小規模事業者持続化補助金事務局のお粗末さ

小規模事業者(従業員数が5名以下や20名以下、個人事業主も対象)向け持続化給付金が12月10日が今年度最後の第5回公募です。コロナ型として補助額が50万円から100万円と増額され、途中から「事業再開枠」として消毒やマスク費用で更に50万円という大判振る舞い。　しかし、申請件数が予想よりはるかに増えたらしく、承認作業が大混乱。　電話はほとんどかかりません。しかし、ひどいのは遅い、電話がかからないだけではかったです。

先週、9月に「事業再開枠」申請と共に経費変更の承認申請を送ったところ、3か月も経って「中止申請承認通知書」が届きました。「中止」ですよ。そんなことを申請した覚えがありません。　電話が通じないのでメールで問合せをしたところ、昨日速達が届き(やればできるのか？)、「変更申請承認通知書」と間違ったとお詫びと共に「事業再開枠」申請の不備を何件も指摘した修正・再提出の依頼でした。　こんなミスを起こすとは、件数が多いだけではなく、そもそものマニュアル、規則、方法が酷く、そして組織がうまく機能していないのではないかと思います。　おそらくですが、こんなやり方でITシステムやコールセンターの外注先に何百億円も費やしているのでしょう。当該行政機関は本来の政策の趣旨や緊急性を全く忘れ、国民に対して不信感と絶望感を与えることが、国(政府)のブランド価値を損なっていることに気づかないのでしょうか？

また、先週から「事業再開枠」不備の通知が２～3か月も遅れて届き始めました。ばかばかしい例

・うがい薬は公募要領に記載が無いからNG(へぇ～)　うがいは感染防止にならないという意味か？

・消毒費用は何の消毒か内容の詳細が必要。(冗談だろ？)　コロナウイルスの消毒ではないと疑っているのか？　アルコール成分、容量、ジェルタイプなどか？

・清掃費用には、手袋、洗浄剤、漂白剤、ゴミ袋は、単価X数量を記載必要(めんど！)　ゴミ袋20枚入り100円だったら、単価5円X20枚とする意なのか？

・「自分と家族の体調管理のために非接触型体温計」は、家族の為は対象外だからNG(家庭内感染無視かよ！)一個買っても家族には使わせてはいかないのかも？

・「カメラ付インターホン」は個数X単価の記載がないからNG(1個にきまってるやろ！)

お粗末を通り越してばかばかしくなってきました。

持続化補助金についての5月頃のブログ