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七転八倒のポテンシャル

大学入試センター試験が近づいている。受験生の皆さんは、さぞ死ぬほど勉強している頃だろう。世間のクリスマスムードや、年末年始も純粋に楽しめないストレスフルでナーバスな心持ちだと思う。部屋の壁に八つ当たりなどしていないですか? 僕はしましたよ(恥)。

君たちは「古文や漢文なんて、将来使うのか」と疑うでしょう。「数学Ⅲの難問を解く状況なんて、存在するのか」と疑うでしょう。唯一「英語ぐらいは、役に立つだろう」と譲歩するでしょう。しかしやっぱり、古文や漢文、数学Ⅲの知識なんて、受験から月日が流れたここ10年間で一度も使ったためしはないし、英語に関しては文法で固められた学習英語とネイティブは違う、と一喝されてしまう始末。

当時の「問い」に対して、これが「正解」で、これが現実。それでも、犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなり、受験生は過去問を解くのです。


受験は根試し

捉え方は人次第だけど、受験は社会に出る前の根気と集中力の基礎トレみたいなもんでしょう。「数学を学ぶ前の算数」のような「算数を学ぶ前の数字の読み書き」のような。

だって、学生時代は、いざ受験勉強だ!って頑張って、大学時代は、さぁ就職活動だ!ってまた頑張って、社会人になったら、成果や対価や家族を守るために頑張り続けなきゃならんのですから。

といってもそんなことを冷静に、且つ遠い視野で見れるワケでもないし、当時は人生の経験値も浅いから、ただ目の前の家の壁を殴るのですけど(恥)。



まとめ

七転八倒……激しい苦痛などで、ひどく苦しみ転げまわること。
七転八起……幾度失敗をしても、あきらめずに立ち上がること。

日本語って、似て非なるモノが数多くあるけど、紙一重でポジティブになるこの言葉が結構好きだったりする。受験生の皆さん、あとひと踏ん張りですが頑張ってください。


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