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我思う、ゆえに我あり

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。m(_ _)m
2020年、いよいよ長かった学生生活が終わり、新しいステージが始まりますね。
私は1月初旬に卒論を出し終わったので、山口から広島に完全移動して、今は残り少ない実家暮らしを謳歌しています。
2020年最初の挑戦は、今までずっと旅館バイトをしてきたんですが実家の近くに旅館はないんで、家の目の前のコンビニで2ヶ月間だけアルバイトをさせてもらえることになったことです(笑)
…と思ったら、みんなのnoteに「コンビニのレジ打ちは今後なくなる仕事」って書いてあって(゚∀゚;)笑

ということで今月のnoteのテーマ
AI時代で人である自分が活躍するために
を通して自分が疑問に思ったことや働くということの価値観を書いていきます。

▷AI時代で起こること

AI(Artificial Intelligence) とは何か? AI の仕組みとは?
AI とは1950年代に考えられた造語で、「人間の知的行動を模倣する機械の能力」という定義が未だに使われています。
AI が面白いのは機械が人間の能力を模倣するだけでなく、それを凌駕する可能性を示していることです。
それによって繰り返し中心の作業をコンピューターに任せ、さらには人間以上に安全かつ効率的な仕事をコンピューターが担うことを実現していきます。

現在以上に、ものすごい便利な世の中になっていくということですね✨
繰り返しの作業は勿論のこと、逆に複雑すぎて人間には困難な仕事さえも機械にデータを送り込めば、高いパフォーマンスを発揮して仕事をしてくれるということです。

今後、AI やロボット向きの仕事から少しずつ「人間→ロボット」の置き換えが進むと予想されています。
しかし、世界のすべての国でこの動きが起こるとはいえないと思います。
これにより、人口の多い国、例えばアメリカ合衆国のような国ではものすごい数の失業者が増えてしまう可能性があるため、国がこれをスピーディーに受け入れることはしないのではないかと思いました。
AI やロボットを受け入れる環境の違いは、そのまま国家の競争力を左右する可能性とも関連していると思います。

▷そもそもなんで働くの?

AI に仕事を奪われる。とか、AI にはできない仕事をとは。などがテーマ的に思い浮かべたんですが、そんなことを考えていたらもっと根本的なこと
20歳前後まで勉学したらそれからは労働」が「当たり前」な世の中自体が不思議に思っちゃいました。(これから自分も社会人1年生として働こうとしてるけど笑)

上のグラフは20代後半から40代後半までの社会人に取ったアンケートで
「あなたはなぜ仕事をしているのですか?」という質問の回答です。

第一位はやはりお金です。必要不可欠なので仕方ないともいえますが。
気になったのは、それ以外の回答ほぼすべてが50%すらも割っていることです。人生のほとんどの時間を仕事に当てるのに...
このグラフから、私は働くこと自体に疑問を持ちました。⇩⇩

働いてお金を稼いで生活する」という概念があまりにも当たり前になっていて、あまりそこに疑問を持つ人はいないのかもしれませんが、私は「その概念がなくなった上でのAI との共存、もっと大きく見れば人生観が変わるのではないか」と感じました。
もし本当にAI によって労働生産性が今より何倍にも上がり、国の経済力が豊かになったとき、人が働かなくても国からの支援(例えば毎月のそこそこ高額の定額給付金など)によって最低限の生活が送れるようになるのであれば、人はもっと人生の多くの時間を自分の人生の目的や生き甲斐に投資することができるんじゃないのかなぁ~っていう妄想が浮かびました。
その目的や生き甲斐のためにある程度のお金が必要な人や最低限の生活では嫌という人だけお金を稼ぐために働けば働きたくない人は働かなくても良いし、働くとしても週5フルタイムが基本という形は崩れると思います。生活が保障されていれば人々の心に余裕が生まれ、荒んだ心の人が減りそうですし、お金にならなそうなことも堂々とやれるようになり、もっと個性が重視され、文化や芸術が興隆しそうだなと思いました。

もしすべての人がお金のために働かなくても生活していける状況になったら、いよいよ本当に「「働く」って何だろう?」と思うと思います。それに付随して「お金って何だろう?」「人生って何だろう?」「人間って何だろう?」という話にもなってくると思いました。
これについて次章で、自分の考えを書いていきます~。

▷生きる≠働く

前章で自分の夢物語を思ったまま書きましたが、
現実に戻って、テーマである「AI時代で人である自分が活躍するために」に沿って考えていきます。

生きていくためにお金は必要不可欠です。お金を稼ぐために仕事も必要不可欠です。
でも、この「働く(仕事)=お金」では活躍することは難しいと思います。
REERACOEN社長の内藤さんもガイダンスでおっしゃっていましたが、お金のために働くんじゃなくて、誰かのため・社会のため・世界のために働くという気持ちを持つことが大切であり、その土台があって人は活躍できるのではないかと思いました。

「人間の究極の幸せは、人に愛されること、人に褒められること、人の役にたつこと、人から必要とされること。働くことによって、この4つの幸せを得ることができる。」
日本理化学工業(株)の大山会長

働くことがお金を稼ぐ手段にすぎない時、それはただの労働であり、働くことがお金を稼ぐ手段だけではない時、働くことそのものの中に喜びや生き甲斐や自分の人生の目的を込められるとき、それは仕事になるのではないかと考えます。

ただ受け身でやらされているだけの労働を越えて、そこに何かを見いだすことができるようになるか、そこに大きな隔たりがありそうです。それを乗り越えることができるかどうか。そこに、「働く意味」を見出せるかどうかのポイントがあり、それを見出した人こそがAI が何だろうが、これからの時代で何年も活躍することができると僕は信じています。

「あなたにとって仕事とは何ですか?」

そう質問された時に、はっきりと自分の答えを持つこと 共有できること を身に着けなければなりません。頑張ります。
働く意味が、お金を稼ぐ手段であると同時に、働くことでしか味わうことのできない人生の充実感を味わうためのものであるようにしていきたいです。

テーマよりも少しかけ離れましたが、今回のテーマを通して自分が新たに考えることができた内容だったのでご了承ください。。。

みんなと仕事をするの楽しみです!

池田 良生(いけだ よしたか)