小学生と思えない

 先日妻が、お客さんからいただいたと娘が書いたという作文のコピーを持って帰ってきた。そのお客さんは、何年も前からよく来ていただく方でこの作文で賞を取ったという。妻に持ってきたには別の理由があります。
 その娘さんは小6で私もよく知ってる公園の片隅に新しくできた児童館で、友達と漫画の本を読んでいたところ、知っている小3のサッカー少年がサッカーをしようと誘ってきた。小3は2人、こちらは5人で試合をしたところ、サッカー少年二人にコテンパンにやられた。
 はじめは、年も違う、人数も違うで勝負にならないと思っていたのに、逆に勝負をさせてもらえなかったという。「明日もしようぜ」のことばで次の日は、誘いをいまかと待つことになったという。
 むすびでは、「本気」が一番楽しいことに気付いたという。

 ここに原文を載せられないのが惜しいのですが、どう考えても小6の作文と思えない素晴らしいものでした。その情景が目に浮かぶのと使われている言葉が子供のものと思えない。何度も何度も読み返してしまいました。
 ところで妻のところへ届けてくれた理由というのは娘の自慢ではなく、サッカー少年が、私たちの孫だったのでそれに気づいて持ってきてくれたという。

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