<チーム力の低迷の危機。復活劇シリーズ③>数字に想いをのせる
「この目標を達成したらどんなことが起こるのか?」
「この指標で何を伝えたいのか?」
「この推移から次にどんな世界を描くのか?」
事業に対しては、目標達成が絶対の指標。
しかし、
○チームを牽引しようとした時に語るべきこと
”その数字で実現する世界観”
”この目標を達成したい時に起こること”
ビジョンmtgで、まず最初に語ったこと。
業績の推移を見せながら、
・対マーケットに対してどんなことをしているのか
・伸び率から見た時にどんなことが起こっている考えられるのか?
・他組織と比較した時に、何を期待されているのか?
見せているグラフは無機質かもしれないけれど、
その1件、1万は、懸命にビジネスをしているお客様の数。
お客様の期待に応えようと日々頑張っているメンバーの結果の証。
何もしなくて生まれたものでは決してない。
○この結果から我々はこれから何をしていくのか。
数字から未来を読んでいく。今後、我々のチームとして実現したいこと。
次の目標、今後事業から降りてくるだろう目標数字で
我々が挑戦することを語る。
この問いかけが起こしたこと。
○目標数字が「自分ごと」になる
目標数字は、私たちがやりたいことの1つの達成水準。
もちろん競合もいる
徹底的に話し合ったことは
私たちがやることの「価値」
当時、実現したかったことは
”名古屋の街に、おケイコで毎日をカラフルにする”
そのために、圧倒的なマーケットシェアが欲しかった
カラフルになるためには、豊富なジャンルも必要だった。
数字に想いを込めると
その先に我々が実現したい世界があり
それをお客様と共有した時に、大きな変化が生まれる。
部下にやる気がなかったのではない。
やる気になる声かけができていなかった。
○結果を出すマネジャーはみんなやっていた
その後、事業の企画部門に異動になり、
全国の拠点組織を見るようになった時
結果を出し続けるマネジャーはみんなやっていた。
数字にストーリーがある。
そのストーリーをメンバーが自分ごととして受け入れ
日々の仕事の中で、自分の言葉として話している
そんなメンバーはどんどん表彰され
彼らの言葉はいつも「自分ごと」
そして、やっぱりイキイキと仕事をしている。
そんな組織、人材を増やすためのサポートがやっぱりしたい。
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最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
「自分ごと化」戦略パートナー
吉澤佳栄