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Toko Toko でやりたいこと。

クリエイティブな街に

「クリエイティブな30代に選ばれる街になる」熱海の街をリノベーションして再生させた市来さんの言葉です。空き店舗をリノベーションしてカフェをオープンし地元の交流の場にすることで、地元の意欲のある人々が集まり始めいつの間にかこのエリアに出店したいという人がシャッター街の空き店舗で事業を始めたそうです。もちろんその途中経過にはたくさんの課題があったに違いありませんが、日々その課題と向き合うことでクリアになっていったんだと僕は思っています。

 そんな市来さんと新潟でお会いできる機会があり、少しだけお話しをさせていただきました。一番僕は気になっていたのは、クリエイティブな人という言葉の定義でした。以前一般社団法人boot、※1)西会津国際芸術村の矢部さんに同じ質問した時は「問題を創造的に発見し、選択可能な未来を増やせる、走りながら考えられる人材」と答えて頂き、非常に頭の中がスッキリしたのを覚えています。僕が思っているクリエイティブな人や街っていうのは、誰もが思うお洒落でデザイン性の高いものではなくて(もちろんデザイン性も重要)、新しいことに挑戦しようとしているコトが非常に大切だと思っています。※1)http://nishiaizu-artvillage.com/

まずはやってみる。

僕たちが20代の頃よりリスクなく挑戦できる環境にあると思うので、失敗を恐れずに行動してから、進みながら課題を克服していくという点ではすごく共感しました。

一方で市来さんもクリエイティブな人とは必ずしもデザイナーやアーティストだけを意味しているわけではなく「自ら仕事や暮らしをつくっていく人」と仰っていました。

つまり仕事や暮らしも現代に合わせてリノベーションしなければいけない時代になってきているという事です。僕も奇しくも熱海のカフェと同じように燕市吉田で交流の場としてToko Tokoを始めました。2019年4月25日にオープンしてから同じように地元の意欲のある方が集まって来ています。果たして同じ結果になるかはわからないですが、この地域の若者たちの挑戦を応援しつつ僕も前に進もうと思っています。

 「志は高く、一歩目は低く」

お問い合わせ

HASUNUMA DESIGN FACTORY 蓮沼建築設計事務所/連絡先:0256-77-8652/080-1063-4735(蓮沼) info@h-d-f-171001.com

蓮沼 知大 / Tomohiro Hasunuma Hasunuma Design Factory 蓮沼建築設計事務所 代表 http://www.h-d-f-171001.com/ /Toko Toko 店主 /ヨシダリノベーションプロジェクト 代表 / 空き店舗をリノベーションして「人と町を繋げるカフェ」Toko Tokoを中心に活動中。




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