吉田輝和
一般人のおっさんがなぜ色んな漫画にモブとして登場するようになったのか
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一般人のおっさんがなぜ色んな漫画にモブとして登場するようになったのか

吉田輝和

『惰性67パーセント』『からかい上手の高木さん』『ちおちゃんの通学路』『吸血鬼すぐ死ぬ』といった数多くの漫画にモブとして登場する坊主(たまにモヒカン)に髭面メガネの中年男性、吉田輝和……

「なんで漫画に登場するようになったのか」「そもそも吉田輝和ってなんなんだ」とよく聞かれるのだが、自分でもなんかわからなくなってきているので、少しまとめようと思う。

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吉田輝和が登場した作品コーナー。一歩間違えば「自分が漫画のキャラクターとして登場している」と思い込んでいる頭のおかしい人に見えるだろう。

◆吉田輝和ってなんなんだ

吉田輝和とは、長年趣味で絵を描いているだけの一般人だ。よく言われるが漫画家や編集者といった出版業界の人間ではない。

20年ほど前、今のようにSNSが無かったであろう時代。当時高校生だった僕は趣味で絵日記サイトを運営しており、その頃から老け顔の自画像を描いていた。

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絵日記と合わせて「巨大な食べ物を作って食べる」コンテンツもあった。

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この20年間で描いたおっさんの絵はおそらく1万枚以上。おっさん以外描いてこなかったし、絵の勉強も全くしていないのでおっさん以外描けない。可愛い女の子は描けない。物や背景も描けない。完全におっさんオンリー。

ただその「おっさんだけを20年描き続けている」狂いっぷりが受けたのか、いつしか絵のお仕事もいただくようになった。
「吉田輝和ってなんなんだ」と聞かれれば「趣味で20年間おっさんの絵のみを描き続けてきた一般人のおっさん」なのだ。



◆最初に吉田輝和を漫画に登場させたのは

で、なぜこんなにも大勢の漫画家さんが一般人のおっさんを作中に登場させるのか……僕もいまいち理由がよくわからない。だが一番最初に吉田輝和を作中に出した人はわかっている。

現在ウルトラジャンプで『惰性67パーセント』を連載中の紙魚丸さん。彼が全ての始まりだ。

元々紙魚丸さんとはツイッターで相互フォローだったが、リアルで一緒に遊んだり、オンラインゲームを一緒にプレイしたり、そういう交流は一切なかった。数年間でツイッターで5回くらいやり取りしただけだったと思う。


ある日、紙魚丸さんから「銃刀法不法所持で捕まる人役で吉田輝和って使っていーい?」と聞かれる。おそらくモブの顔に困っていたのだろう。
もちろん「いいですよ」と快諾。

そんな経緯があり、漫画家でもなんでもない吉田輝和が漫画雑誌に登場したのである。

惰性67パーセント:紙魚丸(ウルトラジャンプ連載中)
美術系の大学に通う、女子大学生・吉澤みなみ。彼女の住む部屋には、毎日友達が入り浸って…!?リア充ってほどではないけれど、ソコソコ楽しい日常が、惰性でダラダラ続いていく。ちょっとエッチで小難しい、女子大学生お部屋コメディ、始まるよ。


◆広めたのは……

その後、『惰性67パーセント』に吉田輝和がモブとして登場しているのを知った『ちおちゃんの通学路』の川崎直孝さんや、『からかい上手の高木さん』の山本崇一朗さんが作品内に吉田輝和を登場させる。

もちろんこのお二方とも全く交流はなかったし、僕が漫画のファンであること以上のつながりもなかった。
この頃から「吉田輝和を作品内に出していいか」と聞かれることもなく、僕も知らない間に漫画内に登場していた。半分フリー素材みたいなものである。

ちおちゃんの通学路:川崎 直孝(コミックフラッパー連載)
「普通に学校へ到着する」のはもはや奇跡! 道路工事に暴走族、突然の尿意まで、大小さまざまなトラブルが“中の下”な女子高生・三谷裳ちおに襲いかかる! 波瀾万丈のエクストリーム登校コメディ


で、なぜこんなに色んな漫画に登場しているかというと、川崎直孝さんが漫画家仲間に「漫画界のイースターエッグ的存在の人がおるで!」と勧めてくださっていたようで、そこから次第に広がっていったと思われる。
紙魚丸さんが産みの親だとすると、川崎さんが育ての親だ。

その後、僕は当然として川崎さんも交流がないであろう漫画家の作品にも次々登場していく。

吸血鬼すぐ死ぬ: 盆ノ木至(週刊少年チャンピオン連載)
行方不明の子供を助けるため、真祖にして無敵の吸血鬼・ドラルクの城にやってきた吸血鬼ハンター・ロナルド! だがドラルクの正体は、凄まじい頻度で死んで塵と化す史上最弱のザコ吸血鬼で!?

どうしてここまで大きく広がったのかは僕にもわからない。
「何年もおっさんの絵しか描いてない変なおっさんがいるぞ!」と面白がられたのと、なんかまあおっさんの顔がモブキャラに使いやすかったとかそんなんだと思う。

ちなみに、こういう内輪ネタ的なものが嫌いな人が居るかもしれないけど大丈夫。登場する前も後も、漫画家さんと仲良くなったり交流が深まったりする事はほぼないので、僕は内輪には入っていない。外……!

これまでに吉田輝和が登場した作品をこちらにまとめてます。


◆半フリー素材!使用は大体ご自由にどうぞ

自分の作品に吉田輝和を出したい方がいらっしゃれば、商業・同人、漫画や小説、ゲームでもアニメでもなんでもどうぞ。許可も報告も不要です。でも描いたら教えてもらえると嬉しいです。

「フリー素材なのか?」とよく聞かれますが「フリー素材です!」と言い切ってしまうと何かしらの弊害がありそうなので、フリー素材ではありません。でもまあ大体フリー素材みたいなもんと認識していただいて大丈夫です。半フリー素材です。

「こういう使い方したいんだけど大丈夫かな……」と気になる方がいらっしゃれば、ツイッターに記載しているメールアドレス、もしくはDMに送ってください。

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普通の長さにしてたり、坊主にしてたり、モヒカンにしてたり、色んな髪型にしてます。お好きな髪型でどうぞ。

ファンタジー作品には、よくメガネを外した状態で登場しています。
髪型や頬のコケ、無精髭、目や額のシワがあれば、メガネが無くても僕っぽくなります。

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吉田輝和を作中に登場させることによって何かしらのプラスが生まれるかもしれませんが、「なんだこのウザいおっさんは!」と読者に思われるマイナスの要素も出てくるかもしれません。

そうなった場合、僕には責任は取れないので自分から「出してくれ」「出たい」など言うことは絶対にありません。あくまで自己責任でお願いします。


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吉田輝和
仕事と趣味でおっさんの絵を描いてるおっさん。 漫画やアニメに吉田輝和が登場したまとめやゲーム絵日記なんかを書いてます。現在絵や文章の仕事募集しております