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閏日の決断
There is more to life than increasing its speed./速度を上げるばかりが、人生ではない。- Mahatma Gandhi (ガンジー)-
ガンジー様は、このようにおっしゃっているが、職場環境が目まぐるしく変化したここ数日間の話をする。
…… 9日前:2/20(土)
弊社幹部陣が札幌本社に緊急召集され、全体会議がなされる。
…… 4日前:2/25(木)
各支店に決定事項の落としがなされる。内容は「業務縮小に伴う支店の撤退」及び「札幌本社への転勤、もしくは退職命令」。
弊社のみの内的問題ではなく、親会社からのトップダウンよる外的な決定事項のため、子会社はどーすることもできない。激震が走る。
※返答期日は2/29(月)までの4日間。
…… 3日前:2/26(金)
退社の意思を表明。
…… 本日:2/29(月)
わずか4日間の出来事である。退社。
実にあっけない。
いや、言ってる場合じゃない。
※休息=求職でも可だったな。いや、言ってる場合じゃないYO!
あまりのスピードに、落ち着いてクライアント様へのご挨拶もままならず、社内での引継業務にてんてこ舞いな状況である。
ちなみに「退職」のみならず「支店の撤退(カスタマーサポート部は残留)」の旨も併せて伝え(しっかり伝えたい)た上でご挨拶がしたい、と相談をしたのだけど、そこはまだ社内で揉んでいる状況。
トップダウンに対する決断スピードは早いが、ボトムダウンに対するスピードは相変わらずな企業あるあるである。
つまり、ここに記載する理由がそれである。
(最速で物事を自由に公言できるのがSNSのウリでしょう?)
結論、決定事項は以下。
・新規での営業活動は一切行わない。
・支店は最少人員4名(カスタマーサポート陣)を残して撤退。
・クライアント様のアフターフォローに重点を置く体制にシフト。
「僕でなくても商品をご購入していただいたクライアント様」はともかく、これまで「貴方だから、とお付き合いいただいたクライアント様」には、とにかく心が苦しい。自身の求職もあり、ゆっくりと個別訪問はできず、お手紙などでのご挨拶になるかと思いますが、ご了承いただければ幸いです。
今日は、4年に一度しかない閏日らしい。そんな、おぼろげな日に退社することに対し、なんとも不思議な感情をいただいている。
明日からは月が替わって3月1日になるわけだが、まずは、割引価格で映画でも観てこようかと思っている。求職はそのあとだ。
ラッパーにはなれそうもないことがわかった。
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