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マカオのハニートラップセカンドインパクト4

いきなりだけど、
以前書いたティンサムと言うのが調べたらわかった!

ディンサム。

Dim Sum.

小皿で出す点心の事をアメリカではディンサムというみたいだ。

グラリスのポーカールームはポーカースターズというアメリカのオンラインポーカーサイトが運営していた関係でディンサムという言葉が使われていたみたいだ。

いやーGoogle先生凄いなぁ。

15年前の疑問が解決した。


では本題スタート!


今回の遠征は一応最低目標の稼ぎ金額を考えて来た。

オンラインで100ハンド打つと10BBは勝っていた。

この数字は何十万ハンドも打った結果なのでほぼ間違い無いだろう。

10BBのBBとはビックブラインドの略。

テキサスホールデムポーカーの強制参加費をビックブラインドという。

1週する事に1回払わなければいけない強制参加費。

レートが350-700円なら100ハンド打ったら7000円稼げる。

だから目標を1日200ハンド、日給で14000円を最低目標にしていた

30日で42万円。

これを元に、美味しいお客さんがいたらもう少し長時間打ったり、レートを上げたりで上乗せしていこうと言う計画だった。

上手く行けば100万円稼ぐ事をたくらんでいたりした。

これは稼いだ額を軍資金にドンドン組み込んで行ければ可能な数字だったがもろくも崩れ去った。

またハニートラップの魅力に負けてしまったからだ。

まあ週に一回遊ぶくらいなら大勢に影響はない。

リスザル回遊魚は12000円位なので月に5万円も有れば足りるしね。

息抜きは必要でしょう。


何とか自分を取り戻しせっせとポーカーで稼ぐ。


3日間勝って1日負ける位のペースだった。

ミドルショートスタック戦略は手堅く勝たせてくれた。

もちろんいつかは卒業しなければならない戦略だと言う事はわかっていた。

更に上を目指すには100BB以上のチップを持って稼げなければいけない。

でも今はこの戦略で実績と確信が欲しい思いだった。


そして日を追うごとに手応えを感じていた。

が、

またしても俺のトーマスが暴走し出した。


フレッシュジュースを買いに行ってまた前回の美女に出会ってしまった。


「あなたの事好きだから500香港ドルで良いわよ?」

そんなこと言われたら行くでしょ?

菜々緒だよ?

藤原紀香だよ?

7000円だよ?

いや行くでしょ!


お互いに気心が知れて来て居心地が良くなって来たようだ。

その日から毎日彼女と遊んだ。

一緒に食事をしたりもした。

彼女はリスザルホテルは高級ホテルなので宿泊費がかなりかかるとぼやいていた。

俺は稼いだ半分以上を彼女に使っていた。

残りで俺の経費も出さないといけない。

飛行機代、日本のマンションの家賃や携帯代やら保険代やら。

払う事は出来るが成長や発展が無い。

ラットレースだ。

おんなじ所をグルグル。

とてもでは無いがこのままでは駄目になる。

わかっちゃいるけどやめられない。

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