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深夜1時の孤独

先日、深夜ラジオで「孤独」について論議がなされていた。深夜ラジオなんて大概一人で聞くものだから、ターゲティングとしては適切だけど、孤独なリスナーに向けた「徹底した孤独論」は、気分が落ちた人もいたんじゃなかろうか、なぁおい。僕は落ちたぞ。


存在する「2つの孤独」

「孤独」は大きく2つに分類されるんだとか。

一つ目は「物理的孤独」。

空間に対し、物理的に個が少ない場合に感じる孤独。


二つ目は「相対的孤独」。

物理的には密集した空間で、他者と比較した際に感じる孤独。精神的孤独。

ちなみに、孤独の度合いとしては後者の方が重く、イジメを受けて引き籠る、といったケースは「相対的孤独から物理的孤独へのエスケープ」なんだとか。



……。



いやフレーズかっこいいわ

相対的孤独から物理的孤独へのエスケープ」て。

番組の軸としては、徹底した孤独への哲学的なアプローチによる洗練された論議なのだけど、後半からリスナーも異変に気づいたと思う。(こいつら、自分のフレーズに酔ってんな)と。(フレーズ大会になってるねっか)と。

深夜1時。ついには「マクロ的な観点で言うと~、」とか言い出したので、いつもより強めにラジオを切った。


まとめ

ビジネスモデルとして、「適切なターゲット選定の重要性」を改めて感じた。僕も1時間程度ラジオの前から離れられなかったし、たぶん聴取率も良かったのでは、と勝手に思っている。最後に、本当にどうでもよいけど、今年のクリスマスの「相対的孤独」が今から怖いから誰か助けて欲しい。


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