卒業文集:高校生編


 高校一年生の春、僕が決意したのは、自分に負けないということでした。ラグビー部に入りました。が、僕は外で運動するよりもパソコンの前に座っている方が好きな人間です。周りからも多趣味と言われる僕は、色んなことがやりたくて、時間が欲しくて、半強制的に時間を取られる部活動は辞め たくて仕方がありませんでした。しかし、ラグビーが嫌いなわけではありません。ただ、限られた時間を趣味に使いたかったのです。自分のスキルを強めたかったのです。では、なぜ僕はラグビー部を辞めなかったのか。それは、ラグビー部には人間としての成長があると思ったからです。中学生の時、立派な先輩の背中を見てラグビー部なら自身を磨けると思いました。今では最後まで続けて良かったと思っています。ラグビー以外の諸活動で放課後の部活の時間にラグビーを抜ける事が多かった僕を信じ信頼してくださった監督藤井先生には感謝の気持ちでいっぱいです。また、ラグビーの時間を共に過ご した十一人の同期、仲間には尊敬の念と感謝の気持ちを送りたいと思います。 また、映像班では「REVIVAL WHITEMAN」を作製しました。四月から約七ヶ月間、総勢六十名の協力を経て完成することができました。僕にとって全て動画制作の原点になる最高の思い出です。そして、この動画を作成する為に休日登校やクラブの合間を縫って参加してくれたメンバー、時間を費やしてくださった田口先生本当にありがとうございました。僕にとって高校三年間は夢のような時間、あっという間の時間で、多くの人に支えてもらいました。特に、父と母には感謝しかありません。本当にありがとうございます。
 最後に、もしこの文集を自分が見返した時の自分のために記しておきたいと思います。人を幸せに出来ていますか。ぶっ飛んだ奴になっていますか。 アフリカへは行っていますか。今を楽しんでいますか。初心を忘れないように!

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