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<チーム力の低迷の危機。 復活劇のスタートラインに立つのに必要だったこと>

「佳栄さんが作りたいチームは、こんなチームなのですか?」

名古屋のチームリーダーになり1年。
メンバー総入れ替えの中、業績はそこまで悪くなかったが、
私もメンバーも疲弊していたのは事実。

でも、仕事だから仕方がない。
営業経験がないメンバーがいる中で、
できることは必死にやっていた。

私、この時胃炎にもなっていた(苦笑)

そんな中、
半年に1回のフィードバックで東京にいる上司に言われた言葉。

ただリーダーという役割を伝えられ、
特に何か教えれるわけでもなく、
・難しいお客様を多く担当する
・名古屋の業績責任を持つようになる
・メンバーの育成責任を持つようになる

営業3年目の時。
“私に強く求めていることは、営業をしっかりとすることなのでは?“

心の中で、呟いていた。

でも、
心はチクリとしていた。
悔し涙なのか、何の涙だったのかわからないけど、涙が溢れ出した。

『私はこんなチームを作るためにリーダーになったのか?』
『“このチームに来て良かった“そう思ってもらいたい』

でも、どうしたらいいのかわからない。

営業の合間に、本屋に立ち寄り
チーム作りに役立ちそうな本を数冊購入し、週末にひたすら読んだ。

「覚悟が足りなかった」

営業としてお客様のお役に立つという覚悟はあった

お客様の最良のパートナーとして、
何に困っていて、本当はどうなりたいのか?
そのためにどんなことを行っていたら良いのかを共に考え抜く。

しかし、

メンバーのために、私は何をしていたのか?
彼らが何に困っていて、本当はどうなりたいのか?
そのためにどんなサポートをしたらいいのか、私は真剣に考えていたのか?

していない・・・。

◆その時に決めたこと

お客様の前にいる時は
『お客様の最良のパートナーでいる』
会社に戻ったら
『メンバーの最良のパートナーでいる』

2つの人格を持つ。

◆新しい覚悟を決めたら、起こったこと

自然とメンバーの様子に目がいくようになった。

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すると、
“あんなことしたら、もっとうまくいくかな“
“こんなツールがあったら、状況が可視化しやすいかな“

ドンドンとやったら良さそうなアイディアが湧いてくる。

隙間時間で試してみると、それまでなかった反応がある。
すると、新しいアイディアがメンバーからも出てくる。

もっと彼らのことが知りたくなる。
大変だったと思うけど、めちゃめちゃ楽しかった。

まずは、メンバーと向き合う「覚悟を持つ」

これが、
チーム低迷からの脱出劇の始まりに必要だったとは。

これに気づいたは、ずっと後になって
コーチングを学んだ際に知った「部下育成の8つステップ」

そっか!だからあの後チームは復活劇を遂げたんだ!
衝撃でした(笑)

「覚悟を持つ」

きっかけは簡単なことですが、
明確に持つことが大事なんだろうな、と。
そして、この覚悟はスタートラインだ!と今は思うのです。

この後にやった次の一歩は「ビジョンmtg」

このことについては、また届けます。
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最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

「自分ごと化」戦略パートナー
 吉澤佳栄