見出し画像

ファミマ子ども食堂

ファミマの子ども食堂が立ち上がり、それが一気に全国2000店ということで波紋を呼んでいます。
「ファミマこども食堂」を全国で展開

しかし子ども食堂を運営している一人として、この流れは仕方ないとも感じています。

貧困解決!で広がったはずの子ども食堂も今ではSNSで「盛り上がったよ!」「100人来たよ!」なんて書くことが運営者の喜びになっています。

当初は「子どもの貧困なんとかしたい!」で始めた子ども食堂も、個人情報保護の観点から行政から貧困家庭情報などを教えてもらえることもなく運営者もそうした家庭や児童を探し出すことに苦労している。

その挙句に目指す方向が変わってきてしまった。
一応「地域コミュニティを盛り上げて繋がりを強固にすることで貧困をなくしていける」
という雰囲気を醸し出しているが、正直実際にそうなっているかの自信はない。

こんな曖昧な中で盛り上がることだけに気を向けていたら、そりゃファミマだって「場所があって時々イベントすればいい」となる。

今回の件、子ども食堂運営者は歓迎するでもなく非難するでもなくこの事実を受け止め、子ども食堂の向かうべき方向をもう一度見直してはと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?