のお守り
こちらもこのデッキの目玉カードです。
ブーストエナジーも強力なのですが、HP290になっても結局バーニングダークやヘイルブレード、ダイナミックスパークなどでツキが倒されるまでのダメージは変わらなかったり、ロストインパクトを耐えたところでそのギラティナを倒すためにくるいえぐるしないといけない為、そのツキの役割がなくなったり、入れ替えて新しいツキでくるいえぐった場合ロストマインでサイド4枚取りされてしまう恐れがあります。
お守りにした一番大きなメリットとして、イキリンコやミュウなどの負け筋ポケモンたちにも付けられることが挙げられます。
ロスト系デッキの手裏剣からロストマインでサイド複数取りされる、といったことが防止できます。
引いたら取りあえず付けるのではなく、手裏剣を受けたのを見てから付けたりロストマインで露骨に調整してきた後に付けると相手のプランを破壊することができます。
さらに、対サーナイトでのサケブシッポのほえさけぶでイキリンコを倒される心配もなくなります。ゴージャスマントを貼られても結局2-2交換なので影響は少ないです。

・ツツジ
ナンジャモは序盤にも使える点が魅力ですが、序盤はそもそもオーリムを打てないとお話にならないです。また、サイドをガンガン取り進めるデッキタイプな以上、終盤にリソース差を付けたら相当勝ちに近づくのでナンジャモよりツツジがこのデッキに合っていると思い、採用しました。

・ペパー
中盤から終盤にかけて使えると非常においしいです。ネオラントの採用理由にも書きましたが、ルミナスサイン→ペパー→封印石と器、パッチ、入れ替えカートなどの流れが非常に強力です。
中盤でツキが2面育っている場合や、余裕がある時にお守りを持ってきて蓋をする動きも強力です。

・エネルギー各種
悪7枚、水2枚です。記事の最初で載せたツキカイナのレシピではエネルギーが合計10枚、大地の器が3枚の構成で、現在のレシピの初期案もその構成で行こうと考えていました。しかしエネルギーの現物を引くより器を素引きしたり、ポケストップで引っかかってくれた方がいい点が多く、悪8枚から1枚減らし、器と入れ替えました。
変えてよかった点は下の通りです。

1.
手札を捨てられる回数が増えるため、最終ターンまでのリソース管理や不必要なカードの処分ができる

2.
オーリム以外のサポートを使うターンにしっかり手張りできる(ペパーで持ってくるととてもおいしい)

3.
つりざおでネオラントとエネ2枚戻し→器で手張り分+隠し札分のエネを確保できる

4.
器を複数枚引くことで初ターンの展開をさらに伸ばせる(イキリテイクのバリューが上がる)

水エネ2枚は手裏剣の必要枚数だけ採用しています。現環境だとツキを見た瞬間マナフィを出されてしまい、手裏剣を通すのは厳しいです。なので完全に上振れ要素として割り切り、この採用枚数にしました。

◯不採用カードについて

・モルペコ
CL直後のシティだった為まだ今よりサーフゴーが流行っていなかったという事、ミュウと役割が被りがちかつホシガリスとの相性がミュウの方が圧倒的に良かったので不採用としました。今環境ではキャンセルコロンと入れ替えるのがいいと思います。

・ガラルファイヤーV
じゃえん付け替えや封印石枠として優秀ですが、ターボツキは非常にベンチが狭いデッキです。必要な時に必要なポケモンを出したいため、ずっと置くタイプの置き物は置きたくないという考え。
わざわざファイヤーを採用してまでじゃえん付け替えをしたい場面が無い。
封印石枠はネオラントで充分。
以上の理由で不採用としました。

・ヒスイのヘビーボール
ミュウやゲッコウガなどのサイド落ちケアに使われるカードですが、このデッキの最優先、生命線はイキリンコです。
ヘビーボールよりイキリンコの現物を増やし、初手で引ける確率を上げることを重要視しました。スタートポケモンとしてバトル場にいても、手張り逃げで退かすことが容易いので特に問題に感じることはなかったです。
また、ハイパーボールや大地の器を4枚ずつ採用することで1ターン目でのエネルギートラッシュやデッキ圧縮をしやすくし、さらに巣穴リスタートで手札の選別もできる為ゲッコウガ不在でもあまり不便なく回せます。

◯デッキの動かし方と対面毎の考え方

基本後攻を取ります。後手1で攻撃することを第一目標として、その中でキャッチャーの上振れなども狙えれば狙っていきます。
序盤はオーリムを絶対打ちましょう。中盤は3体目のツキを育てつつ山札を圧縮し、終盤に向けて準備しましょう。
ラストターンの1ターン前は手札干渉をされても動けるように山を作れると上出来ですが、基本はツキを2面以上育て、盤面で勝てるようにします。

・ロストギラティナ
ギラティナを後手1から3体倒して最速2-2-2プランを取るのが一番簡単です。ボスをてちょうから使い回したりキャッチャーを使いまくって徹底的にギラに粘着し、ロストを貯めきられる前に始末しましょう。

注意すべき動き1.
手裏剣からのロストマインです。前述の通り、どちらかを打たれてからお守りをつけてプランをずらしましょう。

2.ウッウやゲッコウガの押し付け
これが結構ダルいです。
サイド1ポケモンを押し付けられる上、カラミティストームでスタジアムをトラッシュしないと倒せないのがキッツイ。進化前のギラを倒すためにスタジアムを用意したいのにそれらを相手していると要求札が増えたり、サイド1にくるいえぐる訳にもいかないので最悪攻撃できずに終わる場合もあります。
ネオラントを使ってでもギラを取りましょう。また、ツキにおとぼけスピットを打たれていると後のロストマインでちょうど倒されてしまうので、可能であればお守りをつけましょう。

3.先1雪道
正直しょうがないです。割れるカードを引くのを祈りながらサイド1ポケモンを生贄に差し出しましょう。

・ミライドン
先にサイドを2枚取った方が勝ちます。何がなんでも後攻をとりましょう。取れなかった場合、お守りを貼ったりツツジを打ちつつミュウなどのドローソースを潰し、捲れるのを祈りましょう。

注意する動き1.
相手のアタッカーにお守りをつけられる事です。この場合はボスやキャッチャーを温存し、くるいえぐるでお守りつきを倒し、サイド1ポケモン(だいたいサンダー)に倒させ、その返しに裏のサイド2を呼び出してカラミティで倒します。

・ミラー
ミラーの場合も先にサイド2枚取ったら勝ちです。対ミライドンと大して動きは変わりません。後攻をとりましょう。

注意する動き1.
こちらがくるいえぐった返しの手裏剣を新品のツキとくるいえぐったツキに当てられる事です。3体目のツキを用意しておき、呼び出し札でサイド2の取り合いを継続しましょう。

・ピジョットリザードン
序盤にお守りを付けられるかどうかが肝です。また、キャッチャーでロトムを倒すことから始められると最高です。
非常に難しい相手ですが先にサイド2の取り合いに持ち込めばこっちのモンです。サイド1を取る場合は場にヒトカゲ1体だけ、ポッポ1体だけでかつバトル場にいる場合のみです。

注意する動き1.
かがやくリザードン早め出し→手張りされる事です。
サイド1からスタートしてしまうとダメな最大の理由がこれになります。
お守りを付けないとツキがワンパンされてしまうのでそもそもかがリザ自体キツいのですが、サイド1の相手をした場合それを見てからリザ進化+かがリザ出されて1エネつけられると以下のような事態が起きて詰んでしまいます。
サイド1取る(残りサイド5)→相手リザ進化+ハチマキ付け、かがリザに1エネ付け→240バーニングダークでツキやられる(相手サイド4)→3体目のツキを育てながらハチマキリザをくるいえぐる(残りサイド3)→ボスで3体目のツキ呼ばれ+かがリザ手張りで2エネかえんばく(相手サイド2)
こうなってしまうと2体目のリザがいるだけでこの後負け濃厚になります。
サイド1を生贄にしたり1回180バーニングダークを受けるなどで必ずサイド2の取り合いをするようにしましょう。

・サーナイト
お守りツキを押し付け、リバーサルエネを要求させ続けましょう。サナはかなりゆっくりなデッキですので、後手1から攻撃できれば思っているより楽に勝てます。また、準備中に手裏剣をリファインキルリア2体に打てると大きく勝ちに近づきます。
基本は毎ターン攻撃し続け、キャッチャーを引いたらサナexを狙いサイドリードを取りに行きます。手札干渉が激し目のデッキですので、されても被害が少なくなるように山を作っていきましょう。
ムーンライトリバースなどでサイド1を取られる分には問題ないのでホシガリスを置いておくと巣穴リスタートで山の回転率が良くなり、手札干渉の対策にもなります。

注意する動き1.
ほえさけぶでイキリンコを狙われることが多々あります。崩れたスタジアムで退場させたり、お守りを持たせて対策しましょう。

2.
ポケストップを出す場合は相手のカード状況を確認しましょう。
相手に使われてふしぎなアメやカウンターキャッチャーを当てられると相手の捲りを手伝ってしまうことになったり、つりざおやレベルボールは復帰の手助けになってしまいます。
100ダメカラミティで倒せる時でも状況に応じてスタジアムはトラッシュするとグッドです。

・青ロスツキ
いっっっっちばんキツい相手です。正直4割勝てればいい方だと思っています。練習ではかなりの数相手してもらいましたが、サイド3枚目以降を取る時に手裏剣を飛ばせないと間に合わない試合が多かったです。後手1は必ず攻撃するくらいの気持ちで行かないとキツいです。

注意する動き1.
何度も書きますが、手裏剣からのロストマインです。前述の通り、どちらかを打たれてからお守りをつけてプランをずらしたり、入れ替えカートをうまく使いましょう。

2.
育っていないツキをカウンターキャッチャーで縛られて動けないターンを作らされることです。これはマジで負けに直行するので、育てられる時以外はツキを出さないようにしたり、入れ替えカートを温存して対策しましょう。

3.
ウッウやゲッコウガの押し付け
これも対ロスギラの部分で書きましたが、ロスバレにこれをされるのが一番キツいです。
倒さないといけないポケモンを押し付けられる上、カラミティストームでスタジアムをトラッシュしないと倒せないので、倒せなかった場合相手のリーサルターンが間に合ってしまう可能性がグンと上がってしまいます。
また、ツキにおとぼけスピットを打たれていると後のロストマインでちょうど倒されてしまうので、優先度は低めですがお守りをつけましょう。最悪入れ替えカートでの回復でもオッケーです。お守りの最優先はイキリンコとミュウです。

・ミュウVMAX
タイプ相性が有利なので後手1からサイド2を倒せればほぼ勝ちです。ゴリ押しでいきましょう。

注意する動き1.
先1雪道です。割れるのを祈りましょう。

2.
フュージョン型と当たった場合、メロエッタの存在がかなり厄介です。
可能なら手裏剣でメロエッタを倒しつつ、裏のゲノセクトを体力100にして100ダメカラミティ圏内にしましょう。お守りでの対策もできますが、ロストスイーパーが複数入っていることがほとんどなので過信しない方がいいです。

・パオジアン
サイド2を先に取れば勝ちです。特に言うことはないです。

注意する動き1.
つりざおを使って手裏剣を2回打ってくるパターンがあります。ミュウとイキリンコで4枚取りされるとまずいので、1回目を当てられたらお守りを付けましょう。

・インテウーラ
ダブルシューターを撃たれまくるとくるいえぐれなくなってしまうので、インテレオンを徹底して狙います。やられる前にやるの精神で2-2-2プランを通しましょう。
ミュウexのゲノムハックで連ウーの疾風突きをコピーしてワンパンすることもあるので意識しておくと思わぬリーサルを取れるかもです。

注意する動き1.
イキリンコとミュウをダブルシューター+キョダイレンゲキで倒されることです。お守りを付けて対策しましょう。崩れたスタジアムでイキリンコを退場させられると一番いいですね。

◯全対面で意識している事

1.
終盤〜ラストターンにかけての山作りです。
最近はサーナイトやロスギラ、リザードンなどの捲りを得意とするデッキが多いので、最終ターンに絶対勝てるように山を作ることを心がけ、ナンジャモなどの手札干渉を受けても問題ないようにしています。
最終ターンの1ターン前に山の中を確認、手札と照らし合わせて最終ターンに必要なカードのみを残していきます。いらないカードはハイパーボールなどでガンガン捨て、ポケストップまで使い限界まで絞ります。
盤面、手札、山、全てで勝てるようにできるのが理想ですが、どれか2つ満たせていればほぼ勝てます。
ターボ系のデッキやサーフゴーなどの山を掘りまくれるデッキはとにかく山作りを意識しましょう。

2.
エネルギーの貼り方です。
オーリムやダークパッチがあるとはいえ、有限です。また、どこまで行ってもカードゲームですから毎度トラッシュにエネが必要分落ちているとは限りませんし、加速カードも都合よく引けるとも限りません。特にそう言う場合は毎ターン必ず手張りするように心がけましょう。
そのために器4枚とペパーを採用しているのです。巣穴リスタートしてでも手張りしないといけない時もあるかもしれません。攻めましょう。攻撃することが命のデッキです。

◯最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。拙い文章ですみません。
次環境からはプライムキャッチャーが追加されるのでポケモンキャッチャーと両採用できるのが今から楽しみでたまりません。
ではこの辺で失礼します、ありがとうございました。

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