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振り逃げ

ぼくは54になったいまでも草野球をしている。
今日もしてきました。1番セカンドで4打数1安打、1得点。すみません、どうでもいい話ですね。笑

草野球やってますって自己紹介でいうんですが、そうするとだいたい、
経験者ですか?とか
いつまでやってましたか?とか
帰ってくることが多いです。
やっぱり日本の場合は部活が前提なんですよね。それも疑問だけど、今日の話題はそこではないです。笑

ぼくは、小学校1年のときにジャイアンツの変なキャラ(よく覚えてないけど、あれはなんだったんだろうか)が入った、安っぽいグローブ(うちの親はとにかくケチだった。笑)を買ってもらって以来、ずっと野球に親しんできてる。けども、部活に入ったことがない。


調べたらありました。こんなやつでした。
わが家はアンチ巨人の家系だったのに、
こんなキャラ入りを買ったということは、
きっと安物グローブだったに違いない。笑

坊主にするとか、先輩のいびりとか、そんなのが嫌だったので、中学からずっと草野球専門でした。

まぁ、それはいいのだけど。
野球人生において、部活のコーチも先輩もいなかったので、ぼくの野球の先生は水島新司のマンガでした。

ドカベン、あぶさん、野球狂の詩、一球さん、とかですね。

ぼくの常識を疑う姿勢は、恐らく水島新司マンガによって育まれたと言って良いだろう。
水島新司ワールドで、野球に関するあらゆる常識が覆されたんではないでしょうか。

野球狂の詩では、水原勇気が初の女性プロ選手になるエピソードは有名ですけど、その前には数々の非常識が。
ゴリラが代走とか。(そりゃ早いわ)
酒飲みながら投げるやつとか。
53歳で現役の岩田鉄五郎とか。(いつのまにか年齢超えてたわ)

まぁ数々の非常識なプレー戦術を披露してくれた。
ぼくはそこからいろいろ学び、実生活やビジネスでも、非常識な好プレーをずっと探求し続けてる。

そのように水島ワールドでは数多の非常識プレーが見られるのだけど、振り逃げに関することはなかったように思います。

これまた昭和時代の話で恐縮なんですが、ぼくが熱狂的な阪神タイガースファンだった頃、仲田幸司(通称:マイク)という左腕がいた。

大好きだったんですがノーコンで。
プロでそんな暴投するか?って球を投げるんですよね。

ある時、ツーストライクに追い込んでから、投げた球がバックネットに直撃したんです。バックネット直撃って、どういうことかわかりますか?

最近、日ハムの新拠点で話題になったので、ニュースで知った方もいるでしょう。プロ野球のバックネットまでの距離は18.288m以上という規定があります。マウンドからホームまでが18.44mなんで、ほぼ倍です。

そこに直撃って。笑

で、ぼくはその時に思ったんです。なんで、バッターはわざと空振りして、振り逃げを狙わなかったのかと。ぼくならやったのにな。笑

この是非は、マジバナすると、たぶん夜を徹して議論できるくらいのご馳走なんで(笑)ここでは疑問に留めておきます。

野球知らない人を置いてけぼりにした回になりました。ごめんなさい。

ついでのおまけ:水島マンガの印象的なシーン

岩田鉄五郎の引退試合。「これが最後や。今シーズンは」という大どんでん返しのセリフには痺れた。そんなんありなんや。笑

ドカベンだったか。
ホームのクロスプレーで、ランナー、捕手と審判が交錯して、予備のボールが散らばってしまう。とりあえず近くのボールでタッチ。果たして判定は。どれがインプレーのボールに認定されるんだ?(結果は忘れたw)

素人が監督するって話もよかった。プロ野球ファンの夢だよね。みんな観戦しながら、自分だったらどんなサイン出すか真剣に考えてるもんね。笑

あと、コンピュータ審判。ジャッジって何って考えさせられたな。

野球狂の詩、最高。

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