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マカオのハニートラップ 5

3日目にして初めて30万円負けた。


最後に捲られる。

強い役が出来て勝負したら相手がさらに強い役。


これが重なるともうどうしようもない。

ライブキャッシュゲームは回数が少ない。

1時間で20から30ハンド、
10時間休憩しながらでだいたい250ハンド配られる。

オンラインだと1時間で4面打ちで250ハンド。

8面打ちで6時間で3000ハンド。

圧倒的にゲームの試行回数が違う。

だから不運が重なってもその日の内に
挽回出来る事が多い。

それでも週に2回は負ける日が有る。

だがライブゲームだとそうも行かない。

結果が出なくて気持ちがやられて
普段しないプレーをしてさらに傷口を広げる。

この辺の事は想定していた。

チップのお買い上げ4回分が負けた場合
その日はやめる事にしていた。

なので俺は全てを受け入れて、
メンタルの安定を図るため、
リオンサウナに行く事にした。

今回も別のモデルを選ぶ。

しかしクソ可愛い子ばっかりだな。

俺は初めて別の子をさらに選んで遊んだ。

おかわり。

メンタルの安定の為。

これもポーカー修行に必要な経費だ。

そう自分に言い訳していた。

翌日気分を変えて別のカジノに行ってみた。

ウイナーカジノ。

高級感漂うカジノだ。

凄くいい匂いがする。

ここのポーカールームも賑わっていた。

ここは最低レートが高めに設定されている。

25-50HD
50-100HD
100-200HD

日本円に置き換えてざっくり

370-750円
750-1500円
1500-3000円

と言ったレートになる。

俺は1500円のレートに座る。

直ぐに座れたからだ。

俺は15万円分のチップを購入。

この辺りのレートだと上手い人だらけだ。

けど下手な人も数人いるし、お魚さんもいる。

参加ハンドを絞って攻める時はグイグイ行く。

タイトアグレッシブ。

このスタイルは当時最も良いプレーと言われていた
プレースタイルだ。

ここではあっという間にチップを3倍に増やした。

30万円勝ち。

ここで俺は店を変える決断をする。

他の上手いプレーヤーが大量のチップを持っている。

ぶつかり合って大惨事を避ける為だ。

これがお魚さんが大量にチップを持っていた
場合は別だ。

タコ粘る。

しかし今回はお魚さんもチップが残り少ない状態だし、
昨日の負けを取り返した形だしキリがいい。


グランドリスザルカジノに戻れば
強制参加費の100倍分のチップで
スタート出来るからリスクも減る。

レートも750-1500円はちょっと高いと感じていたし、
370-750円が手頃で良い。


普通に手堅く打って3万円勝つ。


昨日の負けを取り返し、
初のウイナーカジノでのレートアップの勝利を祝って
リオンサウナに行く。


お祝い事は大事だから。

例のごとく中国人モデルを選ぶ。

ホテルに戻りすぐに眠りに落ちる。



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