吉田たちの生誕2023
2023年11月13日なんばグランド花月『吉田たちの生誕』が終わりました、結構前に。4年ぶり7度目のNGK単独本当に最高でした。ゲストの皆様のおかげさまで満席で演らせて頂きました。今やりたい事を全て詰め込みました。というか詰め込み過ぎました。会場に足を運んで頂いた方、配信で観て頂いた方、改めてありがとうございました。おかげさまで配信も延長しまして皆様には本当に感謝しかありません。その配信も11月20日に終了致しまして11月23日にマネージャーからお客様アンケートが送られて来ましてそれらの全てに目を通して本当に単独の何もかもが終わったなぁ、という感じであります。アンケートを読み終わって本当にやって良かったなぁ、と心から思いました。もちろん反省点もたくさんありますし、お客様のマイナスなお声もありました。マイナスなお声というのは主に公演時間に関する事でした。何を言っても全て言い訳になってしまうのですが興味のある方だけ是非読んでください。
まず僕たちの集客力が芳しくない故ゲストの方をたくさんお呼びする事になった。そして僕みたいな者が何を偉そうに、という話なのですがやはりゲストで出て頂く以上は皆様どこかで見せ場を作らなければという思いゆえユニット漫才、ユニットコント、SPコメディーの台本自体が少し長くなってしまった。そして更に僕たちのゲストの方たちのアドリブ量の見積もりが甘過ぎた。もちろんナメてたみたいな悪い意味で捉えてる人はいないとは思うのですが本当に想像以上過ぎたんです。初耳だらけです。
更にお忙しいゲストの方のスケジュールに合わせるワケですから稽古も中々出来ません。大まかな台本は9月の中旬辺りにはユニット漫才もユニットコントもSPコメディーも出来ておりましたがユニット漫才はせいやがNGK出番の時の出番合間に2回、ユニットコントはアインシュタインさん抜きで1回と前日の夜中と当日の夕方、SPコメディーも全員が揃ったのは当日だけです。そしてこれまた運が悪い事に開催が月曜日だった事でNGK本公演の新喜劇との兼ね合いでリハーサルが直前1回しか出来なかった事です。ホンマに直前の17時45分からです。もちろんゆうへいと喋って時間を測ったり、今回出演してもらって作家としても入ってもらってるザ・プラン9爆ノ介にも手伝ってもらって3人で測ったりしてました。
じゃあ後はどこを削るか?となった時に吉田たちの漫才しかないワケです。しかし『第58回上方漫才大賞奨励賞受賞記念』と冠にしてる以上それは、、、しかも1番大事にしてる部分やしな、、という感じであの公演時間になってしまった次第です。それでももちろん想定はしてました。90分の内僕らの漫才が5本で35分、ユニット漫才10分、ユニットコント10分、SPコメディーで25分、VTR20分と行った具合です。嘘やろ?と思われるでしょうがホンマです。本当に甘かったです。これはもう申し訳ありませんでした、としか言いようがないです。来年も開催出来るのであれば良い所は良い所でもっと伸ばし、全てのお客様のお声に応えれるワケではないですがこういうところは極力無くさねばなりません。何より自分たちの力だけで集客出来るようにしなければなりません。そしてゲストの方は全員シークレットこれが1番の理想ですね。会場で、配信で観て頂いた方あのゲストの方々が全員シークレットだったと思ったらめちゃくちゃワクワクしないですか?そうなれるようにするのが我々の2024年の宿題であります。
そして今回NGK単独を開催するに当たって背中を押してくださったのはザ・ぼんちまさと師匠とメッセンジャーの黒田さんのお言葉であります。僕はとてもお世話になっているザ・ぼんちのまさと師匠から奨励賞のお祝いをして頂いた時「M−1のしんどい期間あってやっと奨励賞獲れて嬉しいと思うけど今緩めるな。」というお言葉を頂いたからです。そして黒田さんからはゆうへいが黒田さんにご飯に連れて行ってもらった時「奨励賞を獲った今やからこそNGKで単独してアピールしといたら?」という様なお言葉を頂いたと聞いたからです。そのお2人のお言葉がなかったら今回のNGK単独は「どうせお客さん入らんしな、、、。」で絶対やってなかったと思います。あと、もう賞レースが無い芸歴になって次いつNGK単独が出来るのか?と考えた時にもう一生出来ないかも。と凄い不安になったので思い切ってやらせてもらいました。
とはいえやはり1番の不安は集客でした。僕はM−1で結果が全く出無さ過ぎて、お恥ずかしい話2019年ぐらいから奨励賞を頂くまで本当に良くないメンタルでございまして、ネタがオモロいから喋りたいな〜という後輩がいても「ずっと準々決勝止まりの先輩に話しかけられても迷惑やろな」とか「ずっと準々決勝止まりの先輩にオモロいって言われるって逆に不安にさせへんかな?」みたいな事を本当にずっと思ってました。東京に行った仲良しの後輩が大阪の劇場で「あっ!こうへいさん、おはようございます。」と挨拶してくれても「あっ!て何?まだ辞めてなかったんや、のあっ!って事かな?」とか思ってました。でも今回奨励賞を頂いた時にとにかく先輩後輩からの反響が大きくてそれはもう芸人人生でダントツの1番でそれがもう本当に嬉しくて嬉しくて。それでメンタルもめちゃくちゃ良くなりました。なので今回の生誕は頼れる人全てに頼りました。僕がまだ漫才を続けれてるのはゲストの方々のおかげでありましてそれを考えたら手売りも禁酒も全然出来ました。
裏話的な文字を打ち込みます。実は今回の単独はアキナさんにもお願いしてたのですがスケジュールNGで出演してもらう事が出来ませんでした。もし出て頂いてたら山名さんはユニットコントの女性チームの稲田さんにやってもらった役でトキさん山名さんそして男性チームにはゆずるさんと、NSC26期兄さんたちとコントを演らせてもらいたかったのです。秋山さんはコメディーの角歩役を演ってもらいたいなと思ってました。あとそもそもコメディーの案ですが、確かコロナ前ぐらいのNGK本公演で僕たちが部活のネタをして袖にハケてきた時次の出番の山名さんが「俺合唱部入りたいわ〜。」と言ってくださり、秋山さんが「俺は茶道部かな〜。」と言ってくださったのを僕が「コントに出来る!」とコントなんて全くしないのになぜかその時に思ったのを今回単独をやるにあたって急に思い出したからです。だからアキナさんには是非とも出て頂きたかったのです。最初の仲良し3人組の僕、河野、爆ノ介の所も1番最初の構想では僕、山名さん、今井らいぱちでした。その3人なら最初の手のマメがとか肘を痛めたとかのくだりを言ってもお客さんに「野球部の話だ。」と信じ込ませやすいし合掌部とタネ明かしした後もなんとなく坊主でお坊さんっぽいから合掌部のイメージとも合う!と勝手に思ってました。他にもコメディーの監督役に黒田さんでは無くまさと師匠で出て頂けないかな?という案もありました。監督役はまさと師匠以外にもザ・プラン9久馬さん案もありました。久馬さんが出てくれると仮定した場合、同じプラン9の爆ノ介にだけやたら優しいとか最後僕が憧れた先輩石田さんが昔本当に追っかけをされていたのが2丁目劇場時代の久馬さんなのでそこの繋がりも出来るな〜とかも会議では上がりました。他にもからし蓮根青空が最後のシーンで出て来る時伊織もいて戸愚呂兄弟みたいな感じにするとか部員が8000人居ますから最初の練習もシーンもNSCからエキストラ100人ぐらい呼んで基礎の合掌をするつもりでした。今思えばですが軟式サッカー部もVTRで登場させてトキさん、ゆずるさんに僕らがいつもサッカーしてる堺のJーGreenまで行ってもらってちゃんとユニホーム着てゴムボールを蹴ってもらったりとかもしたかったです。そんなスケジュールないやろけど。
こうやって文字を打ち込んでるだけで楽しくてやっぱり来年も絶対やりたいとなりますね。その為には日々の集客が非常に大事でありまして今回来て頂いた方は
12月10日(日)20:15〜『SIX AND THE MORINOMIYA CITY 最終回』森ノ宮よしもと漫才劇場
12月26日(火)20:15〜『Do you know’MANZAI’!?』森ノ宮よしもと漫才劇場
12月28日(木)20:45〜『たち噺〜60分漫才〜』ZAZA pockets
12月30日(土)19:30〜『吉田たちのカラダにやさしいライブ』マンゲキ
に、是非来てください!置きチケ出来ます!本当に本当に本当にお待ちしております!
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