床に落ちてるポップコーン
今年のワーケーション始めで鹿児島に来ています。
去年も月一回くらいのワーケーションしてました。
会社員時代なら出張ということなんでしょうけど。だいたい地方で用事があるのは1、2件なので、それ以外の時間は、コワーキングスペースかホテル、カフェなどで仕事をするか、観光みたいなことをすることになります。
よって出張ではなく、フリーランスとしてはワーケーション。
ホテルでの滞留時間が長いこともあるので、そんな時はちょっとだけよいホテルに泊まったりもした。
その時に驚いたのが、デスクの下に落ちているポップコーン一粒の存在。ダーク系のカーペットの上にぽつんと一軒家。
たぶん視力0.5以上あれば、だれでも気づくレベルなんだと思う。
いや、こんなことってあるのかな?と目を疑った。それなりのホテルなのにこんなことが起きるものなのか。
逆に我も疑ってみたけど、1週間以上もポップコーンは食べてないので、入ったばかりの部屋に落としてはいないだろう、さすがに。
なぜ、ポップコーンが清掃した部屋に落ちているのか。
いろいろ考えた結果、ひとつの仮説が浮かんだ。
ぼくはだいたいチェックアウトが遅いことが多いので、その時によく清掃の人とすれ違う。思い返してみれば、清掃しいる人はほぼ100%海外の方。
片言の日本語で挨拶をしてくれるので間違いない。
文化の違いで、清掃の基準が違うのかもしれない。もしくは、言葉の問題で社員教育が徹底できていないのではないかと思った。(決して外国人のモラルや能力を疑ったりするものではありません。)
そしてまた次の瞬間には、いやいや日本人の従業員でもそんなことあるよね、と思い直した。
ではなぜなんだろう。
最終的にはもう一つの仮説にたどり着いた。
人手不足と、人の入れ替えの激しさ所以ではないでしょうか。
人手不足と効率化のため、1部屋あたりの清掃時間が短縮され、最終チェックがおざなりになり見落とすことになった。
人の入れ替えが激しいと、教育が追いつかないし経験値も貯まらない。そのため、従業員の中で工夫したり、伝承したりすることがなくなっていくのでしょう。
そう思うと、これまでの経営は品質を現場力に頼っていたと思います。これからはもっと仕組みで品質を担保していかなければならないのでしょうね。
なんか、ポップコーン1粒で1000文字近く書いてしまいましたが、思い返すと本当にあれは現実だったのか。本当にポップコーンだったのか、だんだん自信がなくなってきました。笑
今度からは気になったものは写真を撮っておくことにしよう。
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