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DAY 8. クスコ Part2

7:30  ホテルの朝食がついていたので、果物とハムとトーストで軽く。
庭が濡れていたが、空は晴れている模様。

貴重なクスコ散策に早速出かける。
昨日とは違ったルートで、如何にもローカルな道を選択し、セントラル・デ・サンペドロ市場を目指す。

メイン道路を外すと足元は相当悪い。メインは石畳が綺麗に敷かれているが、ローカルな道は、街並みに気を取られていると、足を挫くこと必至。
車の往来も、人々の車道の横断も、完全に無秩序。
秩序と世間体を重んじる日本人にとっては命懸け。(大袈裟では無い)

土曜日の朝。
小さな通りには、様々なテーマの露店が立つ。最初に見かけたのはペット市場。犬猫から、モルモット、鶏、ゲージの中で路端で2〜30メートルに渡り売られている。日本では明らかに、動物愛護団体に訴えられる。

さらに進むと、靴下のみ扱う露天商ストリート。
そして衣類ストリート。
露天商も、買い物客もカオスで、動けないほど。近年感じたことないエネルギッシなパワーを感じる。

目当ての市場の手前まで来ると、今までの露天を遥かに上回る規模の露店が姿を現した。

大量のフルーツ
野菜

地元の人は大量に買い込んでゆく

鶏肉のみならず4本足の動物もある。ペルーはモツを煮込んで好んで食べるらしい

露店を超えると、大きな体育館をいくつか合わせたような屋根の下に市場がある。そこにも野菜、果物、肉、他にも数々の飲食店、土産店が並ぶ。

飲食店も何十店舗も並ぶ

土産店に進んでいくと色とりどりの人形や衣類の側に、チョコレートやお菓子の脇に「コカの葉」が並んでいた。
高山病に効くらいい。お湯で煎じて飲んだり、直接クチャクチャ噛んだりすると効果があると聞いていたので購入してみた。
コカの葉一袋と、コカキャンディ1袋で8ソル(1ソル=約40円)
もちろん日本への持ち込み禁止。コカインの原料だが葉っぱ自体はに覚醒効果は全く無い気がする。

コカキャンディとコカの葉(パッケージには消化を助けるって書いてある)

高山病に気をつけながら、市場を後に、次を目指した。

抜けるような青空で、気温は10度そこそこなのに、日差しが眩しくてヒートテックとフリースでは暑い。日焼け止めクリームと帽子は必須であることを後悔した。

サングラスも必要なほどな眩しい

暑さしのぎとトイレを目的にカフェに入る。

ペルーのコーヒー ドリップでオーダーうまい

カフェでの出来事。
扉は常にオープンなのだが、明らかにお客でない腰の曲がった老人が、店内に入ってきた。お客にやおら手を差し出して、施しを乞うている。ほとんどの客はポケットから小銭を出し、渡している。小銭の持ち合わせのない客は断っている様子。カウンター越にも店の人に手を差し出しした。
店主はカウンタの奥にあった、おそらく売り物であろうバナナを2本渡した。
日本ではあり得ない情景。自分は小銭を持ち合わせていなかったので断った。

その後、帰り道、坂を下ったところに、老女が地べたに座り込んでいた。膝の前に缶が置いてあった。そこにポケットからコインを出して入れた。寂しげな目をしていた。

一旦部屋に戻る。
1週間が過ぎ、洗濯物が溜まる。
ホテルの角を曲がったところにクリーニング店があったのをチェック済み。
洗濯物を袋に詰めて、持ってゆく。
洗濯物を秤に乗せ、名前を聞かれる。
金額は20.97ソル  800円
18:30に出来上がるという。
下着もヒートテックも全て一まとめて依頼する方式。効率的。

追伸
市場でフルーツを絞った生ジュースを飲む。オーダーは、「オレンジ。リンゴ、マンゴー。」13ソル うまい。

店の前で飲んでいると、後から欧米系の紳士がジュースをオーダー。
アイルランドから来ているという。58歳。
自分は68歳と言うと若いと言ってくれた(笑)

明日レインボマウンテンに行くという。
自分も行きたいのだが、高山病と足腰に自信がないと言うと、ロバ(馬?)を使えばいいと勧めてくれた。迷っている。もし行くのであれば、今日明日中にオーダーしないと間に合わない。もしアイルランドの彼が、行った後に、強く勧めてくれるのなら迷わず行ったのだが…

明日まで保留にして口コミを調べることにする。


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